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プロローグ

「ふぅ・・・」

 俺は今、ダンジョンから出てきたところである。緑のゲージ――HPゲージ――は五割方しか残ってない。これは結構やばいな。その理由は、このゲームがデスゲーム・・・だからではない。ちゃんとHPが0になったらセーブポイント、つまりホームシティに戻るだけだ。ただし攻略を目指す者にとってそれは無駄なだけであり、俺はアイテムを使って回復をした。

 はて、俺は何時間位ダンジョンに潜っていたのだろうか?多分五時間位のはずなのだが・・・そう思って俺はメニューを開き、現時刻を確認した。

 やはり、このゲーム内での時間は五時間は経っていた。では、現実世界・・・・の時刻は?そう思い、―もう何千回もしている―上の現実世界の時刻を見た。

「ハアァァァ・・・」

 俺は深いため息をするしかなかった。


 数コンマ秒も経っていない。実際に経っているのは、1.8秒だけだ。


 つまりこの世界は現実世界より一万倍のスピードで動いているのだ。そしてこのゲームはデスゲームではなく、死んだら生き返れることは前にも説明したが、少しこれに補足をさせてもらおう。


 このゲームはデスゲームではない。死んだらちゃんと生き返れる。・・・ただしこのゲームには、ログアウトボタンは無い。


 そう、俺達プレイヤーはこの世界、このゲームから脱出できないのだ。その説明をするには約二十年前、現実世界では約二十三時間前の事を話さなければいけないだろう。


 この世界は太陽と月の力により恵みをもたらされた、永遠の時が刻み、剣と魔法が全てを決める世界。その名を・・・


 EWO<エターナル・ワールド・オンライン>

 たまに書きます。時間間違っていてスミマセン。

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