ヤマトサーガ　タケル

戦国の時代へと飛ばされ己の意思とは無関係に戦いを迫られる主人公『タケル』
その世界は、地球とは違う異世界『ヤマト』だった。
そこでは、『インガ』という不思議な能力によって超人的な戦闘力を発揮できた。
そして、『武神機』というロボットを操り、タケルの戦いは大きな渦に飲み込まれる。

嫌われ者の不良だったタケルが、仲間と戦いを重ねるうちに厚い友情と信頼を培う。
幼馴染との出会いや仲間との敵対が、タケルを否応無く成長させる。
生きる事への喜びは、死という悲しみを乗り越えた先にあった。

しかし、運命の歯車は非情にも廻る。自分の力（インガ）が増大し抑えきれなくなり、ついには暴走をはじめる。その時、数千年前に封印されていたタケルの精神が開放され、ヤマトの世界誕生の意味を垣間見る。
それは、幾度と無く繰りかえされてきた終末への序章に過ぎなかった。