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錬金


 アーク・マオニーが『レクチャー』をしにあらわれた。


『魔王様♪ 【赤魔女ナナベール】が魔王軍幹部に加わったことで【錬金】のコマンドが使えるようになりました♪ これからは『赤魔女の部屋』にて【錬金】を行ってくださいね♪』


 そうなのだ。


 私が【赤魔女ナナベール】を仲間にしたかった理由がコレ。


『【錬金】では『武器の強化』や『マジックアイテムの精製』が行えます♪ 必要な物は【レシピ】と【掛け合わせる道具】だけ♪ 簡単ですねー♪ それじゃあ早速【錬金】しちゃいましょう! ね? 魔王様♪』


 うざい。


【錬金】するタイミングくらい自分で決めさせろや。



――――――――――――――――――――――――――

 【錬金】をする場合、チュートリアルを実行します。

 【錬金】しますか?


   はい

 ◇ いいえ

――――――――――――――――――――――――――



『ええー!? 【錬金】しないんですか!? 魔王様ってばーっ!』


 ええい、うざい!


 するよ! するする!


 その前にアイテムを確認させろい!


 赤魔女獲得にたくさんマジックアイテムを消費したからね。【調達】も同時進行でやっていかないと。


◇◇◇


 ともあれ。


 無事【赤魔女ナナベール】を仲間に入れたことだし、そろそろシナリオを進めよっかな。


 今度の戦いの舞台――第一章第二ステージのバトルフィールドは【商業都市ゼッペ】だ。ここに【偵知】を出そう。


 コマンド操作して、地図上の【商業都市ゼッペ】の光点にカーソルを合わせて決定ボタンを押す。すると、本来なら偵知に送るキャラを選ぶ選択画面が発生するところを、再びアーク・マオニーの立ち絵があらわれた。


『大変♪ 大変♪ 魔王様、大変だよーっ♪』


 ええい、今度は何よ!?


 イレギュラーばっかり起きてんじゃないっての!


『緊急ミッションだよ♪ 魔王様♪』


「緊急ミッション?」


 そのイベント自体は知ってる。


『魔王降臨』のゲームでは、地名を調べたり仲間のステータスを確認しただけで問答無用で発生する【緊急ミッション】なるものが存在する。


 それらイベントはゲーム内のどこに潜んでいて、何がトリガーになるかわからない。隠れミニゲームみたいなものだね。そして、一度発生したら【行わない】という選択肢はない。強制的に参加させられるのだ。


 問題は、前に一度クリアしたときは、第一章のこのタイミングで【緊急ミッション】が発生した覚えがないってこと。【商業都市ゼッペ】に【偵知】を出すのは物語上避けては通れないので、【緊急ミッション】があれば絶対に覚えている。


 ということはつまり――お兄ちゃんが仕掛けてきたってことだ!


 確実に罠。


 しかも、【緊急ミッション】。


 こっちに拒否権はない。


「まずいなあ……。まだ回復アイテムは十分じゃないってのに……」


 でも、やるしかない……!


 出撃ユニットを選択してください。――ユニット数は【2】


 幹部二人を投入して、いざ――【緊急ミッション】だ!



お読みいただきありがとうございます!

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