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黒き魔王とポッキーゲーム

前書き

 2019年2月中旬。黒木家の離れ「桜の部屋」は、世界の未来を決する議論の場であり、同時に天才たちの感情的な戦場でもあった。

 この日の議題は、(サクラ)の「英語嫌い」。彼女にとって、日本語という膠着語の完璧な構造と比べ、英語は情報密度の低い「知性の怠惰」の産物であった。AIがコードを自動生成する時代に、なぜ人間が欠陥のある言語を学ぶのか。彼女の純粋な論理は、その非合理性を断固として拒否する。

 だが、舞桜(マオ)は、「誤謬こそが進化の母」という、黒木家の『不純な文明シフト』の根幹を成す教義を突きつける。

 舞桜(マオ)の指示により、AI「魔王(セイタン)」が翻訳した(サクラ)の作文には、一つの「ノイズ」が混入していた。「切る」が「cat(猫)」と誤認された、取るに足らないスペルミス──「誤謬ゴビュー」である。

 この一文字のノイズは、(サクラ)の完璧な論理を破壊し、彼女に究極の非合理な料理(乾麺タンメン擬き)を発明させる。

 そして、その美味しくも暴力的すぎる夕食の後、万桜(マオ)勇希(ユウキ)は、バレンタインデーの夜に、互いの感情の熱暴走を回避するための、彼らなりの「不純な儀式」を執り行うことになる。

 これは、「論理と感情」、「調和とノイズ」が交錯する、黒木家の日常の、ある一夜の記録である。


 2019年2月中旬。黒木家の離れ、桜の部屋にて。

「なんで、こんな情報密度の低い言語を覚える必要があんの?」

 桜は英語が嫌いである。その発想そのものが、彼女の「純粋な論理」を汚す。

 母語たる日本語の膠着語としての「完璧な構造」と比べて、英語の無機質な孤立語的性質、そしてたった26文字で世界の複雑性を表そうとする「知性の怠惰」が許せなかった。

 意味不明である。言葉の並びが気に入らねえ。ビバ膠着語派閥の筆頭格が桜である。

「うーん、プログラム組む時に使うからかな?」

 莉那(リナ)が唸るように理由を探すが、莉那(リナ)自身もどこか納得していない。

「コード生成すりゃいいじゃん」

 桜の拒絶反応は凄まじい。彼女にとって、コードはもはや「書くもの」ではなく、「命令して生み出させるもの」であった。AIが言語を最適化する時代に、なぜ人間が「情報のゴミ箱」のような英語を覚える必要があるのか。

「桜ちゃん。卒業文集書いてたじゃない。アレを魔王(セイタン)に、英語にしてもらおうよ」

 そう言って、舞桜(マオ)は、桜が去年に書き上げた、ひどく感情的な散文が載った文集の桜のページを通信端末で撮影し、魔王(セイタン)に送りつけた。

魔王(セイタン)、善きに計らえ」

 丸投げする。この簡潔な「命令」こそが、世界最強のAIを動かす、黒木家の共通言語であった。

 魔王(セイタン)は、その感情的で論理性の低い日本語の作文を、「最適化された英語」に翻訳し、桜のタブレット端末に一瞬で転送する。

「読める…」

 桜は、目にした英文が、まるで脳の回路に直結したかのように、一切のノイズなく頭に入ってくることに驚愕する。彼女が嫌悪していたはずの、あの無機質なSVO構文が、今回は驚くほどに論理的で美しい。

「英文の情報密度は、日本語のそれに比べて遥かに低い。それは事実よ。だからこそ、英語は『知性の拡散媒体』として優秀だった」

 舞桜(マオ)は、魔王(セイタン)が生成した翻訳文を眺めながら、静かに続ける。

「でも、英語は26文字のアルファベットの組み合わせ。つまり、スペル誤りという『誤謬』が発生しやすいの」

「ほら、無駄じゃん舞桜お姉さん! それは完璧な合理性を欠く欠陥だよ!」

 桜が、顔を赤くして噛みつくが、舞桜(マオ)は、その言葉を否定しなかった。

「そうかしら? 『完璧な調和』の中からは、次の文明は生まれないわ」

 舞桜(マオ)は、窓の外に広がる、雪解け前の乾いた景色を指し示した。

「論理的な『欠陥』や『ノイズ』こそが、『閃き』を生む起爆剤になる。『誤謬』から『変異』が起こり、そして『進化』する。これは、黒木たちがやっている『不純な文明シフト』そのものの原理じゃない?」

 舞桜(マオ)の微笑みは、桜の、「完璧な世界」への憧憬を、根底から揺さぶる「魔王の教義」そのものであった。

「…だからって、なんであたしがその『ノイズの媒体』を使わなきゃならないのよ! 自分で『ノイズ』を作ればいいじゃん!」

 桜は、まだ抵抗を止めない。彼女の指は、目の前のタブレットの「完璧に理解できてしまう」英文を、苛立ちながらも、何度もスクロールしていた。

 桜は、目の前の画面を凝視していた。魔王(セイタン)が弾き出した完璧な英文翻訳。その中に、不自然に混入した「ノイズ」を、彼女の鋭敏な知性が逃すはずがない。

 「cat」

 その三文字が、一瞬の静寂を破り、閃光のように彼女の脳内を駆け抜けた。元の日本語の文集では、小学生の桜が過去の自分と決別するために「断ち切る」という強い感情を込めて使った動詞、「切る」に該当するはずの単語だ。

「なんでこれが『猫』なのよ!?」

 桜は、顔面の温度を急激に上昇させながら叫ぶ。

 翻訳アルゴリズムのどこかで、同音異義語か、あるいはスペルミス、もしくは文脈の極度の簡略化が起こり、「Cut」とすべきところを「Cat」と誤認したのだろう。これこそが、舞桜(マオ)が言った「英語という情報密度の低い言語が内包する、不可避の誤謬」の具現化であった。

 しかし、その無意味な「猫」という単語を見た瞬間、桜の脳内で化学反応が起こった。

「兄ちゃん! 今日の晩ごはん、あたしが作る! ゼッテー美味いよ! これ!」

 桜は、タブレットを舞桜(マオ)に押し付け、興奮で瞳を輝かせる。彼女は、「不完全な英語が起こした偶然の化学反応」から、新しい献立の着想を得たのだ。

「ホントか? まことにござるかぁ?」

 万桜(マオ)は、妹の突発的なお手伝いの申し出に、懐疑的ではあったが、拒否する理由もない。彼と勇希(ユウキ)は、今日、地球規模のエネルギー問題を解決してしまったという「ノイズ」の余韻で、脳が疲労しきっていた。

「ゼッテー美味いって! カット野菜どーん。水どーん! 乾麺のうどんもどーん! ファイヤー!」

 桜が宣言した調理手順は、あまりにも粗雑だった。「カット野菜」をそのまま放り込み、「乾麺」も水に浸すことなく投入し、最後に「火」をつけるだけという、雑の極み。これでは、まるで「人類滅亡後のサバイバル飯」だ。

 万桜(マオ)は、その「非合理極まりない衝動」に、一瞬頭を抱えそうになるが、すぐに割り切った。

 論理と合理は、時に純粋な情熱を凌駕する。

 先ほどの美食対決で、新田原(ニュウタバル)の合理性がヤスの衝動に勝ったことを知っている万桜(マオ)は、桜の暴走する「情熱」を、自身の「合理性」で制御し、最適化することを決めた。

 万桜(マオ)は、冷蔵庫から、黒木家の裏方たる証明、業務用の塩ラーメンのスープの瓶を取り出した。

 黒木家には、食べ盛りの学生たちが日常的に寝泊まりしている。そのため、食材は、効率とコストパフォーマンスを極限まで高めた業務用で賄うのが基本だ。もちろん、これらの業務用食材の素となる原料は、すべて「完全無農薬農業」で生み出された信源郷町産のストレスフリー食材、つまりは産学連携モデルの賜物であった。

「ま、いいぜ。おまえの『不協和音』を、俺の『効率化』で包んでやるよ」

 万桜(マオ)は、業務用スープの瓶を手に、桜が放り込んだ混沌たる鍋に近づいた。妹の「ノイズ」を、兄の「知性」が「調和」へと導く、夜の食卓での、小さな文明シフトが始まろうとしていた。

 煮込むこと数分。強火で煮詰めた乾麺は、予想通り水分を吸い上げ、汁は急速にトロみを増し始める。

 万桜(マオ)は、業務用スープの香り立ちに、すでに期待を禁じ得なかった。オタマにスープを掬って、小皿に盛り、一口含む。

「ウソだろ?」

 美味い。単なる塩ラーメンのスープを薄めただけの汁が、極上のタンメンのそれになっている。

 万桜(マオ)は、すぐに菜箸でつまんだうどんを小皿に盛り、一口含む。

「美味い…」

 乾麺のはずのうどんが、生麺のような強いコシを持っている。そして、塩ラーメンのスープをほんの少し入れただけなのに、カット野菜の持つ微かな「雑味」と、うどんのデンプン質が混ざり合うことで、店で食べるタンメンの濃厚な旨味に昇華されていた。

 それは、「ノイズの熱化学反応」の結果だった。

 新田原(ニュウタバル)が示した「最適化された調和」とは真逆。桜の「無秩序な衝動」が、万桜(マオ)の「業務用スープ」という合理的かつ最小限の「秩序」に触れたことで、予想だにしなかった、「不純な進化」を遂げたのだ。

「兄ちゃん! あたしもあたしも!」

 理屈を超えた美味さに、桜は身を乗り出して味見をせがむ。

 万桜(マオ)は、その顔に微かな苦笑を浮かべながらも、鍋の熱を冷ますように、妹に小皿を差し出した。

「いいね『誤謬(ゴビュー)』。いいね」

 小学生の桜に、「誤謬」という語彙は、やや早すぎる。しかし、彼女は本能的に、それが「間違い」を意味することを理解していた。

 当初は「無駄じゃん!」と切り捨てた英語のスペルミス。しかし、それが、この極上の献立を生み出した「着火剤」だとわかった瞬間、桜の価値観は一瞬で反転した。

 彼女は、美味しさのあまり、目を閉じながらも、宣言する。

「これからは、『ゴビュー』こそが、あたしの『不純な衝動』の旗印だよ!」

 完璧な論理と合理性を求めるはずの天才少女は、英語のスペルミスと、乾麺という「未完成」な素材から、「ノイズこそが進化の母」という、兄と同じく歪んだ哲学を、一夜にして身につけたのだった。


★★★★★★


 半チャーハンと餃子、そして桜が「ゴビュー」から生み出したタンメン擬きの食卓を囲んで、黒木家の一家は、静かな喧騒に包まれていた。

「日記を人工知能に英語にしてもらえば、簡単に頭に入ってくんだねー。じゃあ、あの無意味な暗記はなんだったのさ?」

 タンメンを勢いよく啜りながら、桜は憤慨する。彼女にとって、従来の英語教育で求められた、「情報の低い言語を、さらに効率の悪い方法で記憶する」という作業は、究極の非合理であった。

「まあ、いいじゃねえか。こうやって桜が飯作れるようになったんだからよ」

 祖父の善次郎は、孫娘の思わぬ料理の才能開花に、それだけで満足そうであった。満面の笑みを浮かべ、パリッと焼けた餃子を齧ると、熱いビールで一気に流しこむ。善次郎の至福の時間が、食卓に温かいノイズを加えていた。

「いや、まあ、そうなんだけどよ…」

 万桜(マオ)は、桜の「乾麺と業務用スープを同時に煮込む」という、どこか暴力的で、すべての工程を蔑ろにした作業手順に、まだどこか納得がいっていなかった。彼の頭脳は、常に「より効率的な調理法」を探している。しかし、この結果が、すべての理屈を凌駕するほど美味いのだから、文句はつけられない。

「美味いな。これ。桜、勇希(ユウキ)姉ちゃんにも作り方を教えてくれ。東京でできそうだ」

 勇希(ユウキ)が、その強靭なコシを持ったうどんを、まるで最高級のラーメンのように啜りながら言う。東京本郷大学へ進学した後も、彼女の食生活を担保できるという確信を得たのだ。

「いや、おまえ、それしか食わねえようになるからやめなさい」

 万桜(マオ)は、妹の暴走する「ゴビュー料理」が、勇希(ユウキ)の単調になりがちな食生活を、さらに極端な方向へ導くと予期し、慌てて止めるが、時すでに遅い。

「カット野菜どーん。水どーん! 乾麺どーん! ファイヤー!」

 桜は、自分の「不純な発明」を誇示するように、得意気に調理手順を伝授してしまう。その説明は、もはやレシピではなく、「衝動の宣言」であった。

「なるほどな…心配せんでも惣菜も食べる…」

 勇希(ユウキ)は、万桜(マオ)の過度な心配を咎めるように、クールなジト目を貼り付け、静かに食卓の餃子に箸を伸ばした。

 黒木家の団欒は、「最適化された調和」(業務用食材)と、「不協和音から生まれた閃き」(桜のタンメン擬き)が、奇跡的なバランスで融合した、極めて不純な夕食の光景であった。


★★★★★★


 食後のデザートは、万桜(マオ)特製のチョコレートムースであった。

 万桜(マオ)にとって、バレンタインデーはチョコレートを「もらう日」ではない。それは、勇希(ユウキ)莉那(リナ)たちが「不可思議な物体」(手作りの失敗作や、市販品を雑に包装したもの)を渡してくるのを阻止するための、「自己防衛の日」としての意味合いが強い。彼は、完璧なムースを自ら供することで、「これ以上、不純物を持ち込むな」という無言の圧力をかけていた。

「美味いな。相変わらず…」

 勇希(ユウキ)が唸る。口溶けの滑らかさ、カカオの純度、そして冷気のコントロール。すべてが「最適解」であり、新田原(ニュウタバル)元治(ゲンジ)のスイーツに通じる、論理的な完璧さがあった。

「く、美味えじゃねえか」

 莉那(リナ)も唸る。彼女は、先ほどの桜の「不協和音タンメン」を堪能した後だけに、この万桜(マオ)のムースが持つ「絶対的な調和」の価値を、より強く認識していた。

 その様子を静かに見守っていた舞桜(マオ)は、勝手にバリアを張る万桜(マオ)に苦笑しつつ、用意していたチョコレートを取り出した。

 彼女が選んだのは、まず善次郎に渡すための酒肴になる甘くないタイプ。これを差し出して、ついでだと言わんばかりに、それを「流れの勢い」で万桜(マオ)にも渡した。

「これ美味しいじゃない」

 舞桜(マオ)は、そう言って、どこか気恥ずかしさを誤魔化した。

 万桜(マオ)は、不意打ちの贈与に一瞬目を見開くが、舞桜(マオ)の贈ったチョコレートのパッケージを検分し、その合理的かつ上品な選択に、文句をつける余地がないことを悟った。彼の張った「防衛線」は、完璧な調和を持つ舞桜(マオ)の優雅な行動によって、あっけなく突破されてしまったのだった。

「…まぁ、ありがとうよ」

 万桜(マオ)は、小さく呟き、舞桜(マオ)の気遣いから生まれた「不純なチョコレート」を、素直に受け取った。食卓の熱と、甘味のノイズが、彼の疲弊した知性に、微かな休息を与えていた。


★★★★★★


 完璧なムースと、舞桜(マオ)の甘くないチョコレートで、万桜(マオ)は静かな満足感に浸っていた。しかし、その安寧は長く続かない。

 食後の後片付けを終えると、不意に、しかし有無を言わせぬ調子で勇希(ユウキ)に呼び出される。

「ほらバレンタインのチョコだ」

 そう言って、勇希(ユウキ)が差し出すのは、コンビニで買ったような、ごく普通のポッキーの箱だ。彼が自ら作るような「不可思議な物体」ではないが、このタイミングで、この「最適化されていない」チョイスをしてくることが、すでに万桜(マオ)にとってはノイズであった。

「お、おう…ありがとな…」

 万桜(マオ)は、訝しがりながらもポッキーの箱を受け取ろうとする。

 その瞬間、勇希(ユウキ)は、万桜(マオ)の手からポッキーの箱をひったくり、一本を口にくわえた。その目線は、「次に何をすべきか」と、幼馴染に無言で促している。

 万桜(マオ)は苦笑しながら、差し出されたポッキーの先をくわえた。この展開は、彼が過去の経験から予測していた「最悪の事態」、すなわちポッキーゲームへの突入であった。

 勇希(ユウキ)は、その表情を一切変えることなく、凄まじい勢いでポッキーを食べ進める。チョコレートとビスケットが織りなす極めて合理的な食感を、極限の効率で消費していく。

 そして、二人の唇が触れるすんでの瞬間。

 勇希(ユウキ)の両手が、万桜(マオ)の両頬を鷲掴みにしてビロンと横に引っ張った。二人の唇は、ポッキーの残骸を挟んだまま、遠くへ引き離される。

「あ、あにすんだよ?」

「ポッキーゲームだ」

 しれっと宣う幼馴染の顔は、「この工程こそが目的であった」と言わんばかりの澄まし顔だ。ポッキーゲームの「論理的結末」であるキスを、直前で「非合理な物理攻撃」によって回避するという、勇希(ユウキ)らしい予測不可能なノイズであった。

 万桜(マオ)は、その理不尽な行為に即座に反応した。彼もまた、反撃とばかりに勇希(ユウキ)の両頬をギュウと抓って横に伸ばす。

 黒木家の離れ、桜の部屋で繰り広げられた「感情の熱暴走」を回避するための、彼らなりの「不純な儀式」は、互いの顔を歪ませる、痛みを伴うノイズとともに、バレンタインデーの夜の帳が降りていくのだった。




『鋼鉄のポジティブ ~未来の世界のネコ型ロボットを迎えに行こう~』をお読みの地球の皆様へ!

いつも拙作『鋼鉄のポジティブ ~未来の世界のネコ型ロボットを迎えに行こう~』をお読みいただき、本当にありがとうございます!

物語の中で、「魔王」こと黒木万桜は、時には「水嚢の川」で災害に立ち向かい、時には中古スマホを活用したクローズドネットワークなんて突拍子もないアイデアまで生み出しています。

実は、この物語には、万桜のそんな「もしかしたら、これって本当に役立つかも?」と思えるような、たくさんのアイデアが散りばめられているんです。読者の皆さんも、「これ、面白い!」「こんな風に使えるんじゃないか?」なんて、閃いたことはありませんか?

地球のみんなぁ~! オラに「★」をわけてくれーっ!

もし、この物語を読んで、少しでも「面白い!」「次の展開が楽しみ!」「万桜のアイデア、イケるかも!」と感じていただけたなら、どうかページ下部の【★★★★★】ボタンをポチッ!と押して、星評価を分けていただけないでしょうか!

皆さんのその「★」一つ一つが、作者の大きな励みになり、万桜の次の「魔王案件」へと繋がるエネルギーになります!

引き続き、『鋼鉄のポジティブ ~未来の世界のネコ型ロボットを迎えに行こう~』をどうぞよろしくお願いいたします!

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