机の上には、何もなかった
最終エピソード掲載日:2026/02/26
机の上には、何もなかった。
——はずだった。
変わらない部屋。
ついたままの小さな灯り。
外の世界は、今日も驚くほど正常に動いている。
けれどある午後、
音もなく置かれていた小さな箱が、
静かに、その均衡をほどいていく。
中に入っていたのは、
言葉ではない、ひとつの欠片。
それは何も語らず、
何も起こさない。
ただ、部屋の空気だけを、
ほんの少しやわらかく変えていく。
これは、
大きな出来事が起こらないまま、
それでも確かに何かが届いてしまう、
静かな時間の物語。
——はずだった。
変わらない部屋。
ついたままの小さな灯り。
外の世界は、今日も驚くほど正常に動いている。
けれどある午後、
音もなく置かれていた小さな箱が、
静かに、その均衡をほどいていく。
中に入っていたのは、
言葉ではない、ひとつの欠片。
それは何も語らず、
何も起こさない。
ただ、部屋の空気だけを、
ほんの少しやわらかく変えていく。
これは、
大きな出来事が起こらないまま、
それでも確かに何かが届いてしまう、
静かな時間の物語。
灯りの置き場所
2026/02/16 00:00
外から見える部屋
2026/02/17 00:00
触れかけた指先
2026/02/18 00:00
最初に灯りを消した夜
2026/02/19 00:00
翌朝、灯りはついたままだった
2026/02/20 00:00
封筒は、まだ届いていなかった
2026/02/21 00:00
届いたのは、封筒ではなかった
2026/02/22 00:00
箱の中身は、言葉ではなかった
2026/02/23 00:00
部屋が先に変わった
2026/02/24 00:00
外の世界は、相変わらずだった
2026/02/25 00:00
封筒が必要だったのは、誰だったのか
2026/02/26 00:00