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『AX アックス』(伊坂幸太郎)を読んで

しまった。油断した……!

先の展開を予想して読んでいたわけでもないから意外と言うのも変なのですが、うわっ!こう来るのか!と。

うぅ……だめだ……よかった……(我ながら何言ってるのかわからない)


腕利きの殺し屋「兜」は息子が生まれた頃から足を洗いたがっていた。しかし、仕事を斡旋する「医師」はなかなか辞めさせてくれない。ズルズルと依頼を受け続ける「兜」だが、仕事は抜け目なくこなす。

そんな一流殺し屋も家では恐妻家で、常に妻のご機嫌を気にしている。かなり怯えてはいるものの、それが一種の愛情であることがひしひしと伝わってきて、読者としては微笑ましい。もちろん家族には自分が殺し屋であることは秘密。平日は文房具の営業というサラリーマンでもある。

そんな「兜」の表と裏の生活、そして……


こんな話だと思わなかったので、危うく外出用読み物にするところでした。自宅で読んでよかった……。

この本、かなりよかった。


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