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選べない選択肢

はい、どうも!第3話です!ここでは、これからの方針が見えるかもしれない大切な話です。

まぁ、占い通り波乱なことが起きまくるんですが、

秀はどうやって切り抜けるんでしょう?

最後まで読んでくれたらうれしいです!


午前の授業が終わり、秀は、急いで屋上に向かった


「あぁ〜くっそ〜なんでこうならなければならないんだ!」


自分のせいだと思いたくない気持ちと、誰も恨めない気持ちで心に呟きながら階段を駆け上がる。

屋上に繋がる扉を開くと、眩い光が秀を向かい入れる。

(あぁ、俺の気持ちもこんなに眩かったらなぁ…)


しかしあの2人がいる限り、こんな晴れた気持ちになることはないだろう。

屋上に来たが、まだあの2人は来ていなかった。

少し急いできたので、屋上にあるベンチで座って待つことにした。

ベンチに座りながらこの後のことを考えながら座ろうとすると、


「あ、青山君!待たせちゃったかな?」


まず最初に来たのは歌音のほうだった。


「いや、今来たところだよ。」


と、普通に本当のことを返した。


「あら、そうだったの?じゃあ秋川さんが来る前にさっそくはじめ…」

「いや、そんなことは出来ない、秋川さんが来るまで待ってるんだ。」

「えぇ〜そんな〜いいじゃない〜」

「いや、ダメだ、俺が2人の話を聞くっていたんだ、2人が揃うまで話は聞かないよ。」

「青山君がそこまで言うならぁ…」


少し歌音がそこまでしょんぼりしたところで、美色がやって来た。


「ごめん、遅れた。ちょっと陸上のミーティングが入っちゃって…待った?」


息を切らせながら、美色は言う。


「いや、大丈夫。俺もほんの今さっき来たところだから。」

「そう、ならよかった。」


と、遅れた美色を悪く思わせないようにそう言ったが、


「あら、秋川さん、青山君を待たせるなんてこと、よく出来ましたね。」


うわ〜マジかよと思いながらフォローを秀は入れようとするが、


「櫻木さん、今秋川さん言ってた…」

「しょうがないじゃない!陸上のミーティングで遅れちゃったんだよ!ミーティングには、出なきゃいけないでしょ?ウチは試合が近いんだから!」

「そんなもの、だれかに聞いてもらってあとで教えてもらうってことができるじゃない?」

「う、うぅ、それは…」

「こんな大事な用が昼あるのに、陸上を取るなんて、あなた、本当は青山君のこと好きじゃないんじゃないかしら?青山君を奪って何をする気?」

「ウ、ウチは本当に青山のことが好きなんだもん。好きで好きでしょうがないんだもん…」


と美色が泣き出してしまった。これはいけないと思い、秀は


「櫻木さん、今のは言い過ぎだと思う。櫻木さんが、俺のことを思ってくれてることはよく分かる。でも、今の櫻木さんが言った言葉は、俺はとても傷ついたな。」


すると、歌音は、慌てて


「ち、違うの!青山君、私はそんなつもりで言ったんじゃ…」


と、歌音は動揺を隠せない様子でその場を歩き回っていた。


「分かればいいんだ、じゃあまず秋川さんに謝って。」

「わ、分かったわよ。あ、秋川さん、その何かひどいこと言ってごめんなさいね。」

「うん、別にウチ気にしてないから大丈夫。」


と、一件落着に片付いたと思い、秀は、2人の話を聞くというのを忘れ、屋上を去ろうとするが、


「あ、青山君?なんで戻っちゃうんですか?話を聞いてくれるんじゃなかったんですか?」

「なんで戻るのよ、青山」

「あ、ごめん、完全に忘れてた!ごめんごめん。」


本当に忘れていた秀は慌てて2人の元へ戻り、


「で、何の話だったけ?」


と、完全に朝のことを完全に忘れてしまっていた。


「何の話じゃないわよ。昨日の返事まだもらってないから、今日聞こうとしたのよ。」

「青山、忘れるなんてひどい。」

「あ、そうだったね、ごめんごめん。で、そのことなんだけど…」


秀は、2人と、もうこんな波乱なことはしたくないと、言いたいが、自分も2人のことを気になってしまっているため、なかなか言い出せず、もじもじしていると、


「青山君、言いたいことがあるならはっきり言って。」

「青山が思ってることを正直に聞きたい。」


と2人が聞いてきた。もうこれははっきりいうしかないと思い、秀は、


「あんまり俺と関わって欲しくないんだ。2人の気持ちはとっても嬉しい。でも、まだ俺には早いと思うから。」


とはっきり言った。

すると2人は、同時に暗くなり2人はぶつぶつと独り言をしはじめた。


「あ、青山君に振られた…どうしよう、どうしよう、どうしよう…」

「青山ともう話せないの?どうしよう、どうしよう、もうダメなのかな…?」


2人のそんな独り言を聞いて心がいたんだ秀は、


「2人とも、俺はまだ早いって言っただけだから…ね?もしかしたら、俺の気持ちが変わるかも…しれないよ?」


と2人に聞こえるようにぼそっと言った。

すると2人は、いきなり目を輝かせて、


「そうだったのね!そうよね!私が振られるわけがないじゃない!落ち込んでたのがバカみたい!」

「よかった、青山にもう話せないと思ってた。よかった、よかった…」


と2人ではしゃいでいた。秀は、もうこれでいっかと思うが、やっぱりめんどくさくなるかなと2つの気持ちを交えながら2人の光景を見ていた。


「じゃあこれからは、青山君に、アプローチしまくって、青山君を私に振り向かせればいいのね?そういう事よね?」

「う、うん、そ、そういう事…かな?」

「ウチも青山にいろんなことしてウチのものにすればいいんだよね。」

「あぁ、もうそれでいいよ!」


半分投げやりな気持ちでそう言った。でも、この2人ならいっかと思う秀がいた。


「じゃあ約束のお弁当早く食べましょ!はい、あ〜ん。」

「青山、ウチのやつもは、はいあ〜ん。」

「おい、ちょっと待て、いきなり2つも入るわけないだろ〜!」


と言ったが、無理やり押し込まれてしまった。

これから、2人の無理難題な毎日がはじまるのであった。と、秀の頭の中で考えるだけでめんどくさいんだろんなと思うも、なんだか楽しみにしている秀がいた。

秀は結局2人のことを断ることができなかったですね!これからはどんどん、人物も増やしていって、なおかつ、秀と、歌音、美色の波乱学校生活描いていきたいと思います!

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