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『ひなこまち』(畠中恵)を読んで
なんと「しゃばけ」シリーズも早11作目。
お馴染み薬種問屋長崎屋の若だんな、一太郎のもとに「助けて下さい」との木札が舞い込む。さて、誰が助けを求めているのかしらと、いつものように降ってわいてくる問題を解決していきながらも、木札の送り主はわからず。そんな時に江戸での美人コンテスト、雛小町選びが始まります。
相変わらず病弱で優しい若だんなが今回も活躍します。
しゃばけシリーズは本当に読みやすいです。そして登場人物(人でないモノも含む)がみんな愛らしい。いつも面倒ごとが起こってはドタバタしているのに、作品そのものはゆったりほのぼのした空気感を漂わせています。
これまでの作品と変わることのない温かさでした。でも今作では若だんなが大人になろうとしている姿も垣間見えて、親戚の子の成長を見たような嬉しさがありました。




