表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

正直

作者: 安岡 憙弘

泰然自若たいぜんじじゃく

  正直

                              安岡 憙弘よしひろ

 ある国の大変すばらしい豪華な宮殿にとても権力のある女王様がいらっしゃいました。女王様はちょっと意地悪いじわるな人で誰か宮殿にやってくるものがあるとむずかしい問題を出して困らせていました。

 そこへ3人の小さなピエロがやってきました。女王様はさっそく次のようなもんだいを彼らにだしました。

「ここに3羽のニワトリがいるが1羽だけ金の卵を生むニワトリがいる。見事当ててみなさい。」

 すると3人のうち赤い帽子をかぶったピエロが「わたしはこのニワトリが気に入りましたのでこれをえらびます。」と1羽をえらびました。するとそのニワトリがコロンコロンと3つの金の卵をうみました。女王様は「そのうち1つだけが本物の金の目玉焼きがつくれる卵です。どれをえらびますか。」

 次に緑の帽子をかぶったピエロが「私はこの卵で目玉焼きをたべたいと想いますのでこの金の卵をえらびます。」「それでよいのですね。では最後にもしその卵が本物ならみごとに金のまくを張るフライパンの油があるどれがそれか当ててみなさい」最後に青い帽子をかぶったピエロが「私はこの油をつかって料理をしたいとおもいますのでこれをえらびます」と言ってフライパンに油をぬり、さきほどの金の卵を割ってフタをしました。時間がきました。青いピエロがフタをとると黄金のまくをはった黄身の部分が金ピカの世にもめづらしいきれいな目玉焼きができました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ