〜Nobody waits 〜
「あんた、長老なのか!?」
「お前、長老に失礼だ!」
「謝れ、無礼者!」
周りにいる人全員が雨竜に向かって叫んでいた
「しぃ〜ずぅ〜まぁ〜れぇ〜!!!」
「しかし長老・・・」
「この者は予言の者に違いない」
「・・・!!」
人々がざわめき始めた
「予言の者?」
「そうじゃ、お主は我々の希望なのじゃ」
「何でオレがあんた達の希望なんだよ」
「魔界には大昔から伝わる伝説があってなぁ、その内容はこうじゃ『天より青年
来る、その者生まれながらの魂導師なり、その者仲間を連れ悪を倒
し、五つに玉を真の姿にしてくれよう。その者、予言の者なり』といった感じじゃ」
「といった感じじゃ、じゃね〜よ。てかオレ空から来たのか!?そぅる・ぷりぃすとって何
だ!?五つの玉?何だそれ、それより魔界から人間界へ帰る方法を教えてくれよ」
「人間界へ帰る方法はたった一つ、五つの玉を全て集めることじゃ」
「何だ簡単じゃんそんなの、仲間なんていらないね」
「そんな簡単に集めることはできんのじゃ」
「何でだ?その玉とかいうのを取って来るだけだろ?」
「それがなぁ、最近その玉を使って人間界へ行き、人間界を支配しようとしている
組織が現れたんじゃ。その組織の名は『テュール・プラフィト』少人数組織じゃが兵揃いだそ
うじゃ」
「そんなことさせてたまるか!!晴一や風太が待ってるんだ」
「待ってる?そうじゃ言い忘れておったが、お主の友はお主のことを待ってはおらぬ。それど
ころかお主のことを覚えてもおらぬ」
「どういうことだよそれ!!」
今後週一回のペースで投稿したいと思います