『リアルな旅人の話』・・・『詩の群れ』から
『リアルな旅人の話』・・・『詩の群れ』から
㈠
リアルな旅人は、いつか帰還するだろうだろうだ。
だろうだ、リアルな旅人は、崇高な動きで、遊泳するんだろう。
だろう、異質無機質な、リアル感満載で、辛かりけりだよ、だろうだ。
そうだろう、処で、何故、リアルな旅人の話なんだい、え?
㈡
それは、遠くへ行ってしまう人々の、奇跡の復活祭だからさ、だろうだ。
だな、そして、戦いの末に、我々は俺もお前も、自分を知るんだろうだ。
だろ、リアルだからこそ、意味があるんじゃないか。
だろうだろうだ、意識の上の、戦場の在り処だろうだ。
㈢
つまりは、リアルな旅人の話ってことで、意味を含蓄だろうだ。
だろうだろうだろうだ、悲しみを通り越して、いつぞやの再会だろうだろうだ。