4話 冒険者デビュー! やったね。
窓から日の光が差し込み、凛は目覚めた。
今日は幼馴染はしっかりとベットで寝ている。
とりあえず、凛は原子操作でご飯を出して食べる。
そのうち香奈枝が起きてきて、「おはよう いただきます」とだけいった。朝に弱いのかな?
ご飯を食べ終わった頃には「ごちそうさまっ!」といつもどうりになっていた。
「今日は冒険者ギルドに行こう。」
「うんっ!」
そして、流石に三日連続きている服ではなく、新しい服を作って、着てから、家から出た。
とりあえずあのひとに冒険者ギルドがどこか聞いてみよう。
「すみません 冒険者ギルドってどこですか?」
「あんさん14歳超えてるか?」
「はい、14歳超えてます。」
「あの先の角を左に曲がって、先にある石造りの建物だよ。ギルドカードを発行して、登録しないと依頼はできないからな。14歳なら発行も登録もできる。」
「「ありがとうございます」」
俺たちは言われたとうりに、角を左に曲がり、石造りの建物に入った。
中では冒険者らしき人たちが、わいわい話している。
「おお ここが冒険者ギルドか」
奥のカウンターで、あたふたと仕事をしている受付嬢に話しかけている冒険者たち。
ただしっからと並んでおらず、正規の依頼をしているようには見えない。
おれは転移魔法で冒険者の前に行き、受付嬢にギルドカード発行を依頼することにした。原子操作だと間違えて原子を消しそうで……
「いこう」
「うん」
転移魔法には執行に必要な詠唱がない部類なので、すぐに執行できる。
「すまない ギルドカードの発行と登録をしてもらいたい」
「んあ?」
「なんだお前?」
「何抜かしてんだよ?」
「っていうかいつからここはガキの遊び場になったんだよ?」
「貴方達は正規の依頼をしているようには見えませんでしたけど?それでは並んでるとはいえません。それに14歳超えていたら登録はできるはずです。」
「っ……行くぞお前ら」
「ああ」
なるほど 外で待ち伏せして俺を襲うんだな。返り討ちにしたほうがいいのか?
「えぇと、今の人たち貴方が外に出たら襲いそうですよ? だ、大丈夫ですか?」
俺のことを心配してくれた受付嬢は、銀色がかったロングヘアの髪に、整った顔立ちで、受付嬢の制服を着ていた。そして、……胸も豊かだ。
……俺が見惚れていると、右から冷たい視線を感じたので、少し受付嬢から目を離した。
「ええ。どうせそこまで強くないのではないのでしょう?」
「い、いえ。あの人たちはステータスも平均の3倍ですし、上から5番目のCランクの人たちです。大丈夫ですか?」
「ええ。それよりギルドカードを登録してほしい。」
「あ、そうでしたね。」
「ギルドカードについて知識がないから、説明してほしい。」
「わかりました。ギルドカードの機能は、主に本人確認、神の加護の設定、ランク設定、クエスト受注とクエスト達成報告の5種類です。ランクは、上からZ、SS、S、A、B、C、D、E、Fランクがあります。自分の1つ上のランクのクエストまでなら受けることができます。神の加護は、〇〇神と表記されますが、神の前に着く文字が少ないほど、強力な加護となります。ギルドカードの発行、登録はあちらのテーブルでさせていただいています。どうぞおかけさい。」
「わかりました。2人分の発行をお願いします。」
「では、カードを発行してきます。」
そして、受付嬢はカウンターの奥へカードを取りに行った。
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しばらくして、受付嬢が2枚のカードを持って戻ってきた。
「こちらがお二人のカードです。初回登録は無料ですので、このカードを持ってください。すると、自動で登録されます。」
へえ、便利なカードだな。
そして、俺たちがカードに触れると、カードが光り、銅色へ変わった。
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冒険者ギルドカード
名前: 星晶 凛
年齢: 16歳
冒険者ランク: F
神の加護
【ーーー】
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冒険者ギルドカード
名前 : 祈祷 香奈枝
年齢 : 16歳
冒険者ランク : F
神の加護
【ーーー】
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「神の加護の空白部分を押すと、加護の設定ができます。」
「ねえねえ。凛くんはどんな加護出てきた?」
「こんな感じ」
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神の加護 一覧
・凡一般市民救済神 : シビリアン
・剣術道神 : ソードマン
・剣士神 : ナイト
・剣神 : 剣を極めしソードマスター
・魔術師神 : マジシャン
・魔法神 : マジック
・魔神 : 魔術を極めしものパーフェクトマジシャン
・原子操作神 : アトミック・マニピュレーション
・原神 : 世界の基礎を操る者
・特殊神 : エクストラスキルを極めし者
・神 : &#$$$§%
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「え?」
「香奈枝はどんな感じだ?」
「こんな感じ。」
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神の加護 一覧
・凡一般市民救済神 : シビリアン
・武闘神 : ファリング
・武神 : 武道を極めし者
・神速神 : 世界最速の業
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「……弱いでしょ」
「僕と比べなくていいよ。」
「冒険者デビューだね!」
「ああ。冒険者デビュー! やったね」
「え?え?」
「「どうしました?」」
「神? 勇者の付くと言われる加護? 1文字神?」
「そういえば名前を聞いてませんでしたね?」
「あっ、サレアです。サレア・シアンです。」
「サレアさんですね! よろしくお願いします!」
「??? 何よこれ?」
どうしたんだろう? サレアさん?
もしかしてこの加護たち強すぎるのかな?
そうだろう。
「1文字神ってそんなにすごいですか?」
「え、ええ。SSランク確定と言われています。え? ……ランク昇格したほうがいいのかな?」
「とりあえず何かクエストをしたいんですが。」
「あ、そちらの掲示板のクエスト依頼紙にギルドカードを当てれば受注完了です。」
「わかりました。香奈枝、いこう。」
「あ、うん!」
俺がクエスト依頼紙にギルドカードを当てると、紙に俺の名前が書かれ、受注完了となった。香奈枝も受注成功だ。
受注したのは、ゴブリンの討伐。
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クエスト ランクE
ゴブリンの討伐
討伐証明物
・ゴブリンの耳
報酬
基本報酬 : 500ギラム
追加報酬 : 500ギラム/匹
クエスト受注者
・星晶 凛
・祈祷 香奈枝
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さて、早速クエストを達成するか。
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俺たちが外に出ると、冒険者5人が立っていた。
「おうおうおめえら!ガキのくせに生意気言ってんじゃねえぞ!」
「俺たちはCランク冒険者だぞ!」
「4文字神だってもってるぞ!」
「怯えろ怯えろ!」
「俺たちを怒らせたことを後悔させてやる!」
「すみません。うるさいので静かにしてくれませんか? あとここを通りたいのでどいてください。」
「ああ? 何年上に指図してやがる? お前は俺たちがボコボコにしてやるよ! お前みたいな弱そうなヒョロガリに俺たちが負けるわけないがな。」
5人とも大笑いしている。
声を潜めて香奈枝に聞く。
「一つお灸を据えたほうがいいかな? っ……」
香奈枝は怒っていた。静かに。笑顔で。
「誰が弱いんですって?」
刹那、骨が折れる音と、誰かが倒れる音がした。
「「「「「?」」」」」
おそらく香奈枝がやったのだろうが、香奈枝が動いてるようには見えなかった。
「私のことを馬鹿にするのはいいわ? ……けど凛くんを馬鹿にするのは許せない。覚悟してよね?」
「「「「ひぃっ」」」」
4人とも尻餅をついている。
そこに香奈枝が歩いて行った。
「や、やめろ!」
「ち、近ずくな!」
「俺たちはCランク冒険者だぞ? 他、ただじゃすまないからな???」
「尻餅をついて怯えながら言われても説得力ないわよ?」
「ひぃっ!」
そして香奈枝は、その場から動かずにーーただ早すぎて見えていないだけだがーー4人気絶させた。
鈍い音がなる。
「「「「っ……」」」」
「さ? いこ? 凛くん!」
…………怖すぎでしょ?
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俺たちは森に入ってゴブリンを倒していた。
「はあっ!」
ぐしゃっ
「よっと!」
すぱっ
「いよっ!」
ぼこっ
「我が魔力よ 全てを焼き 貫く…………炎の槍!」
ぐさっ
順調にゴブリンの耳が集まってるな。
やはり森にいるやつらは火が苦手なんだな。すごく大ダメージを与えられる。
俺は魔神、ーー神は何が起こるかわからなかったので魔神にしたーー香奈枝は武神の加護を設定している。
ちなみにゴブリンの耳は原子操作で出した皮袋に詰めている。
3、40個ぐらいあるかな?
さあどんどん集めるぞ!まだ始めてから1時間!こっからが本番だ!
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私はサレア。サレア・シアン。ポランド冒険者ギルドの受付嬢をしている。
さっき来た冒険者、たしか……凛さんと香奈枝さん1文字神あったのよね?
しかも凛さんは0文字神が出てたのよね……
とりあえずギルドマスターに報告しようかな?
「おい! 凛とやらはどこだ? さっきの仕返しをしてやらあ!」
……この声は、Cランク冒険者、モルト・ミレアだ。
「どうしました?」
話を聞くと、凛さんと隣にいた少女ーーおそらく香奈枝さんーーにやられたらしい。少女が、その場から動かずに5人を蹴ったようだ。「あいつ動いてねえのに! あとで思い知らせてやる!」と言っていたので、一つ「そういうことはやめてくださいね? カッコ悪いですよ?」とお灸を据えたら黙って、「わあったよ」と言って、出て行った。
ーーやはりギルドマスターに報告しよう。
ギルマス室ーーギルドマスター室は言いにくいのでこれが定着したーーに向かったサレアは、ドアをノックし、「はいれ」と言われたので、ドアを開ける。
部屋では、ギルドマスターが書類に目を通すなどの業務をこなしていた。
ギルドマスターはマンノームだ。何か大きな仕事を終え、ギルドマスターになったらしい。
私は凛さんと香奈枝さんについて話した。
「ふむ……0文字神持ちと1文字神持ちが現れて、5人のCランク冒険者を一方的に叩きのめしたのか…… 興味深いな…… 来たら合わせてはくれないか?」
「承知しました。」
サレアはギルマス室から出て、ドアを閉めた。
ーーまさかギルドマスターが直々に会いたいとおっしゃるとは思ってもいませんでしたね……
サレアはカウンターで凛と香奈枝を待つことにした。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
俺たちは、200体ほどのゴブリンを討伐した。
これで十分だろう。
「香奈枝そろそろ帰ろーー」
ピーピー
「っ! 香奈枝! 近くに危険な状態の人がいる!助けに行くぞ! 【アトム】! どこだかわかるか?」
『矢印を表示します。』
「身体強化!」
俺たちは風の如く走り、3人の少女が大量のゴブリンに囲まれているのを見つけた。
「っ! 炎の槍!」
「神速の脚! 神速の拳!」
一瞬でゴブリンの半数を討伐する。
しかしこれではきりがなさそうだ。
「香奈枝! あの3人を頼む! 【アトム】! 近くにゴブリンキングは居るか!?」
『ゴブリンキングを察知。矢印を表示します。』
ゴブリンキング。
それはゴブリンたちの長だ。
ゴブリンは繁殖能力が高く、数が多いが、知能は高くない。
その中で一番知能が高いのがゴブリンキングだ。
ゴブリンキングがいないと、ゴブリンたちは戦えず、撤退するらしい。
俺はすぐにゴブリンキングの元へ向かう。
ーーいた!
【鑑定】
ゴブリンキング Lv400
【攻撃力】 2020
【防御力】 1930
【体力】 3000/3000
「いやっ!」
剣で切り裂く。
ーーと思ったらゴブリンキングが手に持っていた棍棒で簡単に防がれた。
「っ、強い。」
今まで俺はLv100ぐらいの敵としか倒せてない。
これはこちらも本気で行かないと、香奈枝たちが危ない!
……刹那《刹那》、凛は10mほど離れた場所に出現し、詠唱を開始した。
「我が魔力で焼き払え 取り戻すは無垢なる大地 汚らわしき物全てを焼き払う業火 操りしはすべての炎……」
俺が使おうとしているのは極大魔法、無垢なる業火。
魔力消費は100万だ。
俺には痛くもかゆくもないがな。
そのかわり詠唱が長い。
地面には巨大な魔法陣が構成されている。
「……焼き尽くし 無垢なる大地を取り戻せ。」
詠唱が完成し、凛の上空に巨大な火球が現れる。
魔法を使わせまいとこちらへ走ってきていたゴブリンキングも立ち止まっている。
「無垢なる業火」
火球はゴブリンキングに直撃し、直径3、40mの、とても深いクレーターのようなものができた。
「これでも威力抑えていたんだが……」
ゴブリンキングは跡形もなくなっていた。
ブォー
どこからか角笛が聞こえる。
撤退の合図だろう。
俺は香奈枝たちのところに戻った。
「香奈枝っ! 大丈夫か?」
「うん!ゴブリンたちは逃げてったよ!」
「よかった……3人とも大丈夫ですか?」
俺たちは尻餅をついていた少女3人に話しかける。
「「「あ、ありがとうございます!」」」
と3人は声を揃えて言った。
「私はポールです。」
「……私はプシーラ。」
「私はピアン!」
「俺は凛だ。」
「私は香奈枝だよ!」
「香奈枝様!凛様!ありがとうございます!」
「……ありがと。」
「何様付けしてんだポール! そんなことしたら私たちが弱いって行ってるようなもんじゃないか?」
「そりゃあ命の恩人だしねえ?」
「ふっ! 私たちの方が強いぞ!」
「何言ってんの? 運命の出会いの人にそういうのはないでしょ?」
「何言ってんの、ってのはそっちだよ!」
「まあまあ喧嘩はよして。」
俺が喧嘩を止めたが、まだ続けていたので、俺は香奈枝と街に戻ることにした。
「おお? 戻ってきたか? どうだった? オークの耳は集まったか?」
この人は街から出るときの門にいる門番だ。
行きに会ったので顔見知りだ。
「ええ。ばっちり。」
「たくさん集まったわよ!」
「そうか! じゃあ通れ!」
「「ありがとうがざいます。」」
俺たちはギルドへ歩いていった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
俺たちが冒険者ギルドに行くと、サレアに呼ばれた。
「ギルドマスターがお呼びです。」
ギルドマスターが?なんだろう。
俺はサレアに案内され、応接室へと入った。
……しばらくして、サレアとギルドマスターがやってきた。
ギルドマスターはどうやらマンノームのようだ。
「突然呼んですまない。私はケンウンだ。」
「凛です。」
「香奈枝です。」
「早速だが1文字を持っているそうではないか? ステータスと加護欄を見せて欲しい。」
「「わかりました」」
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【名前 星晶 凛 Lv.729】
【ステータス】
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【攻撃力】 2,729
【武術】 530
【剣術】 4,320
【魔術】 12,970
【防御力】 629
【体力量】 1,213
【筋力量】 1,210
【魔力量】 172,929,729,727(1729億2972万0727)
【回復量】 672
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【スキル】
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【火魔法】 LvMAX
【水魔法】 LvMAX
【地魔法】 LvMAX
【風魔法】 LvMAX
【光魔法】 LvMAX
【影魔法】 LvMAX
【聖魔法】 LvMAX
【闇魔法】 LvMAX
【雷魔法】 LvMAX
【呪魂魔法】 LvMAX
【転移魔法】 LvMAX
【回復魔法】 LvMAX
【重力魔法】 LvMAX
【身体強化魔法】 LvMAX
【結界魔法】 LvMAX
【鑑定】 Lv6
【アイテムボックス】 Lv28
【念話】 Lv8
【錬金術】LvMAX
【魔道具作成】 LvMAX
【詠唱記憶】
【無詠唱】
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【エクストラスキル】
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【原子操作】 Lv14
【魔道具改造】Lv20
【神からの警告】
【詠唱改変】
【魔力知能】【アトム】
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「はい?」
「これが私のです。」
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【名前 祈祷 香奈枝 Lv.589】
【ステータス】
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【攻撃力】 4,324
【武術】 14,327
【剣術】 2,432
【魔術】 524
【防御力】 2,643
【体力量】 5,923
【筋力量】 1,210
【魔力量】 1,003
【回復量】 5,21
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【スキル】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【身体強化】 LvMAX
【意識昏倒】 LvMAX
【空手術】 LvMAX
【神速の拳】 LvMAX
【神速の脚】 LvMAX
【鑑定】 Lv6
【アイテムボックス】 L12
【限界突破】
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【エクストラスキル】
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【一撃の拳】LvMAX
【一撃の脚】LvMAX
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「……」
「次は加護欄ですね。」
「同時に見せますよっ。」
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神の加護 一覧
・凡一般市民救済神 : シビリアン
・剣術道神 : ソードマン
・剣士神 : ナイト
・剣神 : 剣を極めしソードマスター
・魔術師神 : マジシャン
・魔法神 : マジック
・魔神 : 魔術を極めしものパーフェクトマジシャン
・原子操作神 : アトムオペレーター
・原神 : 世界の基礎を操る者
・特殊神 : エクストラスキルを極めし者
・神 : &#$$$§%
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神の加護 一覧
・凡一般市民救済神 : シビリアン
・武闘神 : ファリング
・武神 : 武道を極めし者
・神速神 : 世界最速の業
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「…………」
「どうですか?」
「相変わらず私弱い……」
いきなりケンウンが俺たちの肩に手を置いた。
「お主らは期待の新人だ。」
これこないだ言ってた異世界の定番まんまじゃん。
「あっ。そういえば依頼達成したので報酬をもらいたいんですけど?」
「確か依頼はゴブリンでしたよね?」
「はい。 だいたい200体討伐しーー」
「「200体!?」」
「「?」」
そんな多いか?
「最大何体同時に相手しましたか?」
「ざっと60体でーー」
「60体!?」
「これはゴブリンキング確定だ。 すぐに緊急依頼を出そう。」
「っえ? ゴブリンキングってそんなやばいんですか?」
「当たり前だ。あいつ1匹倒すのにAランク冒険者10人は最低でも必要だ。」
「えっ? でももう倒しましたよ?」
「「えっ?」」
「?」
「「はぁ(呆れ)」」
俺何回呆れられてんだ?
『後書き』
長く書けました……
あと誤字脱字報告も是非お願いします。
感想お願いします!。
面白いと思ったら、是非、面白い!などのコメをお願いします!
その一言がとても励みになるので……(ノシ>.<)ノシ バンバン
あとブクマ、評価お願いします。
2021/07/28 20時36分
様々な描写、表現、文章の改正と追加を行いました。