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Hidden Talent Online  作者: ナート
4章 夏イベ!
63/148

4-13

 夜のログインの時間です。時雨達はフィールドの方へ行くそうなので、自由行動です。日課を済ませて南の第二フィールドへ行くのですが、その前にヤタと信楽を召喚し、野暮用を済ませます。

 場所はセンファストのとあるお店、飾りや商品一つ一つはおしゃれだったり可愛かったりするのですが、その配置や雰囲気のせいで禍々しく感じてしまう【キューピット・グッズ】を訪れました。


「あ~ら、いらっしゃ~い」


 中に入ると同時に野太い声が聞こえました。元々用があって来たので、ログインしているのは嬉しいのですが、その筋骨隆々の肉体と爆心地にいたのかと思わせるアフロヘアや、青髭に包まれた分厚い唇に、優しげでつぶらな瞳をした漢女(おとめ)を目の前にすると、どうしても身構えつつ下がろうとしてしまいます。けれど、前に進むしかありません。


「セルゲイさん、お久しぶりです」

「そうね~。リーゼロッテちゃんは用がないとこないものね」


 ガシ


「え、ええ、ちょ」

「セルゲイさんに頼みたいことがあるんですけど」

「う~ん、その前に、リコリスちゃんは降ろしてあ・げ・て」


 思わず抱えてしまいました。小柄なリコリスは抱き心地がいいので降ろしたくはありませんが、セルゲイさんに逆らうのは怖いので、従いましょう。


「残念です」

「リーゼロッテさんは何で警告を出さずにそんなことが出来るんですか?」


 リコリスがまっすぐ私を見ている気がしますが、目元が長い金色の前髪で隠れているので、実際のところはわかりませんね。


「リコリスが無防備に背中を晒してるから、つい」

「いえ、そうではなく、普通、許可も得ずに同じことしたら、ハラスメント警告出ますよね」


 おや、どうやらいきなりのことでご立腹のようです。これはまずいですね。ですが、ちょっとプリプリしているのも可愛いです。


「警告って同性だと緩いし、下も横も無ければでないでしょ」

「下? 横?」

「あ~ら、下心も(よこしま)な気持ちもないの?」

「リコリスが可愛い。ただそれだけですよ」


 おやおや、リコリスが少し顔を赤らめてくねくねしています。私が言っていることが本心なのは、警告が出ないという事実が証明してくれますから、疑っていないのでしょう。


「そ・れ・で、リーゼロッテちゃんの頼み事ってなぁに?」

「これなんですけど」


 そう言って私は自慢用に撮ったゴンドラのスクリーンショットを表示します。ウィンドウの設定を操作しているので、誰でも見ることが出来ます。そのため、リコリスも興味があるのか覗き込んでいますね。セルゲイさんに見せるためなので、表示位置が少し高いので一生懸命背伸びしていますが、見たいといえば抱きかかえてあげるのに。


「リーゼロッテちゃん、奥、行く?」

「やめときます」


 思わず即答してしまいました。セルゲイさんとしては、ゴンドラの情報を守るために言ってくれたのだと思いますが、この禍々しい雰囲気の店の奥がどうなっているのか、見ない方がいい気がしています。TRPGじゃないのにSAN値チェックとかされそうですし。


「そう……。それで、何を頼みたいの?」

「クッションが欲しいんですよ。座席の部分と信楽用の二種類です」


 基本的に座る部分は全て木です。ゲームなので痛くはなりませんが、気分的な問題で、あった方が嬉しいです。


「そ~ねぇ、それ、私が用意しちゃっていいのぉ? 布のアイテム作れる子、いるんでしょぉ」


 ……あ。

 小物だと思い込んでいたので忘れていましたよ。


「すみません、セルゲイさん、この話はなかったことにしてください」

「ええ、いいわよ。全部、聞かなかったことにするわ」

「ありがとうございます。あ、でも、クッションを固定するためのカゴとかありません?」


 ハヅチには後で頼むとして、大きめのカゴも欲しいですね。信楽をカゴの中の狸にしてやりましょう。


「そ~ねぇ、そっちにあるのでいいかしらぁ?」

「いい感じのがいっぱいですね」


 確か、シダとかいうので編んであるんですよね。さて、どれにしましょうか。


「リコリスさん、お待たせしました」

「お待たせ」


 私がカゴを見ながら迷っていると、お店の扉から二人のプレイヤーが入ってきました。うーむ、なんとも見覚えのある二人ですね。きっと気の所為ですが。


「あ、リーゼロッテさん」

「ほんとだ、えーと、あの時はお世話になりました」


 はて、知り合いだったようです。ふーむ。


「ノインちゃんとフブキ君はリーゼロッテさんを知ってるんですか?」


 思いがけない繋がりを匂わせる私達にリコリスが口を挟んできました。ただ、そのお陰で名前がわかりましたよ。ノインちゃんにフブキ君ですか。ここまで出かかっているのですが、あったのはいつでしょう。


「7月の歓迎会の時に、お店をしてたし、プレイヤーキラーから逃してくれたんだよ」


 あ、あの時ですか。そういえばそんなことありましたね。なんとなくですが思い出しました。ええ、惜しかったんですよね。フブキ君は気に入ったのですが、ノインちゃんが惜しかったせいで二人まとめて忘れていました。


「そうなんですか。リーゼロッテさん、ありがとうございます」


 リコリスがお礼を言ってきますが、リコリスが気にすることではないので、簡単にジェスチャーで誤魔化しておきましょう。


「リコリスさん、今日は私達以外に行く人いるんですか?」

「ううん、二人だけですよ。準備が出来てるなら、行きましょうか?」


 リコリスは二人の引率ですか。初心者支援をしているクランは大変ですねぇ。私には向かないので絶対しませんけど。


「セルゲイさん、どこか行くんですか?」

「ん~と、イベントの西側の奥のフィールドに行ってみたいらしいわよ」

「あー、あそこですか。……無理では?」

「あ~ら、行ったのね。何事も経験だし、その辺りは本人達しだいよ。それに、子供が使える夜の時間は短いのよ」


 なるほど、行きたいと言っている以上、経験はさせるということですか。まぁ、無理だと言って連れて行かなくても、自分達だけで行こうと思えば行けますからね。


「リコリス、買い物終わってからでよければ送ってあげるよ」

「ふぇ? リターン以外の移動スキルなんてありましたっけ?」


 中級スキルですし、空間魔法のレベルを上げている人は少ないとか聞いた記憶が微かにあります。つまり、テレポートはあまり知られていないのでしょう。こんなにも便利な魔法が多いのですから、レベル上げを優先してもいいと思うんですがね。


「あるけど、実際に体験してからのお楽しみだよ」


 リコリスがフブキ君とノインちゃんに確認しているようです。まぁ、寝るのが早い子供は移動に時間を取られない方が嬉しいようで、二つ返事でした。

 リコリスをリーダーにしたパーティーに加わり、ヤタと信楽を送還します。ブシドーレムの前まで行ったら私は南側へと飛ぶつもりなので、安全のためです。

 それでは、取っ手付きの普通の編んであるカゴにしましょう。こういうのは、凝った見た目もいいですが、やはり、私は普通のが好きですね。


「みんなを送ってくれるなら、お代はいいわよ」

「いいんですか?」

「クランの子供達が用意した素材で作ったのだから、みんなのためになるなら、いいのよ」

「わかりました。では、お言葉に甘えて」


 準備も整ったので、早速出発です。


「行ってきますね」

「気をつけるのよ~」

「【テレポート】」


 目的地を選択すると視界が暗転し、次に広がった光景はもう店の中ではありませんでした。


「……」


 フブキ君とノインちゃんはぽかんと口を開け、呆然としています。騒がれるよりはいいですが、そこまで驚くことですかね。


「リーゼロッテさん、ありがとうございます。それで、もしかしたら、今度頼み事をするかも知れません」

「そ、そう」


 反対にリコリスは真剣な眼差しをしそうな雰囲気でそんなことを口にしたために驚いてろくに反応出来ませんでした。私としたことが気圧されるとは……。


「リーゼロッテさん、ありがとうございました」


 意識を取り戻した二人からお礼を言われた後、パーティーから抜けて私は一人、別の場所へと飛びました。

 テレポートはクールタイムが短いので連発出来るのがありがたいですね。





 訪れたのはもちろん、南の第二フィールドへと入るための門の前です。後の楽しみにしていたため、まだ向こう側へは足を踏み入れてはいません。そして、意を決して門の向こうへと移動しました。

 そこに広がっていたのは森ではなく、草原です。このマップに生えている木は全てがMOBのようです、今までのパターンとは違いますが、MOBがどこにいるのか一目瞭然なので、不満はありませ――。


「へくち」


 へ? フルダイブ中にくしゃみですか? ありえないことではありませんが、何の脈略もなくすることはありえません。これは一体……。


「おやアンタはこのマップは初めてか?」


 声のする方を向くと、異様なプレイヤーがいました。顔全体を包帯でぐるぐる巻きにし、ゴーグルをしています。その上、何故か白いマスクもしています。それでも声がくぐもらないのはフルダイブだからでしょう。


「そうですよ。……へっくち」

「ほら周囲をよく見てみろ。妙なもんがあるだろ」


 そうは言われても、普通の草原型のフィールドに、トレント系のMOB、後は何故か1ヵ所にかたまっているプレイヤーと、普通に狩りをしているプレイヤーくらいです。


「遠くを見る必要はないぞ」


 ……そういえば。


「何か黄色い物が……」

「そう、それだ。一度あのMOBを倒すと表示されるようになるけど、特殊デバフ【花粉症】、その原因の花粉だ」

「へ?」


 何でそんなものが……、いえ、そもそも何でそんなものを。


「ちなみに、あの1ヵ所を占拠している一団は杉花粉被害者の会を名乗っている。目印は左腕に巻いてる黄色いバンダナだ。あいつら同士のみ横殴りを黙認していて、かなりの乱戦になってるから、近付かない方がいいぞ」

「もしかして、あのMOBって」

「ああ、杉をモデルにしたトレントだ。ちなみに、病耐性ってスキルを取得出来るようになるが、このマップでは罠だぞ」


 それだけ言うと、厳重に花粉症対策をしていたプレイヤーも左腕に黄色いバンダナを巻き、怨嗟の声を上げながら被害者の会の元へ走っていきました。どうやら休憩しているプレイヤーが新しく来たプレイヤーに対して説明しているようです。病耐性というスキルを罠と言っていた理由は気になりますが、とりあえず一度戦って見ましょう。

 あの自らを省みない戦闘をしている一団からは離れ、いい位置にいるMOBを見つけました。名前は【クリプトメランコリー】ですか。エド系の名前ではないのは気になりますが、種類が針葉樹なので、本当に杉のようですね。

 おっと。

 クリプトメランコリーがシャドーボクシングをしたかと思うと、拳の辺りにある葉が一直線に飛んできました。針の様な葉なので、攻撃がするどいですね。普通のトレントよりも遠くへ飛ぶので、足を止めていてはいい的になってしまいます。

 動きながら【閃き】を使用し、魔法陣を4つ描きます。葉っぱを飛ばしてくる攻撃を避けながらですが、ホーミング性能はないので、楽です。


「【アイスブラスト】」


 このイベントのMOBの半分以上に対してはブラスト系がとても使いやすいので、大活躍です。私のスキルレベルだと、十分に経験値を稼いでくれるので、上がりもいいですしね。


「おっと」


 クリプトメランコリーが葉っぱをまっすぐ飛ばして来るのでずっと止まっていてはいけません。何せ、射程距離で負けていますから。

 さて、ディレイも終わったので、次の魔法陣を4つ描きます。相手をよく観察すれば葉っぱによる攻撃を避けることは簡単です。予備動作がシャドーボクシングをするというトレント系共通のあからさますぎる行動ですから。


「【アースブラスト】」


 岩が出てきてそのまま炸裂し、クリプトメランコリーのHPを0にしました。今までまったく気にしていませんでしたが、炸裂した岩もしばらくは残るんですね。いくつか回収して残る時間を調べてみましょう。この花粉症というデバフと病耐性についても確認したいので、一度門まで戻ります。

 先程とは違う花粉症対策をしたプレイヤーがいましたが、フィールド側から来たので、説明には来ませんでした。

 さて、まず花粉症ですが、確率でくしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目のかゆみのどれかを引き起こすそうです。まったくもって迷惑ですね。一応、戦闘時は発生確率が著しく低下するそうなので、戦闘の邪魔をするということはないようです。

 へくち

 つまり、こうして休憩していると出てくるということですね。試行回数は少ないですが、くしゃみの確率が一番高いのでしょう。

 次に病耐性ですが、対応した状態異常に影響を与えるそうです。何故か緩和と書かないのが罠と言っていたことに繋がるのでしょうね。

 このフィールドにいる間は勝手にスキルレベルが上がりそうなので、取得にSPを1消費しても、すぐに元が取れるのでしょう。ここは取ってしまいます。他の耐性スキルとの複合スキルがあるかもしれませんし。

 ずずず

 鼻水が初めて出ましたね。ティッシュとか持っていませんが、すぐに消えてしまいました。一瞬垂れてきて不快感を味わいましたが、それだけのようです。

 あ、いつの間にかアースブラストで出てきた岩の欠片が消えてしまいました。門に戻ってくるまでは残っていたので、5分くらいですかね。

 っぷは

 鼻詰まりも来ましたよ。流石に複数同時にはこないようですが、面倒なデバフですね。他のフィールドと比べ、気持ち人が少ない気がするのはそれが理由でしょう。

 くしくし

 今度は目が痒くなってきました。症状が出てくる頻度も上がった気がします。試しにスキルレベルを見てみるともうLV5になっていました。やはり、罠だったようです。花粉症の説明文が増えたので見てみると、アレルギー系統のデバフは病耐性のLVが上がれば上がるほど強力になるそうです。……完全に罠じゃないですか。パッシブスキルはON・OFFが出来るので未取得状態と同じ状態にすることは出来ますが、なんとも腹立たしいです。こんな見え見えの罠に引っかかるとは……。


「びえっくしょん」


 これもスキルレベルが上がったせいでしょう。くしゃみが豪勢になりましたよ。


「おいそこのアンタ、病耐性取ったのか」

「ええ、ずぴ、どりまじだよ」


 複数同時に来るとは、本当に最悪ですね。


「このマップだとLV10までしか上がらねーから、そこまで上げたらOFFにすりゃいい。もしくは、俺達みたいに対策をするかだ」


 黄色いバンダナを左腕に巻いているので、杉花粉被害者の会の人でしょう。この状態が日常といった雰囲気を醸し出しています。まぁ、ああはなりたくないですが。


「じょうぼうでいぎょう、ありがどうございまず」


 おのれー、病耐性め。ちゃっちゃとレベルを上げてOFFにしてやりますよ。とりあえず、ハヅチには黙っておきましょう。それとなく勧めて、この苦しみを味あわせてやります。

 今わかる範囲の確認が終わったので、狩りの続きと行きましょう。流石にあの狂戦士の一団には近付きたくないので、離れるように移動しますが、そもそも人が少ないので、ちょうどいい位置にいるMOBを見付けるのに時間はかかりませんでした。


「【アイスブラスト】」


 どこを基準にしているかはわかりませんが、体感として【閃き】を使ってから魔法陣を描き終わるまでの間に花粉症の症状は出ませんでした。他のプレイヤーと協力して対人戦をしながらMOBを狩っていれば、症状が出なかったりするんですかね。


「【アース……ぶぇっくしょん、……ブラスト】」


 ちゃんと倒しきりましたが、戦闘中にも出てくるんですね。おそらくは病耐性のレベルが上ったせいだと思ったので、確認すると、LVが7になっていました。……上がるの早くないですか?

 イベントマップは全て経験値ブーストがかかっていますが、それでも早いです。恐らくですが、黄色い花粉が常に舞っているので、かなりの頻度で花粉症の判定が行われているのでしょう。塵も積もれば山となるといいますから。

 花粉症に苦しみながら狩りをしていると、病耐性のスキルレベルが10になったと通知が来ました。そのまますぐにパッシブスキルをOFFにしたので、花粉症の症状が緩和した気がします。それでも――。


「へくち」


 非戦闘時には多少の症状が出ます。まぁ、たまにくしゃみをする程度なら、もう気にする必要はありませんね。

 本格的にMPがきつくなってきたため、門周辺で休もうとしていると、花粉症対策をしたプレイヤーが数人、座っていました。何とも殺気立っていますし、あえてスキルをONにしているようで、凄い症状が出ています。


「よう嬢ちゃん、ハックション、ずび、ここに残るなんて物好きだな」

「MOBが動かないので戦いやすいんですよね。へくち」

「ああ、魔法使いには、ずぴ、倒しやすい、モンスターだな、ずぴ」


 簡単な世間話をはさみながら、ドロップの確認をしていると、ありました。上質な魔木ですか。1本しか落ちていないので、ドロップ率は低いのかも知れません。とりあえず、後でシェリスさんに杖を作る時に何本必要なのか聞いてみましょう。


「じゃあな。【バーサーク】」


 名前からして効果の予想がつくアーツを発動した人が赤みがかったオーラを纏い、光の帯を作りながら狂戦士の一団へと復帰しました。ステータスとか攻撃力を上げる代わりにアーツの使用制限とか、そんなところでしょうかね。ゲームによっては体のコントロールも出来なかったりするそうなので、迂闊に使えませんが、あの乱戦模様なら、問題ないのでしょう。

 あそこに加わって同じ様に戦っていれば取れそうな気もしますが、あの類のスキルは魔法使いとの相性が最悪なので、関わるのはやめておきましょう。

 休憩もそろそろ終わりにして、狩りの続きです。

 軽度のくしゃみに悩まされながら居座っているのですが、ちょっと焼き払いたくなってきました。それに、ちょうどよく【フレイムランスのスペルスクロール】がまだ100枚もあるので、手当たり次第に使ってしまいましょう。


「【フレイムランス】」


 まずは実験がてら【閃き】を使ってからスペルスクロールを8枚同時に使用しました。閃きはINT上昇のスキルですから、私のINTを参照する以上、スクロール系でも効果はあります。いえ、魔法陣を使って発動するよりも多くの魔法を使えるので、相性はいいですね。事前準備が面倒なのであまりやりたくはありませんが。

 スペルスクロールで焼き払った分は全て炭でしたが、何とか上質な魔木が5本集まりました。後何本必要かはまだ確認していないのでわかりませんが、これだけあれば何とかなると信じましょう。

 そろそろログアウトする時間ですが、魔術書がLV25になったのでスキルを確認します。

 えーと、LV25で覚えたのは魔術書作成というもので、その名の通り、魔術書を作ることが出来ます。ただ、必要材料は簡単なものが多いのですが、必要数が多く、作ったとしても下級スキルを取らないと漬物石にもならないようです。まぁ、これはゆっくり作りましょう。

 それではログアウトです。





 月曜日、今日はいつもの様に散歩に出かけました。何も言っていないのに出かける時間に伊織から連絡が来るのは、行動が読まれているからでしょう。そのことについて今更気にする必要はないので、気にせずにいましょう。


「今度の土曜日のイベント、どこまわる?」

「あー、特に決めてないから、任せるよ」


 私の記憶が正しければ、広報や開発の人が出てきてのステージイベントや、大型連休の時のトーナメントの上位入賞者の枠で参加してる人達との対人戦や、最新のVRマシンの展示とかもあるそうです。あ、コラボしている飲食店の出張所もあるそうです。ゲーム内の雰囲気を出そうとしているらしいので、高くてもそこで食べると楽そうですね。それに、ステージイベントの様子が映るモニターがあるそうですから。


「それじゃ、葵と相談して決めるけど、何か希望があったら言ってね」

「りょーかい」


 後は、今日の夜にイベントダンジョンへ行く約束をしました。後は、例の城でのクエストもやってしまおうかという話になったようなので、準備はしておかなければいけませんね。

 帰ってからは、日課だけこなしました。

プレイヤー名:リーゼロッテ

基本スキル

【棒LV30MAX】【剣LV21】【武器防御LV5】【格闘LV24】

【火魔法LV30MAX】【水魔法LV30MAX】【土魔法LV30MAX】【風魔法LV30MAX】

【光魔法LV30MAX】【闇魔法LV30MAX】

【魔法陣LV30MAX】【魔術書LV25】【詠唱短縮LV30MAX】

【錬金LV30MAX】【調合LV30MAX】【料理LV30MAX】

【言語LV30MAX】【鑑定LV30MAX】

【気功操作LV1】【魔力操作LV30MAX】【再精LV30MAX】

【発見LV30MAX】【跳躍LV30LVMAX】

【索敵LV30MAX】【隠蔽LV30MAX】【気配察知LV1】

【毒耐性LV3】【麻痺耐性LV1】【沈黙耐性LV1】

【睡眠耐性LV1】【幻覚耐性LV1】【病耐性LV10】

【知力上昇LV30MAX】

【調教LV30MAX】


下級スキル

【杖LV50MAX】

【治癒魔法LV16】【付与魔法LV30】

【炎魔法LV28】【氷魔法LV29】【地魔法LV27】

【嵐魔法LV24】【雷魔法LV23】【鉄魔法LV23】

【無魔法LV24】【聖魔法LV22】【冥魔法LV23】【空間魔法LV50MAX】

【魔力陣LV50MAX】【魔力制御LV50MAX】【詠唱省略LV18】

【錬金術LV15】【調薬LV23】【料理人LV20】

【言語学LV8】【識別LV30】【魔力増加LV48】

【看破LV6】【魔力視LV30】【軽業LV12】

【探索LV34】【隠密LV34】

【閃きLV13】【召喚LV1】


中級スキル

【杖術LV20】【魔道陣LV20】(同4異3)【魔法操作LV20】

【時空魔法LV3】


称号スキル

【探索魔法】【魔術】【筆写】


【残りSP174】

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