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『リアルフェイス』(知念実希人)を読んで

次々と出版されている作家さんですが、一冊も読んだことがなくて。読んでみたいな〜、でもシリーズもので好みじゃないと残念だしな〜……ということで手に取ったのがこの本。


驚くほどサクサク読めました。中程までは読みやす過ぎて読書欲が空回りしそうなほどでした。もしかして私には合わなかったかなぁと思っていましたが、後半に入るとミステリー色が強くなり、おもしろくなってきました。それでも最後まで読みやすい印象は変わらず。サクッと読みたいけど、ライトすぎるのは物足りないという時にいいかもしれません。


天才美容形成外科医の柊貴之。そのもとで働くことになる麻酔科医の朝霧明日香の視点で描かれていきます。当初、柊は腕は申し分ないけれど、独自の「美」へのこだわりとお金にがめつい点が目立ちます。

一方、4年前に起きた事件についての話も出てきます。美容整形を受けた女性ばかりが被害者となった連続殺人事件。もしや柊が関係しているのでは……?


といった内容。


私が読んできた医療ものの中では(といっても、それほど多くはないけれど)、おそらく一番といっていいくらいにわかりやすかったです。以前テレビ番組で観たインタビューでは、セリフでの医療用語なども、実際に使う言葉と違くても読者のわかりやすさを優先して書いているとのことでした。納得のわかりやすさ。


手術シーンとか、傷の状態とかがウッとなるレベルでしたが、この変の感じ方は個人差が大きいでしょうね。


近いうちにほかの作品も読んでみようかな〜。

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