第5話「アンダーラからの・・」
ーー前書きーー
・崎本アンダーラにサインをもらいに、A町に行くのだが
そこで、会った人とは?
「う、うーん。だ、誰?こんな人いるの?」
さっきから、こんな言葉しか言ってない。篠倶も水原も俺も・・・。すると、篠倶が
「あ、あの、俺、実は・・。アンダーラ、いとこなんだけど。」
そんな事を篠倶が言った。俺は
「あっそ、アンダーラがいとこなんだ・・・え? え、え?・・ウソーーーー」
え、ありえない。いとこ? 都合よすぎ、それに、外国人いとこ? 頭のなかが混乱した。そんな時、水原が
「じゃー、会いに行こーよ。知ってるでしょ。家。」
水原がそう聞いた。でも、篠倶が家の場所を知らないで探す事になるんだよなー。そう思っていたら
「よし、行くか。A町にあるんだ。」
と、篠倶が言った。たぶん、これで迷子になるんだなぁーっと思った。
そして、篠倶の言った通りに、A町行きのバスに乗った。が、そのバスが変だったんだ。バス内でアナウンスがなった。
「きょうが、ごじぇいたたくまずてたりかごうぜいまつ。」
はぁ? なんて? 意味分からない。 篠倶達の方を見たら、呆然としていた。そしてまた、アナウンスがなった。
「今日は、A町行きのバスに乗っていただき、まことにありがとうございます。少しせまいですが、良いゆっくりしていって
ください。」
と、言ってアナウンスが終わった。 まさか、あの訳分からない言葉は、これが言いたかったのか?また、なぜかアナウンス
がなった。
「最初に言った、訳の分からない言葉で、お客様に迷惑をかけて、申しはけありません。 この、運転手、かつぜつ悪くてー。まじ、すまん。
まぁー許してーや。」
えぇーーーーーー。なんで、途中なんかため口なの? このバス大丈夫なの?
「ええー、と、さっきはまことに、失礼しました。」
ん? さっきのかつぜつおじさんだ。なんだ、普通にしゃべれるんだ・・・
「あちょ、みむちゃったげづぎまず。のぐりだく、5ふこぐやいでつ。」
「あと、もう少しで、着くと思います。残り約、5分ぐらいだと思います。」
あぁー。やっぱダメだー。もうこのバス嫌だー。
ーーーーーーーーそしてーーーーーーーー
「いやぁー。着いた着いた。」
篠倶が嬉しそうに言った。とにかく、あのバスはダメだー。あの後運転手が、道に迷ってしまった。A町にお着いたのは、出発してから
1時間後のことだった。 予定では、出発してから15分後に着くはずだったのに。
まぁー、それはさておき、俺は篠倶に聞いた
「で、そのアンダーラの家はどこ?」
すると、篠倶は「こっち」と言って、陽動してくれた。そして、その家に着いた。
ピーンポーン」と、インターホンをならした。家からでてきたのは・・・日本人だ。
「紹介するよ、俺のいとこだ」
そう篠倶が言った。いとこは、ぺこりとおじぎをした。てか、なんで、日本人? ハーフかなー? そんな事を思いながら俺はサイン用紙とペンを出した。
「えっと、サインください・・・」
俺は照れながら言った。そしたら、いとこは
「えぇー、困るなぁー。まぁーあ、僕はイケメンだし、しょうがないなぁー。」
と言った。つか、ウザ、自分でイケメンって、ナルシだろー。けど、サインをもらわないと、戻れないしなぁー。
「あ、お願いします・・・」
そう、俺は小さい声で言った。すると、篠倶のいとこは、調子に乗って
「あぁー、なんて? 俺の事をイケメンって、言ったら、してあげるよーーーーーん。 さぁー早く言ええよー。」
ウザ、もういいか、 俺はキレタ。そいつはビビッて、すぐにサインを書いた。
「よし、これで良いや・・・ん? え、名前が、アンダーラ、じゃなくて、案駄? アンダーラじゃなくて、案駄?えぇぇぇー」
俺は、びっくりした。そして、すぐに篠倶に聞いた。
「案駄? なんで? アンダーラじゃあー?」
そう聞いたら、篠倶はいなかった。そしたら、水原が
「篠倶君なら、さっき、すっごくビビリながら走って行ったよ。」
と、水原が言った。俺は水原にどの方向に行ったか聞いた。
「え、えっと、あっち側に行ったよ。」
そう聞いた瞬間、俺は50m7秒の足で走った。水原と、サイン用紙と、ペンをおいて走っていった。走っていると、誰かにぶつかった。
「す、すいません。急いでいたので、」
と、謝ったら、その人が振り向いたら、 !!この、人、
「アンダーラさんだあー。」
なぜ、俺が分かったかというと。この人、名札つけてるーーー。普通に考えたらつけないだろ、まぁー、どうでもいい、サインをもらおう。
ん? ない。 ま、まさか、おいてきたーーー。最悪・・・ そしたら、篠倶が来て、
「もう、帰ろうぜ。」
と言ってきた。確かに・・・疲れた・・・はぁ? こいつ・・・。
「と、いうことで、№5 崎本アンダーラにサインをもらえ 失敗・・・・」
「はぁー。なんだ、このしめかた、つか、失敗って、」
そう言ったら、水原が
「次、めくろうよ。」
と、言ってきた。まぁーそうするか・・・。 次は・・・
{№6 ギネス世界記録に登録しろ!!}
「えぇぇぇぇーー」
俺と水原がかぶった。が、なぜか、おれの体が光った。そして、もとに戻った。
「なんでー。おかしい。」
そう言うと、篠倶が
「俺、シャーペンの数が世界一になったんだ。はは・・」
マジですか。俺は篠倶に
「何本持ってるの?」
「えーと{192本}だったけ」
うそー。こいつ何本もってるの? そしたら、篠倶が「あっ」っと思い出した。
「そうだ、秀徳から1本もらったから、{193本}だ。」
もういいわー。つか、どうするの?これ?俺は2人に聞いた。
「もう、終わっていい? 俺、今、高校生だよ。」
「あ、」
と、2人がかぶった。そしたら、篠倶がこんなの言ってきた。
「よーし、戻って、試して、戻って、試して、な感じでやろー。」
と、言ってきた。
「まじで?」
俺は篠倶に聞いた。そしたら、
「おい、秀徳、パイナップル、持ってこい。」
と、水原に命令していた。 まてよ、パイナップル?
「よし、OK、」
と、水原が言った。俺はこの時、走って逃げた。
ーーーーーーーー後書きーーーーーーーー
これ、100個の方法試せるか?
次回は篠倶のシャーペンコレクションを教えまーす。