プロローグ
初心者が暇で書いた物です。
適当に読んで下さい。
とある、宇宙の、銀河内に有る、惑星。
惑星の住人は、人類に似ているが、もう人類とは呼べない。
生命誕生から、数十億年。精神的にも肉体的にも成熟している。
不死に近い存在になり、自ら子孫を残さないと決めた。
それぞれの、考えにより各銀河に散らばって行った。
今現在、この惑星に残った者は、数千人ほどだ。
随分前から、分かって居たが、後、数千年で、この惑星が属する銀河は
隣の銀河と衝突して、最後を迎える。最後と言うか終わりの始まりかも知れない。
銀河同士の衝突で生まれた物質が、新しい星の原料となるのだ。
残った住人の半数は、安全な他の銀河に移住する。
残った者は、この始まりの地で最後を共にする。
残った者の中で、1組の夫婦は、残りの時間を掛けて子孫を残す事にした。
残された数千年で、研究を繰り返して完成した。
究極の、夫婦の遺伝情報を載せて、超々距離移動が可能な宇宙船を送り出した。
その惑星は、住民と共に塵と化した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
地球、日本のとある、地方都市。
「まもなく当機は、着陸態勢に入ります。シートベルトの確認をお願いします」
しかし、この飛行機は、空港に着陸しなかった。
着陸予定の空港から、数キロ離れた農地に降りたのだ。
奇跡的に、乗員乗客に死者は出なかった。ただ1人の死者は、
不運な着陸コースになった、1軒家の住人だった。
仕事もしないで、昼間から、パソコンでネット小説を読んで居た。
60代の男性だった。
《面白い、素材が手に入ったヨ フフフッ》
お読みいただきありがとうございました。