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始まりと終わり

「いや、別に」

そう言って机に向かった。レオが話してきたから平然としていたが、頭の中はその子のことでいっぱいだった。

レオは犬のことを聞いてきた。

「あいつ春休みに死んじゃったんだ」そう言うとなぜかレオは少し笑って、そうかと言った。

「おい、どういうことだ。怒るぞ。」彼は顔を整え、

すまないと言ったが、どうにも彼の顔は嬉しそうだった。そこで、チャイムがなって、新しい担任が入ってきたため、それ以上話を聞けなかった。

式が終わり、軽いHRが終わるとその日は解散になった。みんなはどこか遊びに行こうとか話しているが、僕はただ彼女のことが気になっていた。

名前はなんと言うのだろう。HRで配られた名簿の載ったプリントはなぜか最後だけが汚れていた。どうしても知りたくて、本人に聞こうとした。臆病な僕にしては珍しく積極的になれた。

彼女は廊下を歩いていた。後ろから話しかけると、彼女は肩をビクッとさせ不審そうに振り返った。

「あ、驚かせてごめん。えーっと、君名前なんていうの?」

そう言うと彼女は不思議そうに首を傾げ 宇田 イリス とだけいって走っていった。

教室に戻るとレオがラーメンでも食べようと誘ってきた断る理由もない。

「行こうか」

去年からレオとよく来る店だ。奥から活気のある声が聞こえてくる。他にも美味しいラーメン屋は知っているが、レオがいつもここがいいと言うのだ。

「へいお待ち」

運ばれてきたラーメンを自然と顔が綻ぶ。こってりとした僕のお気に入りのラーメンだ。それに安いし、いつもここでも不満はない。

「いただきます」手を合わせて、食べ始める。横からうまいという声が聞こえる。

ラーメンを食べながら僕はレオに初めての恋心を吐露した。「どう思うかな?付き合ったりしたいんだけど」レオは、しかし、険しい顔で あいつはやめておけというのだ。思いもしない返答に

「どうして?」としか言えなかった。レオはどうしてもだ、とか、とにかくダメだ。曖昧なことばかり言う。

「なんでだよ。もしかして、お前も彼女が好きなのか?それとももう付き合ってたりするのか?」自分の声が大きくなっているのを感じながらそういった。そんなんじゃない!けどだめだ レオの声も荒くなっている。

「じゃあ、どうしてだよ。友達なら協力してくれよ!」とうとう僕は怒鳴り声をあげた。彼を睨みながら、そして、彼も僕をみて、…

そしてついに僕は悪意をもってこういった。その時の彼の顔は忘れられない。とてもとても悲しそうな顔だった。

「もうお前とは友達じゃない」

620円を置いて店からでていった

ラーメンはとっくに伸びてしまっていた。

第二話読んでいただきありがとうございます!


あまり関係ありませんが、サッカークラブワールドカップ、広島勝ちましたね♪正直前半の感じだと負けるなと思ってました。(笑)危うく相手のpkになりそうなシーンもあって、ヒヤヒヤでした。何はともあれ勝ってよかった!次のリバープレートは強豪ですが、広島らしいサッカーで勝ちを目指して欲しいです。

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