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不思議な体験

作者: ルンルン55

守護霊様

私が、中学生の頃のの出来事です。

私の故郷は、眼下に清流が流れ、夏にはよくその川で子供たちが水遊びをするのどかな田舎です。

ある日、その川で宿題の写生をしていた時ことでした。ふと見上げた土手の上から不良グループらしき少年たちが、こちらに向かってかけ降りてくるのが見えました。危険を感じて、急いで逃げようと考えましたが、民家のある場所までは、もう間に合わない状態でした。見渡しても誰もいません。絶体絶命のピンチ、思わず心の中で{神様助けて」と叫んでいました。すると頭の上から、「動かないで」という言葉が聞こえました。その言葉通りに、又写生を続けました。やがて、少年たちは、私を取り囲みました。そのうちのリーダーらしき少年が「何やってるの?」と聞いてきたので、下を向いたまま「写生」と一言つぶやきました。一時の沈黙の後、「いくぞ」とその少年がいい、みんな、もと来た土手のほうに走り去りました。

後で考えると大変危機的状況だったと思うのですが、たぶん私の守護霊様か、見上げた先にあった鎮守の森の神様が助けてくれたのだと今も信じています。


インフルエンザ

ある冬のこと、家族がインフルエンザを職場からもらってきて、病院に行った次の日早速もらってしまい、熱は出るわ、のどは、かつて経験したことのない痛さで、苦しんでいて病院にいこうにも、家族は仕事で出かけた後で、一人で寝ていたときのことです。”ピンポ^ン”と、インターホンが鳴りました。何とかモニターをみてみると、友達がたっていました。「今風邪ひいちゃってるから」というと、「病院まで車で連れて行ってあげる」と言われ、お言葉に甘えてお願いしてしまいました。おかげさまで良く効く薬をいただき、症状は驚くほど改善しその後まもなく回復することができましたが、あのタイミングはまさに、シンクロニシティと言わざるを得ません。


めまい

ある寒い冬の日のことでした。

犬の散歩にでて、お隣のおじさんと、近くの橋のたもとで、たわいもない話をしていた時のこと、何気なく空を見上げた時、いきなりぐるぐると空が回り始めました。「まずい!」最近時々めまいがすることがあり、それが、こんな時に起きてしまった。いち度始まると、たっていることもできず、動くだけで吐き気がして、自分でもどうしようもない状態になってしまいます。異変を感じたおじさんが「だいじょうぶ?1と言ってくれるのですが「大丈夫じゃない」と答えるしかない状態なんです。橋のたもとに蹲っていると、通りすがりの子供が、怪訝な顔をして通り過ぎていきます。おじさんは「救急車を呼ぶか?」と言ってくれましたが、犬の散歩の途中で、保険証も治療費とかも持ち合わせておらず、「いえ、いいです」と答えると、困り果てたおじさんは、奥さんを呼んできてくれました。厚かましいことですが、奥さんの肩を借りて、なんとか家にたどりつき、お礼もそこそこに、トイレに駆け込みました。何も胃袋にないのに嘔吐がとまらず、頭を1ミリうごかすだけでも、嘔吐してしまう状態で、汚い話ですが、便器に顔を突っ込んだまま身動きできずにいた時のことです。

「ガチャッ」玄関があき、いつもこんな時間に帰ってきたことのない家族が帰ってきたのです。地獄に仏

とはこのこと、寒さに震えて動けないと伝え、毛布を持ってきてもらい、何とかその体制で耐え続け、夜中に少し治まったので、部屋にはってもどり、横になることができました。朝になってやっと動けるようになったのですが、本当に困っているときにタイミングよく誰かがあらわれるんです。多分守護霊様だと信じています。


パソコン教室

私がパートで仕事をしていたころでした。

正社員さんは、勤務時間でも、パソコン教室とかに行って、いろいろスキルを身に着けて仕事に役立てることができていました。やってる仕事は同じなのに、レベルアップの機会がないのが、何とも悲しいと思っていました。その会社も何かの事情で辞めてハローワークに行った時のことでした。いろいろパンフレットのようなものがところどころに貼ってあるのですが、ぼんやり前をみていると、自分の目の前にパソコン教室の募集の張り紙があったのです。ドキッとしました。やりたい!でも自分なんかもう無理だろうと思って一旦はあきらめて、駅に向かって歩き出しました。駅が近づいてきてもうじきつくというところで、「やっぱりやりたい」と思って急いで引き返し申し込みました。その時に教えてもらったスキルがその後の仕事にも大いに役立ち、今も、インターネットを利用することができて、楽しく便利に生活することができています。

あの時の目の前の張り紙が、「パソコン教室いきたかったんだろ、おいで!」って言ってくれてたようにいまでも思っています。


幽体離脱

あるとき鏡を見ていました。

なんか不思議な感覚に気が付き、なにがおかしいのかと考えてみると、鏡に映っている自分を見ているのが今の自分だときたつきました。鏡に映っているのは、確かに自分なのに、その中に自分がいない感覚、すぐ隣で見ている感じでした。あれ?どうしよう!と覆っているうちに、そのうちに元の自分に戻って、鏡の中に映っている自分に戻っていました。

後は何事もなく、いつものような日常に戻れました。

あれがもしかして幽体離脱なのかな?と思った出来事でした。


悟り

ある日、犬を連れて公園の近くを散歩していた時のことです。

はた目には、犬を連れてのんびり散歩しているように見えたかもしれませんが、そのころは、人生の答えってなんなんだろうと、日々悩み、答えを探してもがき苦しんでいたころでした。

三叉路のところで、ぼんやり西の空を眺めていた時、”何もかも大丈夫なんだ”という感覚、”何も心配することなんかない、何でもやりたいことを楽しんでやっていい”というか”そんな許可さえもだれに求める必要もなく、”それが当たり前”という安ど感に包まれた。そうだったのか、とその感覚に浸っていると、それは、数分でまた元に戻ってしまいました。

でも今でも忘れられません。あの感覚が多分悟り?

あの感覚を求めて、瞑想、ヨガ、写経、ありとあらゆるものにチャレンジしていますが、あれから、あの感覚を味わえたことはいちどもありません。






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