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第二章

第十八話


後ろからあげはの声が聞こえてくる。

あ「待ってよー!今日は屋上で食べない?」

私は走りながら答える。

『ん~。まぁいっか。おっけ、先いってて!』

あげははそこで足を止めて、

あ「り」

とだけいってみんなを呼びに戻ったようだった。

いや、略しすぎなw

・・・いつものメンバーで食事って、あんまり面白くないなぁ。

そうだ!

爽を拉致って・・・んん、連れて行こう!!←

というわけで、私は恐らくいるであろうと思われる”影の図書館”へ直行☆←

見事に予想があたったため、私はなぜか調子づいて、爽に弁当を持たせて屋上へ向かった。


・・・移動中・・・


はい、到着。

爽「なんなの。舞彩・・・・」

戸惑い気味の爽を見て、私はごめんね☆とまったく悪びれもせずに謝った←

屋上で待っていた快翔にぃとあげはたちは、私が連れてきた謎のイケメンを見て驚いたようだった。

快「舞彩、誰そいつ。彼氏?」

蒼「やだ!そんなの信じたくない!!」

まだ何も言ってないのにショックを受けて頭を抱え込む蒼依。

私が笑いかけていると、爽がそんな蒼依がよほど面白かったのか煽りだした。

爽「え?僕たちは、カレカノじゃないよ?まぁ、僕は舞彩の”特別”な存在だけどね~w」

・・・・。

まぁ確かに数少ない私の過去を知っているひとではあるけども。

ある意味特別な奴ではあるなw

蒼「嘘だ!!」

蒼依が信じられないという目でこちらを見る。

・・・・・。

『まぁ確かにあながち間違いではないけども。恋愛感情はないよ』

・・・私には。

嘘は、いってないからよし☆←

そんなサイテー(仮)なことを考えてるとはつゆ知らず、蒼依はほっとしたようだった←

でもなんで蒼依が慌てふためいてたのかな?

まぁ、どうでもいっか☆←

だめだろって?

だって正直言ってこのことを時間かけて考えることで生まれるメリットがないと思うもん。

え?

ダメだろなんて思ってないって??

そっかそっか~。

・・・・気にすんな☆←

まぁ茶番は置いといて。

『あげは、この人が、風海 爽。和解したんだよw』

そういってみる。

あげはは目を見開き、

あ「こんなイケメンが!?絶対ブサメンだと・・・」

なんて失礼なことを口走った。

爽「ねえ舞彩、話が見えないんだけど」

冷静な突っこみを入れてきた爽に、私ははにかんで答える。

『ああ、あげはもあの”落書き”をみたんだよ』

爽は、なるほどという顔をした。

うんうん、そういうこと。

三人で納得顔をしていると。

真「いや、話が見えないんだけど」

と、今度は真広が冷静な突っこみを入れてきた。

その言葉に私達三人以外、要するに”Studentcounci”のみんながうんうんと頷く。

私は説明が面倒くさくなり、

『あげは、説明よろ』

と放棄した←

するとあげはも面倒くさかったのか、

あ「爽くん、よろしく」

と爽に放棄した←

すると、爽も

爽「いやいやここは舞彩でしょ」

と私に投げてくる。

『えー』

と不満声を上げる私に二人はよろしく☆と笑う。

私達の仲がいい様子に、快翔にぃも

快「仲いいのはいいことだけど・・・カレカノじゃないのなら、よけいにどんな関係なのか教えて欲しいんだけど。風海 爽くん?だっけ、だれ?」

といってくる。

爽とあげはにこちらを見られて、はぁ・・・とため息をつきながら観念して説明を始めた。


・・・説明中・・・


あ・”Studentcounci”「「「「「「「えええええええ!!?」」」」」」」

・・・。

『いや、なんであげはまで驚いてんの』

思わず突っこみを入れたら、あげはに噛みつくような勢いで言い返される。

あ「いや、どんな関係かは私も聞いてないし!」

『そうだっけ?』

そういえばそうだったな、と思いながらもシラを切る。

あ「そうだよ!!」

といわれ、

『ふーん』

と適当に流す。

あげはにな!?といわれながらも無視をしていると←

蒼依が、

蒼「爽くん。君は僕の敵だ!!」

一方的に敵宣告←

あ~あ。

まぁ蒼依のおかげである意味なじめたようだし、いっか!






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