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部屋

 家に着く。僕は父と母と三人で暮らしている。雑種の犬、ラオもだ。

「ただいま」

 一階のリビングに向かって声をかけたが、返事がなかった。そのまま二階に上がり、自分の部屋に入っていった。

 ビールを飲みながら、ネットをいじる。そのうち目が痛くなってきたので、パソコンをシャットダウンし、部屋の明かりも消し、眼鏡を外して布団に入って横になる。それでもiPhoneは、真っ暗な中でもいじり続ける。上向きでいじっていたら、途中でiPhoneを顔面に落としてしまい、とても痛かった。それよりも、なんだか驚いてしまった。


 天井を見つめる。僕の眼鏡をしていない視力でも、なんとか見つめられるようだ。

 ふと夏の匂い? のようなものがしたとき、夢の中の女の子のことを思い出した。あの子に僕は今まで会ったことがあるんだろうか。それとも僕の頭が作り出した全くの想像上の人物なのだろうか。分からない。それにしても、なぜ僕はあの女の子のことがそんなに気になるのだろう。

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