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#01 2070年

自主制作アニメを作りたくてその為の作品を考えていたら物語を作りたくなったんですわ。

わたし的にはめっちゃ面白い作品を思いついたんですけど、なんせ物語を書くなんて初めての経験なんですわ。

なんで是非読んだら感想とか、修正した方が良いところとか、こう言う展開ならおもろそうと思った事を教えてくれよな。まぁ、国語の授業が大嫌いだったわたしが上手く書けてたら褒めてくれよな。

まぁまぁ高い頻度で更新してく予定だぜ。

頼む読んでくれよな♡

ここ十数年で、世界はまるで別の惑星に思えるほど変化した。


 街を歩けば、地面からわずかに浮いた車が、音もなく風のように滑っていく。

信号機はいまだ残っているが、もはや赤と青を点すだけの骨董品に成り下がった。

ほとんどの交通はAIの制御下にあり、ハンドルのある車の方が珍しい。タイヤが地面を掴む音はもうほとんど聞こえなくなり、旧型自動車にロマンを求める人間は絶滅危惧種だ。

 電車はリニア磁気の波に乗り、気づけば街を抜けていく。

駅からは改札が消え、切符売り場の使い方を知るのは年寄りだけになった。

乗客は腕に埋め込まれたチップから自動で運賃を支払い、

誰も窓から流れる日常の美しさなど気にも止めず、空中に浮かぶ液晶から、一生見ることのない“理想の世界”を眺めていた。

 空ではドローンが昼夜を問わず飛び交った。

荷物も、医薬品も、時には温かいコーヒーまでも空から降ってくる。

 街灯の多くはソーラー型で、夜になると人の数や位置をまるで、監視しているかのように感知して光を変える。

広告看板は視線を読み取り、見る人に合わせて内容を変える。

現実と映像が、音もなく溶け合う街。


 それは確かに“進歩”だった。

けれど、進歩と同時に街から声が消えて行く。

誰かの笑いも、誰かの怒鳴り声も、誰かの笑いも、誰かの怒鳴り声も、

代わりに響くのは、機械の足音と、無機質な光のざわめきだけだった。

世界は静まり返り、その奥で、どこか息苦しいほどの整いすぎた秩序があった。

 いつしか人間の追い求めた便利さは、人の手すら離れ、世界はまるで、自らの意思で動き出したかのようだった。

便利さは破竹の勢いで不便を殺していき、同時に、誰かの居場所も奪っていった。 


 そして、変わったのは日常だけではない。

戦争の形もまた、人間の手を離れた。

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