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第2球色んな出会い
「あ、驚かせてごめんね。うちは和泉 彩。イズミって呼んでね。」
小柄で華奢なそばかすのイズミは微笑んだ。
「よ、よろしくね、うちは持田 侑。侑でいいよ。」
「宮中 真帆だよ。まほでいいよー。」
「外寺 璃紗です。りぃでお願いします!」
「安藤 美香っす!通称あんどぅーだよ。」
「横井 春香です。はーって呼ばれてます。」
「水田 敬だよ。けぃでよろしくねー」
顔を知らなかったのはイズミだけで、同小の安藤、外寺も来ていて、横井、水田、宮中は同じクラスだった。
これからどんな部活になるんだろう・・・。
いるはずの先輩たちは見当たらない。
うちが不安でいっぱいだったその時・・・
「はあはあ、はあはあ・・・」
変なおじさんがグラウンド内を激走している。
そしてその変なおじさんはうち等目掛けて、息を激しく切らせながら着々と距離を縮めてきていた・・
「ギャアアアアアア!!!!」
うち等が叫んだ。
変なおじさん、期待していて下さいww