表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/20

夕暮れ

 それから長い時間が経った。感覚としては、半日近くの時間が経った気がする。夢の中の時間とは、得てして、分かりにくいものだけれど。

 そしてその間、僕の中にあったモラルは、奪われ、撲殺された。僕は手当たり次第、男も女も平等に犯し、最後に一万を手渡した。暴力をもって接してくる者には容赦無くダイナマイトを浴びせ、確実に殺した。僕は自分だと思えない程好戦的になり、変態になった。


 ただひたすら、坂を下り続ける。夕暮れ時の太陽がやけに目に染みて、涙が一粒流れた。その瞬間、僕は夢から覚めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ