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アン・ワールド  作者: メア☆ミ
2/11

入学式


「入学式」



入学式が終わりHRが終わる。

今日は登校初日ということもあって

今日はこれで終わりだ。

とりあえず俺はHRの時貰った紙を

頼りに寮へと足を運ぶ。

まわりでは部活の勧誘やらで

ワイワイなんだか盛り上がっている。

俺は部活なんてさらさらやる気もなく

その場を立ち去った。

だがまだ寮に帰るには、

はやい引越しの片付けやらあるが

たいして物も持ってきてないので

そんなに早く帰ってやることもない。

俺は学園内をうろうろすることにした。

この街1番の進学校というのもあり

校内はかなり手が込まれていて

かなり敷地が広い。

とりあえず俺はあまり人がいない所を

ただひたすら歩いて回った。

そしてある場所についた

そこには桜の木が一本たっていた

ついみとれてしまう。

その時不意に声をかけられた。


「へぇ珍しい、お客さんがまぎれてるわ」


俺は声のする方に振り返る


「珍しいとは?」


「貴方はどっち?」


普通の人なら「は?なんだし」と

なるどろうが俺はなんとなく

察した。


「どっちだとおもう?」


「そう言うふうに

言い返すと言うことは

貴方こっち側の人間?」


「それは想像におまかせだ」


「ここはね普通は

入れないようになってるの

貴方はこんな都市伝説知ってる?」


「幻想の桜の木」


「この学校にある

都市伝説よまあ学園の七不思議の

ひとつかしら?

まあしるよしもないわよね

今日転入してきたのだから」


「幻想の桜の木

それはどんな願いも叶うと言われてる

幻の桜。

ある病気もちのこの学園に通う

女の子がいた。

とても重い病気で

手術成功確率2%まわりの誰もが

無理だと悟った。

そして手術が行われた。

結果は「成功」とのこと

そして手術が終わり面会可能

になったとき彼女は言った。

この手術の前の日学校で

大きな桜の木を見たと。」


「そしてこの学校にその

話が出来たということ

まあこの桜がそうだと思うんだけど。

普通はここには誰も入って来れない

これは私の創り出した世界だから。

でもたまにほんとにごく稀に

入ってこれちゃうの。

一般の人でもね。

でもこの桜そんな力はないわよ?

これはただ私が好きだから創ってるだけ。

その手術たまたま成功しただけよ。」


彼女はそういいひとりでに喋っていた。


「私の能力ポピュレイションワールド

気が付いたらこの能力を手にしていた。

貴方はなに?

一般人では

ないわよね?きっと

まあ一般人だったとしたら

今私が話した内容の記憶を消して

この世界から追い出しちゃうけどね

この世界ではなんでもできる

私の思うがままに」


「俺は……。」


俺はつい言葉を失ってしまった

そりゃそうだ。

俺と同じかもしれない奴が

今目の前にいるのだから。

俺も能力者だきっと……。

だが今まで1度もそんな奴には

会ったこともない。

だからこそ戸惑ってる。

もしこいつが「嘘」をついてたら、


「どうしたの?

話とまっちゃったけど?

俺は?なに」


「まだ確信はないお前が

「嘘」をついてるかもしれない

他にも何かしてくれたら

俺はお前を信じて話そう」


「そ、それでためらってたのね

いいわ、私も最初に自分と

同じ人を見つけた時そうだったもの」


彼女はそう言い目をつぶって

ぼそぼそっと何かを言った。

するとそこにあった

大きな桜の木の花が見事になくなった。


「は、はは」


俺は思わず一歩引いた。


「これでどう?」


そりゃそうだ。

目の前でこんなことされて。

もう確信みたいなものじゃないか。


「そうだな、

わかった話そう俺のことを」


俺はそういい彼女の方を向いた。

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