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あとがき

 なんとか完結までこぎつけました、「ゾンビvsヤクザ~人気なき戦い」。いかがでしたでしょうか。


 今更お断りしておきますが、作者は決して反社勢力(ヤクザ)関係の人間でも無ければ、彼らを称賛する者でもありません。

 本作でヤクザを主人公に据えたのは、あくまで創作として採用したにすぎませんので何卒誤解なきようお願いします。


 ま、まぁ本職(ヤクザ)さんが読んだら「ンなヤクザ居るかよアホ!」って言われるのが関の山でしょうけどね。



 本作はお察しの通り、任侠映画『仁義なき戦い』のタイトルをもじった発想からスタートしてます。最初はヤクザとゾンビがドンパチして、一般の方々がそれを冷めた目で見るというだけの構想でした。

 が、テロップを練っていくうちに、作者の理想の『英雄』像を描きたいと思ってシナリオとキャラクターを構成していきました。


 さて、皆様にとって『英雄』とは、どんなキャラクターでしょうか?


 私にとっての英雄とは、その生き方、克己、性根、そして死に様に至るまで一本芯の通った、その姿を見て誰もが憧れるような、そして感謝をするような、そんな人物です。


 強くなくったっていいんです。チート? お呼びじゃないですよンなもん。


 大事なのはひたむきな精神で頑張るその姿と、それが誰かを感動させる力を持っているということなんです。

 笑われてもいい、馬鹿にされてもいい。でも最後には誰もがその必死な姿を、彼の努力を見て熱いものを感じ、同時に今まで彼を馬鹿にしていた自分を殴りたくなるような想いにさせてくれる、そんな人物こそが英雄だと思っています。


 漫画で言うなら谷口キャプテンなんです、山下たろーくんなんです、私の心の英雄は。


 そう、私は典型的な昭和脳なのです。何度も言いますがチート能力なんてこれっぽっちもお呼びじゃありません。あんなの無限に弾が出るマシンガンとなんら変わらないじゃありませんか。そんなものを使って無双する輩より、精一杯自分の全力を使って無様に足掻く弱者の方がはるかにかっこよく、美しいと思うのです。


 そんなキャラクターを主人公、岩熊勝平に当て込んでみました。まぁヤクザですから、ある程度の腕っぷしは持ってないと物語になりませんが、大事なのはそこじゃなくて彼の精神性、それを表現したくてこういう物語に着地しました。



 当然ながら令和の時代に受けるはずもありませんが、それでも自分の妄想をこうして書き残し、わずかな方にでも見て頂けるのは嬉しく思います。



 また機会があれば次回作でお会いしましょう、それでは。


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