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0.プロローグ
――とある繁華街の、裏路地。
そこには、“罪人”にしか見つけられない扉がある。
Bar Absolution……“赦免”という名の小さなBarで待っているのは、白いシャツにギャルソンエプロンを着けた穏やかそうな青年と寡黙な雰囲気を醸し出す青年。
穏やかそうな青年がカクテルに心をうつし
寡黙な雰囲気を醸し出す青年が作る料理は、心を慈しむ。
「こんばんは、素敵な夜ですね」
優しく、客を迎え
「――あなたの罪、私がいただきますね」
その罪を、喰らう。
法では裁けない罪を
個人が抱える、罪の意識を。
「いっちゃん。俺から離れないでね?」
「頼まれても離れてやらねぇよ」
ここは、特別な能力を持つ普通の青年が、無二の幼馴染と営む――罪人のためのBarである。
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