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Chapter1-69

 ステーキを食べ終えたレーナ姫は変身を解除しレオンハルトに戻る。


 他三人もステーキを食べ終えたのでお風呂に入ってから眠りにつく。


 そして翌朝。


 レオンハルトはサキュバスプリンセスに変身していた。


「恥ずかしいんじゃなかったんですか?」


「ファーラがそういいたくなるのも分かるけど、こっちの姿の方が周囲の被害を抑えやすいからね」


 サキュバスプリンセスの姿はドラゴンプリンセスの姿と比べて飛行時の小回りで勝る。


 ドラゴンプリンセスの姿の方が羽の筋肉が強い分飛行時の速度は出るのだが、

今回は周囲の被害を抑えながらの戦いなので小回りが利いた方がいいだろうと判断したのだ。


「さて、朝食を取ったら行くわよ」


 係が朝食を運んできた。


「フィッシュアンドチップスとグリーンスープでございます」


 そういって係は朝食を置いてから下がる。


 四人は朝食を急いで食べ、ドラゴンクリムゾンの襲来を待つ。


「そろそろくるはず……」


 レーナ姫がそういっていると、空に影が差す。


「来ましたね。準備はできていますか?」


「いつでもいいよ、ファーラ」


 エリファーはそういって剣を構える。


「ドラゴンの精気を吸うのは対抗されるけど、やるだけやってみるわ!」


「リリィのように私も精気を吸った方がいいのかしら?」


 そんなレーナ姫に、リリィはいった。


「本来サキュバスじゃない、というか……ともかくあなたの身体が受け付けないと思うわ」


「確かにそうね。エクスカリバーの魔力源にするならいけるかもしれないけど、今は充分魔力があるし」


 レーナ姫の言葉に、エリファーはいった。


「随分久しぶりに王家の聖剣の愛称をいったわね」


「仕方ないわよね?あまり機会が無かったし、そういう雰囲気でも無かったから」


 レーナ姫の返しに、リリィは思わずいう。


「へえ、その剣にエクスカリバーって付けたんだ」


「悪いかしら?」


 そんなレーナ姫に、ファーラはいった。


「ふざけている場合じゃありません。行きますよ!」


 そういってファーラがドラゴンクリムゾンに突っ込むのを皮切りに、四人は散開する。


 ドラゴンクリムゾンの行く手を塞ぎ、建物を守る構えだ。


 すると、ドラゴンクリムゾンは爆炎をエリファーに向けて息として吐き出した。


「私がかわすしかできない、と思ったら大間違いよ!」


 エリファーはその剣さばきで爆炎を切り払った。


「後ろ、貰います!」


 ファーラがその隙にドラゴンクリムゾンの背後から攻撃するものの、それは尻尾ではじかれる。


 さしものファーラも、ドラゴンクリムゾンの頑丈な尻尾で弾かれたことによりダメージを受けてしまうのだった。

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