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朝の星座占いが…

どうも!第2話書いてみました!

話の内容をどうしようかなって思いながら考えてかきました!

今回は学園の中の話、朝から、大波乱が秀の身に起きる!

「青山君、絶対にあなたを私のものにしてみせるからね!」

「青山、覚悟してなさいよ!」


帰り道、2人のその言葉で頭がいっぱいだった。


(何でこうなってしまったんだろう…?やっぱり断るべきだったかなぁ…でもなぁ…)


断るべきだと思う秀だったが、2人のことが気になってしょうがない秀はそれが出来なかった。

そんなことを考えていると、家の前までついていた。


「はぁ、ただいま」


誰もいない家に向かってそういう。

秀の父と母は今海外転勤でイタリアにおり、秀1人が家で過ごしている毎日だった。

秀は何もしてないと、2人のことを思い出してしまうので、勉強をはじめようとする、しかし、


「あぁ〜くっそ〜」


なぜだか2人のことが気になってしょうがない秀は、勉強をやめ、


「さっさと寝るか」


秀は冷蔵庫の中にあるもので簡単なものを作り、夕食を済まし、それから風呂には長めにつかり、ベットに入った。


「明日からどうなるんだろう…」


そんな気持ちを抱きながら睡眠についた。


-翌朝、まだ2人のことで頭がいっぱいで、睡眠をとった気がしない朝だった。

いつもの習慣のように、トースターでパンを焼き、テレビをつけ正座占いを見ると、


「今日のさそり座は12位!さそり座のあなたは、今日の学校で2人の女子と大波乱な1日になるでしょう。」


社会人のさそり座の男性だったらそんなこと起きないだろとツッコミ気味で心の中で呟いて、よくよくテレビを見ると、


「ん?さそり座?待てよ、さそり座って俺じゃねーかー!」


今日起きることを先に予想するかのようなテレビの占いに驚き停止してしまった。

と、時計を見ると、もう登校する時間が近づいていた。


「あ、やっべ」


すぐに支度して、走って学校に向かった。


あと5分で予鈴のチャイムがなる5分前に、クラスについた。


「ふぅ〜ギリギリセーフ!」


秀は運動もかなりできる方なので余裕そうな顔でそんなことを言っていた。


「よ!秀!お前がギリギリなんて珍しいな。何かあったか?」


席の後ろから鈴也がそう言ってきた。


「いや〜今日の朝の星座占い見てたらさ〜遅れちゃってさ〜」

「おいおい、そんなことかよ〜わはは!そういや、今日さそり座最下位だったな。それが何か関係あるのか?」

「いや〜それがさ〜」

「お〜い席つけ〜出席取るぞ〜」


秀は、鈴也に言いかけたことを言わなくてよかったと今頃思い、先生に感謝の眼差しを送った。

先生が出席確認を終え、教室から立ち去ると、いきなり横から美色が、


「ねぇ、青山、昨日のことなんだけど、ウチの事どう思ってるの?」


とっさの質問にうろたえる秀


「え?えぇ、ど、どうって…秋川さんは、運動も出来てしかも可愛いから…」

「ねぇ、青山君、昨日のことなんだけど、私のことどう思ってるの?」


逆サイドからいきなり歌音が訊ねてきた。


「うわっ!櫻木さん?俺、今秋川さんと話してたんだけど…」

「あら?そうだったの?ごめんなさいね〜秋川さん」

「ウチ、青山と真剣に話してたんだけど」

「へぇ〜、てっきり私には横でじっと秋川さんが見つめているだけだと思ったから〜」

「は?どういうこと?ウチそんなキモいことしないけど。」


2人の間には、火花が散っていた。

なんとか止めようと秀がとっさに出た言葉が、


「もう!2人とも分かったから!2人の話は昼聞くから!」


秀はしまったと思った。これ以上2人に迷惑なことはごめんだと思っていたので、言わなければよかったと思った。

しかし、


「なんで今聞いてくれないんですか?なんで秋川さんの話も聞くんですか?」

「それ、ウチも聞きたい。」


なんというえげつない質問。

秀は困りに困り果て、


「2人が話を聞いてくれって言うから、それだったら2人の話を聞かないといけないかなって思ってさ。」


2人は納得したのか、


「青山君がそう言うなら、そうします。あっ、そうそう、今日青山君の分のお昼作ってきたんです。お昼はこれを食べてお話聞いてくれるかしら?」

「ちょっと待って、櫻木さん、私も青山に弁当作ってきたんだけど…」

「あら、なぜお昼作ってきたんです?」

「な、なぜって、べ、別に理由なんてないわよ!」

「理由があるから作ってきたのでは?」

「そ、そういうアンタこそ、なんで作ってきたのよ?」

「そ、それは…」

「理由があるからでしょ?」

「り、理由なんてなんでもいいじゃない!」


また2人は火花を散らせていた。

その頃には、周りの生徒達がざわついており、ますます、危険な感じがした、秀は、


「もう分かったから!昼は2人の作ってきた弁当両方食べるから!」


あ〜、もう終わった…と心の中で思いながらそう言い放った。

それでも、


「なんで、秋川さんの弁当も食べるんですか?私のだけじゃ物足りないですか?」

「青山、ウチのじゃダメ?」


またしてもえげつない質問。

もうその場を逃避したい、秀は、


「俺のために作ってくれた弁当だから、どんな量でも、すべて食べるよ。」


逃避したいのに、なんてことを言ってしまったと、今まで言ってきた自分の発言に後悔をしていた。

しかし、2人は、


「青山君がそこまで言うなら仕方ないですね。」

「青山がそこまで言うなら…」


と、2人は顔を赤らめながら、その場を去っていた。

すると周りの女子から、


「手作りで作ってきた弁当だからどんな量でも食べるなんて、そんなこと絶対に言えないよね〜」

「うんうん、だって前に私、彼氏に弁当作ってきたときに作り過ぎちゃって、だけど喜んでもらえるって思って持ってきて彼氏にあげたらこんなに食えんとか言われたし〜。」

「やっぱできる男はいうことも違うわよね〜」


そんなことをこそこそ話していたが、無視した。

はぁ、やっと終わった、と思いながら、席へつくが、後ろの鈴也が、

「おいおい、朝っぱらからなんだこれは?もしかして昨日の屋上で何かあったのか?しかもい・ろ・こ・いのやつ!ほんと羨ましいよなぁ〜」

「い、いや、別に違うから!昨日たまたま2人とも、俺に用があっただけだよ!そんなこと一切ないからな!」

鈴也にバレたらヤバイと思いながらそう話していたら、1時間目が始まるチャイムが鳴った。

秀は昼は、どうしようという気持ちと、2人の作ってきた弁当を食べ切れるのか?ということをずっと考えながら午前中の授業を受けていた。

この後、秀はどうなるんでしょうね!

次の話では、これからの話が見えてくるかも?しれません!次回も見ていただけるとうれしいです!

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