表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/278

『深泥丘奇談』(綾辻行人)を読んで

連作短編の形式となっています。京都在住の本格ミステリー作家「私」の視点で描かれるいろいろと歪んだ世界。

「私」は綾辻氏本人がモデルではあるようですが、京都が現実のそれとは異なるように、「私」もどこか曖昧模糊としています。


もう初めからなにやら常識の通用しない世界に連れて行かれそうな怖さがあります。心霊的な恐怖というよりは狂っていくような恐怖。

「私」は読者に近い価値観と感性で次々と違和感をおぼえるのですが、作中では周囲の人たちがみなそれらを当然のこととしています。その辺りのズレが胸の奥に澱を溢れさせていきます。

世界がおかしいのか、自分がおかしいのか……。精神的に徐々に追い詰められていき落ち着かない……

ホラーでも怪談でもなく、まさに「奇談」です。


綾辻行人作品はずっと前に『十角館の殺人』を読んで、好みじゃなかったんだけど、また手にとってみて本当に良かった! 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ