補足:人物紹介
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
物語に登場したキャラクターたちを、簡単に振り返られるようまとめました。
読了後のおまけとして、気軽に読み流していただければ嬉しいです。
■主要人物
【ミリア・カヴェル】
本作の主人公であり、王国軍独立部隊《夜禍の牙》の団長。
高い実力と判断力を備え、隊員への指導も丁寧で、仲間からの信頼は厚い。
困っている者を放っておけない性格で、特にリリィの存在は彼女にとって大きな支えとなっている。
リリィの身に起きた出来事をきっかけに、彼女自身も重大な選択を迫られることになる。
【リリィ】
ミリアの戦友ユリウスの妹であり、ミリアにとって守るべき家族。
ユリウスの戦死後は孤児院で暮らし、明るくひたむきな性格で周囲を和ませてきた。
しっかり者に見えるが、中身はまだ幼さが残り、時折ミリアに甘える一面もある。
その素直な優しさと思いやりは、物語において欠かせない存在。
【アーク・レネフィア】
王国軍《白陽の騎士団》団長で、名門レネフィア家の嫡男。
威厳と責任感を備え、騎士としての誇りを体現する人物。
真っ直ぐで融通の利かない面もあるが、その誠実さから部下たちに深く慕われている。
■夜禍の牙(ミリアの部隊)
【シェラ・ノクト:狙撃手】
周囲の熱や魔素の動きを読み取り、遮蔽物越しの気配すら察知する能力を持つ。
無口ながら仲間想いで、ミリアとリリィにとって欠かせない存在。
任務中は冷静沈着に立ち回る一方、日常では不器用でおっちょこちょいな面もある。
リリィの前では姉のように振る舞おうとして空回りすることもしばしば。
【ユーグ・カラン:潜入工作員】
相手に認識される前なら、視覚にも聴覚にも引っかからず存在を消す特異な能力を持つ。
普段は飄々としたお調子者で、誰とでも軽く打ち解ける明るさがある。
その一方で任務では慎重かつ確実に仕事をこなす実力者。
裏方として部隊を支え、仲間からの信頼も厚い、縁の下の力持ち。
■白陽の騎士団(アークの部隊)
【レオナ・バルトネス:副団長】
混在する戦況データを瞬時に整理し、敵の配置や動きを即座に見抜く優れた分析力を持つ。
真面目で冷静な性格で、部隊の実務を一手に担う。仕事が片付いている時は冗談も言える柔らかさもある。
アークには率直に意見を述べる一方で、何でも一人で抱え込みがちな性格ゆえ、時には彼に心配されることも。
常に周囲を見て支え続ける、縁の下の参謀役。
【ヴァルド・グレイブン:重装騎士】
重装備の扱いを得意とする歴戦の騎士。
若い兵士たちの面倒見がよく、部隊の精神的支柱として頼りにされている。
経験に裏打ちされた落ち着きと包容力を持ち、周囲から厚く信頼される人物。
D.E.A(※)による魔力制御においては“天賦の才”と評されるが、それは絶え間ない努力の積み重ねによるもの。
※スキル(生まれつきの魔力制御能力)を持たない者が、戦闘力や身体能力を補うために使用する魔導装置
■ヴェイルの森の魔女たち(魔人)
かつて「静域」と呼ばれた森に暮らしていた特殊な能力を持つ女性たち。
【エレナ】
外の世界に憧れを抱く、穏やかで優しい少女。
誰に対しても柔らかく接し、その言葉は人の心をそっと軽くしてくれる。
森の仲間たちだけでなく、ミリアたちの価値観にも影響を与えた存在。
【マリス】
エレナの親友で、静かな強さを持つ少女。
冷静沈着な性格だが、ミリアとの出会いをきっかけに感情を露わにする場面もある。
仲間のためなら自ら動き続ける責任感の強さで、森の者たちの支柱となっている。
【ソフィア】
理知的で、時に辛口な物言いをする女性。
仲が深まると途端に子どもっぽい一面を見せてくることもあり、そのギャップで周囲を驚かせる。
判断力に優れ、森の仲間からも信頼されるしっかり者である。
【イレーネ】
落ち着いた雰囲気を持つ、物静かな女性。
観察力が高く、常に一歩引いた場所から状況を見守る姿勢が印象的。
調査や裏方の役回りで、一行を縁の下から静かに支えている。
【セリナ】
知識欲が旺盛で、記録や資料を好む女性。
世界の歴史や出来事に興味を持ち、自ら積極的に学ぼうとする探求心を持つ。
その真面目さと柔らかな好奇心が、仲間たちに新しい視点をもたらしている。




