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「おぉ・・・久し振りだな、ここ」
俺は――βテストでは何回も来た――最初の街『ファン』に降り立った。周りを見渡すと次々に青い閃光の後にアバターが出来上がり、その人たちは歓声を上げていた。
まぁ、そうだろうな。俺だってβテストで初めてきた時には同じ反応をしたさ。
ん~~~どうしようかな。このままミリとの待ち合わせ場所である塔に行くには早過ぎるからなぁ・・・あ、そうだ。あれをやろう。
ダッシュ、ウォーク、ダッシュ
これはβテストによく俺がやっていた動作だ。つまりこの動作をやっている俺に話しかけてくる奴は・・・
「おぅ、お前ライか?久し振りだな。」
・・・そいつは俺の知り合いかつβテスターである。
「おぅ、俺だ。サブローか?久し振りだな。」
「その通り。いやぁ、何か変な動きしてる奴がいるな~と思ったらお前がいて驚いたぞ。」
「狙ったんだけどな。」
こいつはサブロー。βテストの時はよくパーティーを組んだものだ。
「何か考えていたっぽいけど、どうしたんだ?」
サブローが聞いてきた。
「いやぁ塔んところに幼馴染待たせててな・・・」
・・・あれ、コレって・・・
「幼馴染!?女か?女か!?俺に紹介してくれ!」
・・・失言だった。
「女だけど俺の目が黒い内は絶対お前には手出しさせねぇ!」
こいつは女好きである。βテスト期間中は事あるごとに女性プレイヤーをナンパしてたもんだ。
「そうかぁ・・・まぁ歩こうぜ」
「良いぜw」
まぁその後歩いている途中、馴染みの店に行ったり、またβテスト仲間に出会ったりして・・・
そして運命の一時間が経った。
早く出せなくて・・・スミマセン゜(゜´Д`゜)゜
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