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壮言詩集  作者: 篠崎貴和
10/17

「雷鳴」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 「雷鳴」


 嵐の訪れを感じ 無謀にも挑めば


 束の間 空を這って ひびを入れ、

 

 世界は静かに 昼を知り、


 轟音と共に 夜に戻る。


 それは一瞬。


 大気はうねり 肌を刺す。


 胎動は重なり 再び、産声を上げる。


 瞳孔を開き 呼吸を止めて


 その誕生を捉えようと 試みるが、


 幼子のように 臆病で。


 それでも、と


 強く伸ばした この腕に、


 つかむことなく 流れ込む。



 捉える間もなく 開かれた。



 生まれて間もなく 死に失せた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いくつかの意味とか解釈ができると思うので深読みしていただければ面白いかと。

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