37/278
『ワーキング・ホリデー』(坂木司)を読んで
以前『和菓子のアン』を読んでいまいちだったので、敢えての二冊目です。順接に違和感があるかもしれませんが、合わないと思った作家さんでも最低三冊は読んでみるというマイルールがあるからです。
で、結論から言いますと、面白かったです。
元ヤン、現ホスト(後に宅配業者)のヤマトの元に息子だと名乗る小学生が現れて、夏休みを一緒に過ごす……という、どこかで読んだようなストーリーではあるのですが、軽快でユーモアのある一人称はとても楽しく読み進めます。
主人公の口の悪さとは対照的に、悪い人が出てこない、ほっこり温かいお話です。お涙頂戴的な展開もまんまとホロリとさせられました。
この作家さんはもう一冊読んでみます。




