No.0 プロローグ
初投稿が駄作になる気がして怖い...どうも作者のはかたです。
色々残念な所があるかとは思いますが、最後まで読んで頂けるとうれしいです。
僕は死のうと考えていた。
いつからそう考えるようになったのだろう、もう憶えていない。
だが理由ははっきりしている。
僕は昔から、自分が何のために生きているのか分からない。小さい頃から運動が苦手で、勉強もたいして出来ない、なんの取り柄も無い自分に何の意味があるのだろう。
その上学校では運動が出来ないだけでいじめを受け、先生に相談したら「何も出来ないお前が悪い」と言われる始末だ。
こんな人生、もう嫌だ。
「...気分が落ちたな...」
ゲームで気を紛らわす事にした。PCに電源を入れ、適当に机の中のゲームカセットをガサガサと漁る。
僕の唯一の長所と言えばゲームだった。ランキングで全国一位になった事も何度かある。
ちなみに好きなゲームはバ○オハザードとかス○ブラとk...すみません自重しまーす。
暫く漁っていると、何かが古いゲームカセットの下敷きになっているのを見つけた。どかしてみるか。
「あれ?」
そこには、買った覚えも貰った覚えもないゲームカセットがあった。
もう一回やれば思い出すかな。にしても見たこともないゲームだな...
妙に思いつつ、パッケージを開けてみる。
...やっぱり思い出せない。カセットには"転生物語"というロゴだけ。説明書も付いていない。無くしたのか?ゲーム好きの俺が。いやいやまさか、ありえない。
どこのだ?と会社名もさがしてみたがそれも見当たらなかった。いくらなんでも変なんじゃ...?
「このままでは埒があかないな...」
とりあえず起動してみる事にした。パッケージからソフトを取り出し、PCに入れる。
しばらくするとデスクトップに、"NOW LOADING"の文字が浮かび上がった。とりあえずちゃんと動くみたいだな。ホッと胸をなで下ろす。
数秒後、次の表示がでてきた。随分とロードが早いな...どれどれ?
"この世から消える準備が出来ましたら、OKボタンを押してください。"
僕は、その場で固まってしまった。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
これからもドンドン投稿していくので応援よろしくお願いします。
アドバイス、感想等も待ってます!