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第4話:距離を知る

森の奥の小道、朝の光が差し込む。

肩にかけたクレイモア、腰のクロスボウ。今日も遠近両用の戦法は変わらない。

茂みの間から、黒い毛並みの魔物が姿を現した。

カイは矢を番え、距離を測る。敵が近づけば剣を握り、自然に間合いを保つ。

魔物が跳びかかる。カイは剣を横に振り、踏み込みや引きで距離を調整する。

側面からも動きがある。矢を放ちながら体をわずかにずらし、攻撃の間隔を作る。

踏み込み、引き、斬撃と射撃のリズム――自分と敵の間に、少しだけ余裕を作れる感覚があった。

魔物を退けた後、カイは立ち止まる。

息を整えながら、自分の手応えを確かめる。

剣も弓も、ただ届かせるための道具ではなく、体を通して距離を作る手段になっている――そんな感覚が、初めて体に残った。

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