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第六十二話:ラカント村邀撃戦(後編)

「敵弾飛来!」


 何度目かも分からない敵の丸弾が、オーランド軍のバリケードに着弾する。その度に音を立てて崩れる荷馬車や土嚢を、コロンフィラ騎士団員達がせっせと修復している。


「クソッ、一体何発撃ち込んでくる気だ……!」


 バリケードの隙間から顔を覗かせるコロンフィラ伯が悪態を吐く。


「敵騎兵が接近してくるまでの辛抱ですわ。同士討ち回避の為に、砲撃を停止せざるを得なくなる筈ですので」


 敵弾の飛来を物ともせず、バリケードの中に隠蔽された四ポンド砲の装填準備を始めるエリザベス。

 

「逆に言えば、砲撃が止んだ瞬間が騎兵突撃の合図って事か――」


 コロンフィラ伯が言うや否や、頭上から声が響く。


「敵騎兵部隊、目視しました!有翼騎兵(フッサリア)が先頭です!」


 農家の屋根に登っていたリサが、伏射の姿勢で敵情を報告する。


「おバカ!屋根に登ったらイザという時に逃げられないでしょ!降りてきなさい!」


 地上で導火棹を振り回しながら、リサに向かって叫ぶエリザベス。


「ここが最終防衛ラインです!私達の後ろには非武装の輜重隊が居ます!今更どこに逃げろと仰るのですか!?」


 リサの耳聞こえの良い啖呵に、周りの砲兵達からも歓声が湧き起こる。


「そうだ!我々が守らずして誰が民を守るのか!」

「今こそ輜重隊への借りを返す時だ!」

「破壊された大砲の仇を取るぞ!」


 エリザベスの背中に、威勢の良い声達が刺さる。

 

「これで、退くに退けなくなったな」


 コロンフィラ伯の鉢型兜(バシネット)から、鼻に掛けた笑いが漏れる。


「砲撃に晒されても士気が衰えないのは凄いですわね……」


「士気が高いのは良い事だ。低いよりかは、ずっと良い」


 バリケードの裏に、身を隠す様にして座り込んでいるコロンフィラ騎士団員達も、お互いに強く頷いている。


「……なんか、可笑しいわね」


 思わず綻ぶ口を両手で抑えるエリザベス。


「なんだ、騎士が下馬して座り込んでる事か?別に騎士だって地に足つけて戦う時はあるぞ?」


「あ、いえ、そうではありませんの」


 コロンフィラ騎士団と、その後ろで銃を構える砲兵達、そしてその更に後ろで自分達の帰りを待っている輜重隊員達を、遠い目で見つめるエリザベス。

 

「身分も、出自も、出身地も異なる烏合の衆なのに、ここまで団結できてるのが、何だか可笑しく感じちゃいましたの」


 故郷のラーダ王国軍は、その構成比の殆どを自国のラーダ人が占めている。それ故に団結力も高く、練度も一定を維持する事が出来ている。

 だがオーランドはどうか。今でこそ連邦とはいえ、その実態は小国の集合体だ。連邦議会での体たらくの通り、まるで纏まりが無い。そんな国が急遽編成した正規軍で、ノール帝国相手に勝る事が出来るのかと、果たしてそう思っていた。

 しかしそんなオーランド連邦軍の縮図とも言える遊撃騎馬砲兵隊は、特筆すべき団結力と士気の高さを発揮している。未だ構成比の過半数をパルマおよびリヴァン出身の兵士が占めているとは言え、四割程度はそれ以外の、連邦各地から掻き集められてきた兵士達だ。彼らの中には、遠く南部諸侯が治める地域の出身者も居るのだ。それにも関わらず彼らは、パルマ出身の者と肩を並べ、隊伍を崩さず、果敢に敵に挑んで行く。


「この団結と士気とを連邦軍全体に行き渡らせる事が出来れば、ノール軍と互角以上に戦う事も夢ではないのかと、思いましたの」


 エリザベスの言を受けたコロンフィラ伯が、鉢型兜(バシネット)の奥からくぐもった笑い声を漏らす。


「それは順序が逆だ、嬢ちゃん」

 

 それは、軍団長になりたいと言った時に、周りから投げ掛けられた笑いと同じ類いの物だった。

 

「ノール帝国とかいう共通の敵が居るからこそ団結してるんだ。明確な外敵が現れると、内輪揉めが一旦治るのはどこの国も一緒だ。ノールの脅威が去ったら、また内輪揉めが再開するだろうよ」


「……そんな身も蓋も無い事を言わないでくださいまし」


 顔を背け、不満げに頬を膨らませながら装填作業を進めるエリザベス。それを見たコロンフィラ伯は、事もなさげに手甲を揉んだ後、バイザーを押し上げて表情を見せた。


「なーに、攻められている間だけでも団結できりゃ上出来だ。それに、今嬢ちゃんが言った事も別に間違いじゃない」


 そう言うと、自身が纏う漆黒の鎧に目を向けるコロンフィラ伯。


「何でコロンフィラ騎士団が鎧を黒一色に統一しているのか、その理由を聞いた事はあるか?」


 装填作業を終えたエリザベスが、コロンフィラ伯の姿をまじまじと見つめる。

 確かに真っ黒だ。現代では黒騎士という愛称故にコロンフィラ騎士団だと判別できるが、昔は謎の黒い一団と見られていたに違いない。


「うーん。素性判別の為の紋章がどこにもありませんわね……素性が簡単に割れないようにする為、とかですの?」


「おぉ鋭いな。流石はカロネード商会のお嬢さんだ。大体正解だ……あい、あんがとよ」


 配下の騎士から長槍(パイク)を受け取り、穂先や鋲打ちされた補強板の状態を確認するコロンフィラ伯。


「今は騎士団なんてご大層な名前を掲げてはいるがな、元を辿れば逃亡騎士や放浪騎士の寄り合い所帯だ。そもそも名乗るに値する素性じゃ無かったからこそ、ウチのご先祖は黒一色に染めたんだろうよ」


 それが今じゃ一地方領主にまで成り上がっちまった、と自虐と自慢が混じった奇妙な笑顔を浮かべるコロンフィラ伯。


「そんな素性もバラバラな人が集まったのに、良く途中で瓦解しませんでしたわね。烏合の衆なんて、いつ空中分解するかも分かりませんのに……」


「皆、共に戦ったからこそ、生き残った」


 彼の表情から自虐の念が消え、自慢のみが残る。


「一度でも肩を並べて共に戦えば、最早他人じゃない。命を預けた戦友だ。一度そうなりゃ、簡単に瓦解なんてしないさ」


 振り返って、後ろに控えるオーランド兵を見つめるコロンフィラ伯。


「今の遊撃騎馬砲兵隊にも、同じ事が言えるだろ?だから、お嬢ちゃんの言ってる事は間違っちゃいない」

 

「敵騎兵増速!真っ直ぐ突撃してきます!」


 リサの報告と同時に、石畳の上で砂利がカタカタと振動で震え始める。地鳴りと共に姿を表した有翼騎兵(フッサリア)を見るや、コロンフィラ伯はバイザーを落とした。


「だが、これが通用するのは精々数百人までだ。二万近い連邦軍を団結させるには、他の理由を探さなくちゃならん」


「他の、理由?」


 長槍を床に置き、他の騎士達と同じ様にバリケード裏に隠れたコロンフィラ伯が、逡巡止まないエリザベスに向かって叫ぶ。


「御国の為に、ってヤツだよ!コレは俺達指導者側が醸成すべき課題だ!一指揮官のお前がイチイチ気にする話じゃねえ!分かったらサッサと発射準備だ!急げ!」


「わ、分かりましたわ!」


 コロンフィラ伯に捲し立てられ、慌てて大砲に駆け寄るエリザベス。火門部分に備え付けられた複雑な撃発機構から、細い紐を伸ばして手元へと手繰り寄せる。


「……なんだよその紐?」


「点火用の拉縄(りゅうじょう)ですわ」


 紐を手に取ったまま、バリケード裏に寝そべる様にして隠れるエリザベス。


「紐を引っ張れば点火する仕組みですので、こんな感じに寝っ転がった姿勢でも激発出来るのが強みですわね」


「他の大砲は普通の導火線式だったのに、なんでコレだけそんな高度な機構にしてんだ?」


「敵騎兵接敵まで二百メートル!」

射撃(make)用意(ready)!」

まだ撃つな(hold)!十分に引き寄せろ!」


 二人の後方で、オズワルドに指揮された砲兵マスケット銃隊が、その筒先を揃える。


「導火線式の方が信頼性が高いからですわ。なのでこの八門目の砲だけ、試験的にこのガンロック式を採用しましたの」


 フリントロック式マスケット銃と同じく、火打石を使って点火するガンロック式は、拉縄(りゅうじょう)を使う事により、導火棹よりも更に遠くから安全に、そして自由な姿勢で点火する事が可能である。


「百五十メートル!」


鎖弾(Chain shot)発射用意!(present!)


 仰向け姿勢のまま、射撃号令を空に向かって叫ぶエリザベス。


「百メートル!」


撃てェ(Fire)!」


 仰向けから一気に寝返りを打つ様にして身体を捩り、拉縄(りゅうじょう)を引っ張る。紐の緊張が切れると同時に、バリケードの中から雷鳴と共に鎖弾が撃ち出される。


「……二度目は、通じぬぞ」


 オルジフ率いる有翼騎兵(フッサリア)が、速やかに隊列の間隔を空ける。第二次パルマ会戦の十二ポンド砲と違い、四ポンド砲から撃ち出される鎖弾はどうしても加害範囲に劣る。鎖弾は縦回転と横回転を交互に繰り返しながら、有翼騎兵(フッサリア)達の隙間を虚しくすり抜けていった。


「避けたぁ!?小賢しい真似を……!」


 開けた間隔をすぐさま密集陣形へと戻す有翼騎兵(フッサリア)を、立ち上がって睨み付けるエリザベス。


「伏せろ馬鹿エリザベス!」


 背後から飛んできたイーデンの声に、思わず我に帰って頭から突っ伏せる。


「五十メートル!」


撃てェ(Fire)!」


 エリザベスの背後から放たれた銃兵隊の一斉射が有翼騎兵(フッサリア)を襲う。幅の狭い街道を面で制圧する様な弾幕を受け、さしもの有翼騎兵(フッサリア)も十五騎程度が鉛玉の前に斃れる。


「敵有翼騎兵(フッサリア)、来ます!」


 倒れた味方の屍を踏み越えて、更に有翼騎兵(フッサリア)が至近へと迫る。


「軍団長閣下!今です!」


 エリザベスの呼び掛けに、コロンフィラ伯が長槍と共に立ち上がる。


騎兵突撃に(Charge for)備えよ(horse)!」


 漆黒の騎士達が一斉に立ち上がり、右足を後ろに引く。長槍の後端部分に引いた右足を当てて軸を取ると、左手で長槍を掴み、穂先を低く、斜めに構える。


抜刀(draw your)用意(Sword)!」


 今度は空いた右手で、左腰に佩いた剣の柄を握り込む。

 右足と左手に保持した長槍で敵の騎兵突撃を受け止め、右手に構えた剣で白兵戦に備える。昔ながらの槍兵が行う、伝統的な対騎兵防御姿勢である。


「なあッ……!?」


 バリケードを軽々跳躍した有翼騎兵(フッサリア)達の顔が豹変する。

 百を数える槍衾(やりぶすま)が眼前に現れると同時に、自らが跨る馬の脇腹に穂先が突き立てられ、着地も出来ずに地面へ馬ごと転倒する。

 彼らが構えていた長槍(コピア)は、コロンフィラ騎士団のソレよりも更に長い得物だったが、跳躍中に於いてその槍先は、敵ではなく中空を向いてしまっていた。


「羽根付き共をブッ殺せェ!!」


 長槍を以て有翼騎兵(フッサリア)達の第一撃を凌いだ騎士達が、次々に槍を捨てて抜刀突撃を開始する。

 程なくして、第一撃から少し間を置いて突撃を敢行した有翼騎兵(フッサリア)第二陣と、コロンフィラ騎士団が激突し、熾烈なる白兵戦が開始された。

 大砲の射撃後、後方に退避したエリザベスの目前では、まるで三百年前を思わせる、古き良き騎兵達の戦いが繰り広げられていたのである。


「テメェが大将首か!」


 コロンフィラ伯が、自らの剣を以て馬上のオルジフへ斬りかかる。

 オルジフは手に持っていた超長剣(コンツェシュ)の柄で斬撃を受け止めると、そのまま右手を突き出してコロンフィラ伯の脇下を突く。鈍い金属音と共に、超長剣(コンツェシュ)の切先が鎖帷子に阻まれる。


「このご時世に!鎧刺しを使う超重騎兵と戦えるとはな!余は何たる果報者か!」


 直剣を振り回しながら、常にオルジフの左側面に回り込むコロンフィラ伯。


「ほう、儀仗兵の割には、戦い慣れている」


 自身の非利き手側に回り込んで戦おうとするコロンフィラ伯を、無表情に褒め称えるオルジフ。


「話してる余裕があんのかよ!」


 上半身を狙った斬撃を(かわ)されたコロンフィラ伯が、返す刀で今度は目線と同じ高さに見えた足首を突きで狙う。オルジフは(あぶみ)から足を引き抜いて突きを避け、鐙の中を通った直剣を上から足で思いっきりに踏みつける。

 頭に響く耳障りな音と共に、切先が曲がった直剣を鎧から引き抜くコロンフィラ伯。


「チッ……!」


 曲がって使い物にならなくなった切先を手元に握ると、今度は柄頭の方をオルジフに向けるコロンフィラ伯。対してオルジフは超長剣(コンツェシュ)を鞘に仕舞い、代わりに槌矛(ブズディガン)を手に持った。


「そのメイス……お前、指揮官(ヘトマン)か?」


 打撃武器を構えながら、お互いに様子を伺う二人。


「オルジフ・モラビエツスキ。男爵なり」


「モラビエツスキ……ヴラジドの貴族(シュラフタ)か!」


 言い終わるよりも先に動いたオルジフが、コロンフィラ伯の右肩口を狙って槌矛を振り下ろす。


「ぐっ……!」


 反応が遅れたコロンフィラ伯の肩口に命中し、呻き声を上げる。


「話をしている余裕があるのか?」


 これ見よがしに、槌矛を掌中で一回転させるオルジフ。


「……自国を滅ぼしたノール帝国に付き従いおって!貴族(シュラフタ)としての誇りは何処にやった!?今は亡きヴラジド大公が貴様を見たら何と述べよう!?」


 ヴラジド大公の名を出した瞬間、オルジフの目の色が僅かに変わった。

 直剣の柄頭をオルジフの左脚目掛けて叩き込むコロンフィラ伯。案の定、オルジフが柄頭の打撃を槌矛で易々と受け止める。


「掛かったなッ!」


 そのまま槌矛に沿って柄頭を上に跳ね上げるコロンフィラ伯。眼前に迫る柄頭を済んでの所で躱わしたオルジフだったが、横に突き出た(つば)部分を躱わす事が出来ず、兜に鍔が命中する。


「む……!?」


 頭に打撃を貰い、兜の陥没した部分に手を当てるオルジフ。


「大公の名高き有翼騎兵(フッサリア)が聞いて呆れる!今すぐにでもノールと手を切るが良い!それが今は亡き大公への、せめてもの情けとなろう!」


 柄頭をオルジフへと真っ直ぐに向けて言い放つコロンフィラ伯。


「外道騎士共の、頭目風情が……!」


 歪んだ兜の下から、怒りに満ちた顔を露わにするオルジフ。


「大公殿下を語るなァッ!」


「オルジフッ!」


 怒りに任せて槌矛を振り下ろそうとしたオルジフの背後から、白服のベルナールが飛び込んでくる。


「ぐおっ!?」


 ベルナールが横薙ぎに払ったサーベルの斬撃を、曲がった刀身で受け止めつつもよろめくコロンフィラ伯。


「退け!オルジフ!敵の軽騎兵が包囲機動を取りつつある!大砲の無力化という目標は達成した!戻れ!」


 ベルナールの言葉を受け、振り上げた槌矛を震える手で収めるオルジフ。


「次は、容赦せぬぞ」


 オルジフが背を向けると同時に、他の有翼騎兵(フッサリア)達も踵を返して退いていく。一つの波が寄せてまた返す様に、ノール軍は北へと下がって行った。


「あの老体で、あそこまで動けんのかよ……」


 コロンフィラ伯が鉢型兜(バシネット)を脱ぎ、滝の様な汗を手で拭いながら、その場に座り込んだ。

 それが、戦闘終了の合図となった。



「大砲、ほとんど死んじゃった……」


 ラカント村中央に集められた四ポンド砲を目にしたエレンが、悲しそうに呟く。


「お前の姉様達を、コイツらは身を挺して守り抜いたんだ。憐れむのではなく、褒めてやれ」


 エレンの頭を撫でながら、ヨハンは残った一門の四ポンド砲を見つめる。


「姉様の話じゃ、ガンロック式は正確に動作したみたいだ。それが一番の収穫だ」


「うん……」


 亀裂が入り、砲身が割れ、尚も誇らしげに佇む四ポンド砲に手を触れる。


「お姉ちゃん達を守ってくれて、ありがとうね」


 少し離れた所でコロンフィラ伯と話をするエリザベスを横目に、エレンは物言わぬ青銅の塊に別れを告げた。


「……オルジフ男爵と直接戦ったんですの?」


「あぁ、向こうから名乗ってくれたから、聞く手間が省けたぞ」


 甲冑を脱いで半裸状態になったコロンフィラ伯が、手拭いを顔に押し当てながら話している。


「どうでしたの?」


「強いぞ、とんでもなく強い。退いてくれなきゃ、こっちが死んでた可能性すらある」


 打撃を受けた右肩を(さす)りながら答えるコロンフィラ伯。


「何か情報は聞き出せましたの?」


「いや、何も」


 そう言おうとして、ふと顎に手を当てる。


「いや、一つあるな」


 従者が持ってきた水を口に含むと、口内の血と共に吐き捨てるコロンフィラ伯。


「……どうやら有翼騎兵(フッサリア)は、ノール帝国に心から屈服した訳じゃないらしい」


 ノール軍が消えていった北方の方角を見つめながら、目を細める。


「奴等……何か企んでやがる」

 


【ラカント村邀撃戦:戦果】


―オーランド連邦軍―


遊撃騎馬砲兵隊:8門→1門

砲兵マスケット銃隊:30名→20名

輜重猟兵隊:8名→7名

パルマ軽騎兵中隊:76騎→76騎

コロンフィラ騎士団:100騎→81騎


死傷者数:約40名


―ノール帝国軍―


ローヴィレッキ軽騎兵大隊:141騎→132騎

帝国重装騎兵第二大隊:150騎→79騎

帝国騎馬砲兵中隊:6門→6門

有翼騎兵大隊:98騎→81騎


死傷者数:約100名

これにて第六章完結ですわ〜!

感想頂けると嬉しいですわ〜!

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― 新着の感想 ―
激しい遊撃戦でした。後はやはり首都防衛戦でしょうか? エーデンの部分すごく大事と感じました。色な視点から戦争を観るのはこういう歴史的戦争物語の醍醐味でも重点でもあると思っています。
[良い点] 更新ありがとうございます。 次も楽しみにしています。 [一言] 軍団長が最前線で戦っているよ ある意味オルジフも大公国残党の長だから、こっちも最前線 ヮ(゜д゜)ォ!
[良い点] 砲戦、射撃戦、乗馬襲撃からの槍衾、白兵戦、大将同士の一騎打ちと、戦闘のフルコースをいただき満腹です。戦術・技術の端境期故の、新旧織り交ぜた戦場なんですね。リサの啖呵もヨカッタ。 [気になる…
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