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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
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すれ違い

作者: 木村きゆ
掲載日:2026/10/01

なんかすれ違ってる二人の内心を並べたらてぇてぇのではないでしょうか? という思考実験のために書いてみた。ツンデレさんとポンコツさん。折角書いたので手直ししてあげちゃえの精神。

最低限しか書いてないから人物像とかは脳内で補完してもろて。

 今日は彼女を叱責してしまった。

 できるかな、できないかな? どうだろう。できるならそれに越したことはないけど、でもできなくてもいいししょうがない。とかそんな風に思いながら任せたはずだったのに。

 そもそも彼女は、元々優秀とは言い難い。それでも真面目で熱意はあるし、何より長い付き合いで、依怙贔屓の一つもしてあげたい。だというのに。

 いつも怒ってばっかりで、本当に申し訳なくなる。本当はとてもとても大切な人なのに。そんなことすら満足に伝えられない。こんな風に素直になれない自分が嫌い。嫌になる。

 そもそも出来なかったのは彼女だとしても、任せたのは私。全部私のせい。そんなことわかってるのに、八つ当たりみたいに。

 あの時の泣きそうな顔が、網膜から離れない。嫌になるほど自己嫌悪する。大丈夫だよって言ってあげられれば良かったのに。言いたかったのに。だめでもちゃんと私がどうにかしてあげるからって。

 どうしてこんなにも優しくできないんだろう。どうしてこんなにも素直になれないんだろう。

 私はあなたのことが……。




 今日も怒られた。

 どうしてあたしはいつもいつもできないんだろ。あたしのことを信じて任せてもらったはずなのに。何を任されてもミスばかり。

 彼女はあたしをとても大切にしてくれてる。駄目なあたしなんかを贔屓するみたいに使ってくれる。色々任せてくれる。だというのに、全然応えられない。何もできない。足ばかり引っ張って役に立てないでいる。

 もっとあなたの役に立ちたいし、もっとあなたに褒めてもらいたい。それだけであたしは頑張れる。頑張ってる。なのに。

 あの時の失望するような顔が忘れられない。ちゃんとするから、もっと頑張るから、どうか見捨てないで。

 あなたがいないとあたしは……。

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