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ごく普通…、?の下校。

「あ!あの!あの!!一緒にぃ…、

一緒に!!帰りませんか!!!!!!」


   ――それは可愛いお誘いだった――

『私』は私に「どうする?」とかもなしに

その可愛いお誘いに応じた。


「おっけ〜帰ろ帰ろ〜!」


と軽くOKとお誘いに応じていた。

私は『私』の前まで行き、


「いやいや!なに誘いに応じてんの!?え!?なんで!?普通に帰るんだよね!?」


私は焦りと驚きを合わせた感情で全力否定していた。

絶対に『私』には見えていたはずなのに、

『私』はなにも居ないように無視をきめた。


すずさんから感謝の言葉が聞こえた。


「え!いいんですか!ありがとうございます!!!!」


いや、お誘いを否定するのは良くないってのはわかってる。



なんで、すずさんは誘ってくれた、?

なんで、『私』はそれに応じた?


そんな事を思っていたら、話は進んでいて、


もうすずさんと『私』は一緒に帰る雰囲気にあった――


『私』の左にすずさんがいて、もう、校門を出そうな状態だった。


私はすずさん『達』を追うよう走って学校を出ていった―


私はなんとか『私』の後ろ姿まで走って追いついた。

不思議と息切れはしていなかった。


『私』はすずさんと仲良く話していた。

『私』に近づくにつれて、すずさんとの会話が聞こえてきた。


「う〜ん。好きな食べ物か〜〜、なんだろう〜。」


どうやら好きな食べ物の会話をしているようだった。 


私は『私』の右へとついて、一緒に歩いて文句を言ってやった。

文句を言うのは得意だ。


「お前なぁ、、!!!」

と言った時『私』は言葉を流すように

さっきの言葉の続きを話しだした。


「あ!そうだ!私ねぇ〜!ちょっと高いチョコ好きなんだよ〜!スーパーとか、コンビニとかに売ってるやつ!!」


「良いですね!!チョコなら私も好きです!!!特に――」


すずさんが楽しく会話する。


私は「お前なぁ!」の「な」の口を閉めた。


その後も楽しそうに彼女達は日常会話を続けた―


私は会話もしてないのに、会話してる人の右で歩いてるのが苦しくなり、少し下って、

後ろから彼女達の会話を聞いていた。


楽しく会話していた時、『私』はとある話題を出した。


「そーえばさぁ、なんで敬語なの?別に同級生なんだから敬語じゃなくてもいいよ〜」


私は『私』の言った事に、

あ、確かにと思った。

すずさんは、小さくて、敬語で、可愛い小動物みたいな子だから後輩かと勝手に思ってしまっていた。


すずさんは恥ずかしがってなのか、両手を

自分の顔に押し付けて、『私』の言った事に返答した


「そんな!恐れ多いです!!日陽里さんとた、タメなんて!!!一緒に帰れてるこの

状況自体も奇跡なのに!!!!!」


『私』は軽いように、でも、ちゃんと重みがある言葉を言った。


「そんな〜奇跡ってほどじゃないよ〜!私が一緒に帰りたいって思ったから、

今帰ってるんだよ〜!!

だから!なにも奇跡じゃない!

だからこれからタメね!!!よし決定!」


無理矢理だけど、筋は通ってるな、と私は思った。


すずさんは『私』の無理矢理な理論。

略して無理矢理論を聞いて、驚きながら、

顔にくっつけていた両手を勢いよく離した。


「え!?!?あ!!わかりました!!!」


「も〜〜私達はもう友達なんだから〜!敬語は駄目だよ〜!」


「え!あ!"友達"!!敬語!しません!」


急の"友達"発言は『私』からしたら軽いようだと思うが、すずさんからしたら凄く嬉しい事だろうなと思った。


後ろ姿だから見えないが、きっとすずさんの顔は赤くなってるんだろうな、とも思った。


「も〜敬語駄目だって〜!」


「あ!わかりました!あっ…、!!!!!!

わかったよ!!!」


初めてすずさんがタメで話してくれた事に

『私』はきっと満足だろう――


そこから、すずさんは最初は緊張で敬語とタメが入っていたが、途中からどんどんと、タメが浸透していった――


そして二人ともタメの状態になったので、

さっきより楽しそうに会話を広げていた。



―そんな楽しい会話も時間が来てしまった―


とある曲がり角に着いてから、すずさんが足を止める。

『私』も足を止めてすずさんに問いかける。


「どうしたの〜?」


すずさんは悲しい顔をしながら、『私』に話す。


「ごめ〜ん…、!私こっちの道なんだよぉぉぉ…!!!」


「あ、、そうなんだ!全然大丈夫だよ〜!

今日一緒に帰れて楽しかったよ!!!」

『私』が元気に言う。


すずさんが曲がり角を曲って歩いて行く。

その後ろ姿に『私』が笑顔で手を振って彼女へ叫ぶ。


      「また明日!!!」


すずさんが「「また明日」」に驚き、

足を止め、『私』の方へ向いて、良い笑顔と大きな声で言葉を返す。


      「また!!明日!!」


そう言ってからすずさんは前を向き、歩いていった。


私も『私』と下校を再開した。


やっと会話できそうなので、『私』の右隣へとついてから、『私』へ質問をした。


「あの…どういうつもりですかね…!!

家に帰るまで身体を返さない!?

突然すずさんと一緒に帰る!?ほんと!

そろそろ返してくれないかな!

か!ら!だ!」


質問のつもりだったが感情のあまり別の事まで言っていた。


『私』は私の方を向かず、煽るように話してきた。

「も〜〜、家に帰るまで身体を返さないのは説明したでしょ〜!

遠足は家に帰るまでが遠足!!!

あ〜…すずちゃんは〜〜……まぁ〜………

だったんだよ!!」


『私』は最初はウザかったが、すずさんの話になってから少し赤らめて、モゴモゴ喋り始めたので、

「だったんだよ!!」の前が聞こえなかった。


私はこんなチャンスない!と思い、問い詰めてみた。

「なんて!?すずさんがなんですか!!」


久しぶりに私は煽ってやったぞ!

という、、満足があった。

『私』は以外な反応をした。


頬をさっきより少し赤らめて言う。


「すずちゃんが!可愛いかったんだよ!!」


『私』は大きな声ではっきりと言う。


「ほえ…?」

私はアホみたいな言葉が口から出てしまっていた。


いや、確かにすずさんは可愛い。

本当に可愛いと思う。

でも『私』も思うとは思わなかった。

そしてもっとよく考えたら『私』も自分なんだから、可愛いと感じる感覚は同じなのか。


私は一人で納得して腕を組み、

「うんうん」と縦に頷いた。


「なんで、一人で頷いてんの…?」


「まぁ、まぁ、とりあえずこの話は家に帰ってからにしますか〜〜〜、」


そこからは『私』と私、

は始めて良い雰囲気で家へ帰った――

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