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違和感そして消失

親友と喧嘩別れして家に帰った少年。彼はある違和感を抱く。

イライラしながら家に着いた。だが、それ以降は普段と変わらない日常だった。ゲームして、テレビを見て、夕飯を食べて、風呂に入って…。

勉強でもしようかと、部屋に入った。ふと、犬の首輪とレールが目にはいった。

「どうしてこんなものが?」確かこれは僕が生まれる前に飼ってたラブっていう犬の物。母さんの話だとどうやら僕の犬にそっくり、って

「そうじゃないか。これは、あいつの、死んでしまったあいつのものだ。」家にあった前の犬のを僕が使っていたんだ。

「どうして、忘れていた?確かに今朝まで覚えていたのに」

しかし、依然、あいつの顔が思い出せない。

「そうだ写真!」

机の上の写真たてを見る。がそこに写真はない。どこだ?

部屋中を探しても見つからない。他にも、あいつのために用意したボールやフリスビーもない。リビングもさがしているのだが、なかなか見つからない。

「あんた何やってんの?」

「写真を探してるんだ」風呂上がりの母さんが声をかけてきた

「知らない?」

「何の写真よ?」

「えーっと、ほら」おかしいあいつの名前が分からない「ほら、犬いたじゃん?」

「あーあの子の写真?ならこっちのほ」「そう、あいつと僕の写った写真だよ」母さんはきょとんとした

「何言ってんの?あの子はあんたが生まれる前に死んじゃったのよ」違うそうじゃなくて

「ラブじゃなくて、ほら、僕が飼ってた犬だよ」

「何言ってんの?そんなのいないわよ!!」よほど僕がおかしなことを言ったのか母さんは不機嫌に言った。だがしかし、

母さんこそ何言ってんだ?………そうだ写真ならスマホにあるじゃないか。そう思い高校入学したときに買ってもらったスマホを取り出した。あいつとはたくさん写真を撮った。わざわざ確認しなくてもほとんどあいつとの写真だ。スマホを起動させてアルバムのアプリを開けて、確認もせず母さんに見せた

「ほら、こいつだよ」

「こいつって言われてもあんた1人しか写ってないじゃない?」 は?「え?」

確認すると……本当に僕1人が、だが確かに何かとじゃれあっている僕1人が写っていた。

「何やってんだ俺は?」

「そうよ。高校生にもなって」

俺は立ち上がり部屋へ戻ろうとした。

「あら、写真はもういいの?」

「写真?何の?」

「何の?ってあんたが飼ってたっていう犬の」

「俺犬なんか飼ってないよ」

「そうよ。ってあんたがいいだしたのよ」

「そうだっけ、もういいや」俺は部屋へと向かった。

「ああーちょっと」


僕はなにをしてたんだ。何を探していた。思い出せない。思い出せない

「まーいいか」そろそろ寝ようかな

ベットに入った俺は何か何か大切なものを無くしたような違和感を覚えた。

第三話読んでいただきありがとうございます!


これ書いてるの朝の4時なんですけど、今日まで定期テストなんですよ。だから、ちょー勉強中です。まだやるつもりなので多分オールですかね(笑)

今日が終われば冬休みまでもうすぐなので頑張ります。とはいえ冬休みのあとの模試とかに向けてしっかり勉強はしないといけないのですが……ってマジメかっ!!!(笑)

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