黒き魔王の環境組み換え作物
前書き
2019年正月。
それは、五人がそれぞれの胸に抱く、途方もない夢の始まりだった。ミカンを食べながら、ババ抜きに興じる日常の一コマ。しかし、その何気ない時間の中で、彼らが交わす言葉は、常識を遥かに超えた未来を創造していた。
「完全無農薬農業」「多層構造農業」「スマート農業」。それらの言葉は、空想上の御伽噺のように聞こえるかもしれない。しかし、彼らが語る未来は、決して絵空事ではない。それは、無駄だとされていた「落第生」たちに新たな価値を見出し、それを実現するための、確固たる技術に裏打ちされたものだ。
そして、その日の終わり。五人のささやかな反乱は、一つの小さな波紋を広げた。漫画家である真一郎の好奇心を刺激し、莉那と拓矢を巻き込む騒動を引き起こす。しかし、それすらも彼らにとっては、未来へ向かうための通過点に過ぎなかった。
無邪気な、そして、どこまでも本質を突く五人の議論は、今日も続く。彼らが紡ぐ物語は、この世界を、少しずつ、しかし確実に変えていく。これは、そんな彼らの、未来の世界の御伽噺のような現代社会でも実現可能な物語である。
2019年、三賀日の夜。
莉那の自宅にある専用リビングルームには、心地よい暖炉の火が揺れていた。
大きなソファに腰掛けた五人は、ミカンを食べながら、ババ抜きに興じている。
万桜が、持っていたカードを舞桜に差し出しながら、口を開いた。
「俺、気づいちゃったんだけどよ」
舞桜は、その言葉を聞きながら、万桜のカードをじっと見つめる。
彼の言葉が、奇抜な発想から導き出されたものであることは、これまでの経験から痛いほどわかっていた。
「二酸化炭素濃度と酸素濃度を調整することで、作物って毒素を完全に放棄するんじゃねえかな?」
万桜が、真剣な顔でそう問いかける。
その言葉は、まるで何かの研究発表のようだった。
ババを引かないよう、慎重にカードを選ぶ舞桜の手が、ぴたりと止まった。
「……なに?」
彼女の脳内では、何かの警報音が鳴り響いている。
万桜の言葉を聞き、勇希は不敵な笑みを浮かべた。
「ああ、多くのヤツがオーガニックとか、無農薬って謳ってるけどな。幻想だぜ、そんなもんは」
万桜は、持っていたカードを舞桜に引かせた。
舞桜は、引いたカードをチラリと見て、悔しそうに顔を歪めた。
ジョーカーだった。
万桜は、勝ち誇ったように言う。
「作物の毒素ってのは、外部からの脅威に対する防御反応だ。害虫や雑草、病原菌…そういう『ストレス』にさらされた時に、身を守るために毒を作る。無農薬ってのは、そのストレスを意図的に与え続けているってことだ。そりゃ、作物は毒素を吐きまくるよな」
万桜は、得意げにそう言った。
莉那は、不安そうな顔で万桜に尋ねた。
「え、じゃあ…オーガニック野菜って、毒があるってこと?」
「ああ。特に日本の高温多湿な気候ではな。植物は、生き延びるために毒を生成する。その毒は、農薬のようにすぐに分解されるわけじゃない。野菜そのものに、蓄積されるんだ」
勇希は、莉那の問いに答えるように、付け加えた。
「農薬ってのは、一定期間で分解される。だから安全性が確保されている。一方で、無農薬ってのは、その毒素の量が、どれだけ含まれているかわからない、不安定な『ギャンブル』だ」
万桜は、話を続ける。
「だから、二酸化炭素濃度と酸素濃度を調整し、害虫や病原菌が繁殖できない環境で育てれば、植物は毒素を生成する必要がない。生き残るための生存競争から解放されるんだ。そのエネルギーは、純粋な『栄養』と『美味しさ』へと転換される」
舞桜は、自分の手元にあるカードをじっと見つめ、静かに問いかけた。
「……オーガニック野菜、どうなの? 舞桜」
勇希は、からかうようにそう尋ねた。
「おなか壊すようなものは食べたくないわよ」
舞桜は、手札をそっと机に置いた。
ジョーカーは、彼女の手の中になかった。
舞桜は、ジョーカーを勇希に引かせようとしていた。
「じゃあ、完全無農薬農業ってのを実行してみたら、どうなると思う?」
勇希のババを、引いてやった万桜は、負けを認めて四人に尋ねた。
「ああ、二酸化炭素濃度を高めれば、害虫や菌類は活動できねえな。作物の周りは美味い水、適切な日照、適温、最適な土壌…ストレスがないからアクやエグミのない作物が育つかもな」
腕組みしながら、拓矢が唸った。
「それもおもしれーが、こんなのはどうだ? 落第生を育てて見ねえか?」
万桜は、四人の顔を見渡して尋ねる。
「落第生? 雑草ってこと?」
莉那が尋ね返すと、万桜が不敵に笑い、
「ああ、その通りだぜサブリナ。可能性の塊じゃねえか?」
万桜は、拓矢と莉那、そして勇希と舞桜の顔を見渡しながら、熱く語り始めた。
「俺らが提唱している『完全無農薬農業』ってのはな、単に農薬を使わないってだけじゃねえ。二酸化炭素濃度を上げ、酸素濃度を下げることで、害虫や菌類をシャットアウトする。このクリーンな環境で、今まで『雑草』とされてきた植物を育ててみるんだ」
拓矢は、万桜の言葉に耳を傾け、彼の発想を補強するように口を開いた。
「そうだな。この『完全無農薬農業』と、万桜が前に言ってた『多層構造農業』を組み合わせれば、都市の空きスペースを有効活用できる。ビルの屋上や使われなくなった地下空間が、植物工場になるんだ。一層を水耕栽培、二層を土壌栽培…というように、それぞれの層で異なる環境を再現し、色々な植物を育ててみよう」
莉那は、目を輝かせながら拓矢の言葉に続いた。
「そうすれば、今まで『雑草』として見向きもされなかった植物も、都市の貴重な食料源になるわ。例えば、ドクダミやスベリヒユ…これらも、ストレスのない環境で育てれば、アクやエグミが消えて、美味しくて栄養価の高い野菜になるかもしれない」
勇希は、そんな拓矢と莉那の議論を聞きながら、静かに口を挟んだ。
「その二酸化炭素濃度や酸素濃度、土壌の水分、温度、栄養…これらを人工知能で完璧に管理するのが、あたしたちが提唱する『スマート農業』だ。センサーがリアルタイムでデータを収集し、人工知能が最適な環境を常に調整する。これで、収穫量を最大化し、労働力も最小限にできる」
舞桜は、勇希の言葉に頷き、
「そして、収穫やパッケージングもマカロニ・テンダー構想アンドロイドが行う。これにより、規格外の野菜や、不揃いな形をした野菜も、品質を損なうことなく、均一な状態で消費者に届けることが可能になる。いわゆる、『落第生』たちも、立派な商品になるわ」
舞桜は、にこやかにそう言った。
万桜は、四人の言葉に深く頷いた。
誰もが「無駄」だと思っていたものに、新しい価値を見出し、それを実現する技術を語り合う。
それは、彼ら五人にとっての、新しいババ抜きのルールなのかもしれない。
「「「「未来の世界の御伽噺だ。アンドロイド? え、マジか?」」」」
万桜以外の四人は頭を抱えて、拒絶反応を絶叫した。
「「「「なんで、できちゃうんだよぉ!?」」」」
「うん? いいじゃん。できるんだから、そんでよ犬麦とかの可能性や、毒キノコの毒とかもストレスからきてんじゃねえかって思うんだ。毒っていわば薬の元じゃねえか、なあ、これ生薬に革命起きるんじゃねえか?」
万桜は今日も通常運転だ。
「サブリナぁ、糖分! 糖分をちょうだい!」
舞桜は栄養補給を要請する。莉那は、
「ガッテンだ!」
冷蔵庫までひとっ走り。
「莉那。アイス持ってきたよ」
ここで莉那の父親である武田真一郎が、差し入れを持って現れた。最近は月の半分を莉那たち母子と過ごしている。
「サンキュー、ハムのパパ」
莉那は、真一郎の呼称を、「ハムの人」から、「ハムのパパ」に変えていた。父親だと気づいたのが、去年の夏だ。それはそれで仕方がない。
「「「「お邪魔してます」」」」
四人はご挨拶、差し入れられたピノを口に放り込む。
「俺にも聞かせてもらって良いかな? 仕事に活かせると思うんだ」
真一郎の職業は漫画家だ。ハンサムなイケオジの要望を、
「いいよサブリナのハムのパパ」
万桜は承諾し、勇希と舞桜は口にチャックをするジェスチャーをして、
「「オフレコで頼みます」」
釘を刺す。
「ああ、大丈夫。そこは信じてくれて大丈夫」
真一郎は笑顔で頷いた。
「ふうん。じゃあデュラム・セモリナ粉やライ麦なんか、面白いんじゃないか?」
真一郎は、これまでの話から、そう口を開いた。
拓矢と莉那は、ピノを頬張りながら真一郎の言葉に耳を傾ける。
「えっと、デュラム小麦は、パスタとかクスクスの原料になる小麦で、硬質小麦って言われます。他の小麦と比べてタンパク質とグルテンが豊富で、麺にしたときにコシが強くなるのが特徴です」
拓矢がそう説明すると、莉那が目を輝かせながら続いた。
「そうそう! しかも、カロテノイドっていう色素がたくさん含まれているから、パスタがきれいな黄色になるんだよ。でも、タンパク質が多いから、普通のパンとかに使うには向いてないって言われてるのよね」
二人の解説を聞き、真一郎はにこやかに頷いた。
「そうだな。でも、この『完全無農薬農業』で、害虫や病気、天候ストレスから解放されたら、タンパク質を余分に生成する必要がなくなる。もし、それが実現したら、デュラム小麦は、もっと柔らかくて、パンにも使える、新しい品種に変わるかもしれねえな」
拓矢は、腕を組みながらそう推測した。
「それから、ライ麦も面白いよ。ライ麦は、寒い地域や痩せた土地でも育つ、とても強い小麦。栄養も豊富で、特に食物繊維がたくさん含まれているから、健康志向の人にも人気があるんだ」
莉那がそう説明すると、万桜がにんまりと笑い、
「蕎麦なんかもそうだな。甘やかした箱入りにしたら、案外すごいことになるかもしれない」
蕎麦は、日本の伝統的な食文化に欠かせない穀物だ。蕎麦は、他の植物との競争に弱いため、農薬や除草剤が使われることが多い。
「蕎麦ってのは、成長が早くて、痩せた土地でも育つ。だが、それは逆に言えば、生存競争に勝ち抜くために、短い時間で多くのエネルギーを消費してるってことだ。俺らの『完全無農薬農業』で、あえてストレスから解放してやれば…」
万桜は、そこで言葉を区切った。
「蕎麦本来の甘みや香りが、極限まで引き出される。さらに、二酸化炭素濃度を上げれば、光合成効率が上がって、ルチンとかポリフェノールの量がとんでもねえことになるかもしれねえ」
その言葉に、四人の目が再び大きく見開かれた。
「生存戦略を変える可能性もある。たとえば、より硬質になる可能性があるんじゃないかな? 蕎麦やデュラム小麦が硬質なのは、乾燥から種子を守る為なんじゃないか?」
勇希が別の可能性を提示した。
それに、舞桜が加わる。
「例えば、他国の侵攻に曝された国は、極端な安全保障を求めて武装を強化する。植物も同じシナリオを選択する可能性はあり得るわね。余剰の栄養を武装に回すことはあり得るわ。特殊な気候で育った作物は、言ってみれば臆病になってるんじゃないかしら?」
勇希と舞桜の言葉に、万桜たちは言葉を失った。
「たしかに、デュラム小麦やライ麦は、厳しい環境で育つように進化してきた。だから、その環境をなくしたら、もっと強靭になろうとするかもしれないな」
拓矢が、真剣な顔で呟いた。
莉那は、不安そうに眉をひそめた。
「え、じゃあ…硬くなって、食べられなくなっちゃうの?」
「いや、そうはならないと思うぜ、サブリナ」
万桜は、そう言って自分の顎を撫でた。
「俺らが作るのは、植物が安心して、その能力を最大限に発揮できる場所だ。臆病になる必要なんて、どこにもねえ」
万桜は、そう言って、自信に満ちた笑みを浮かべた。
真一郎は、そんな彼らのやり取りを、まるで漫画のキャラクターを観察するかのように、興味深げに見つめていた。
万桜の言葉に、拓矢と莉那は顔を見合わせた。
「え、なに? どういうこと?」
莉那が、困惑したように問いかける。
「ま、サブリナも拓矢も、俺に感謝しとけってこと」
万桜は、にやりと笑い、いたずらっ子のように付け加えた。
「どっちにしたって、試せばいいさ。二酸化炭素濃度を上げれば、成長速度が上がる。50年くらい前にNASAが、それを証明している」
万桜は、なんてことないように言い切った。
「その通りだね万桜くん。それより、君、昼間に空を滑ってなかった? あと、冬季雷が鳴ってたけど…あれは…」
真一郎が興味深そうに取材を始めると、舞桜と勇希が、
「「そこまでです。サブパパ! 国家機密に抵触します」」
慌てて待ったを掛けた。
「大袈裟だなー」
「ホント、それな」
万桜と莉那は、どこまでも呑気だ。
万桜は吐息をひとつ、
「サブパパ、こいつ夏にサブリナのオッパイ触ってチューしたらしいぜ?」
真一郎の興味を強引に切り替えた。
途端に真一郎の顔から血の気が引く。
「莉那、拓矢くん。ちょっとお話しようか」
莉那と拓矢は、万桜に売られた。
「「き、貴様、貴様、貴様ー!」」
莉那と拓矢の怨嗟の声を無視して、
「「「お邪魔しましたー!」」」
万桜たちは、福元邸を後にした。
真一郎と芳恵の説教(生暖かい視線で、情事について根掘り葉掘り聞かれたこと)を経て。
◆生暖かい説教
芳恵(莉那の母)
「ベロチューしたの?」
真一郎(莉那の父)
「よ、芳恵ちゃん…で、どうなの莉那? 拓矢くん?」
芳恵(莉那の母)
「最後までやっちゃえばよかったのに、拓矢なら許すよ。あげるよ娘」
真一郎(莉那の父)
「よ、芳恵ちゃん。で、どうなの拓矢くん?」
延々と繰り返される問答。
ようやく解放されたふたりの怒りは、頂点を通り越していた。
拓矢は、
「魔王討伐だ。莉那!」
と力強く宣言した。
その宣言を聞いた莉那は、無言で頷き、拓矢に抱きつき、
「ああ、さすがに黙ってるわけにゃいかねえ」
莉那は、獰猛な笑みを湛える。
「「マジでぶっ飛ばす!」」
拓矢と莉那は、獰猛な笑みを湛えて同じを応えた。
万桜たちは、ノンビリと田園風景を歩んでいた。
「いやー、それにしても見事だったな。サブパパの顔」
勇希は、笑いながら言う。
「あたしは、ちょっと可哀想だと思ったけどね」
舞桜は、そう言って、肩を竦めた。
「でも、拓矢とサブリナは、これで一件落着じゃないか?」
勇希の言葉に、万桜は頷いた。
「まあな。それにしても、サブパパ、勘が鋭いな」
万桜は、田園風景を眺めながら呟く。
「あたりまえでしょ。あのひとは漫画家よ。物事の本質を見抜く眼力は、並大抵じゃないわ。それに…」
舞桜は、そこで言葉を区切った。
「黒木の考えることは、いつも常識を超えている。サブパパは、それも計算に入れて、質問をしてきたんでしょうね」
舞桜は、そう言って、にこやかに笑った。
「だよな」
万桜も、舞桜の言葉に同意した。
「でも、なんでサブパパに、あの話を?」
勇希が尋ねる。
「リア充ダメ絶対!」
万桜は、なんてことないように言う。
「万桜、おまえ、去年の秋にあたしのオッパイさわってるからな」
勇希は、万桜に去年の秋に起きた真実を告げてやる。
「あたしもさわられた。黒木、おまえ気づいてないのか?」
舞桜は、万桜に噛み砕いて説明した。
「えっ…マジで?」
「湯上がり女子の背中に手を入れる時点で通報案件よ黒木」
舞桜は、そう言って呆れたように万桜に視線を送った。
「えっ、じゃあ通報されねえ俺って、愛されてる? え、マジで? 結婚する? ねえ?」
万桜は鋼鉄の好天思考を炸裂させ、舞桜と勇希の不興を買う。
「なあ舞桜。あげようかこいつ?」
勇希が不服げに言い放ち、
「いいえ、勇希さん。どうぞどうぞ。御遠慮なさらず」
舞桜は、譲り合いの精神を発動させる。鋼鉄の好天思考の持ち主は、
「なあ、ふたりともさ。さっきのアイデアってさ。要は遺伝子組み換えの安全で、安価なヤツだと思わねえか?」
ふたりの不機嫌を感じとり、忽然と投げかけた。ふたりは、はじめきょとんとしていたが、
「だって、環境を組み替えて、その結果を待つだけじゃねえか? 遺伝子組み換えみてえな難しいことする必要ねえし、結果の予測は人工知能が教えてくれる。うん? どうした? 惚れた? オッパイさわっていい?」
万桜は、茫然とするふたりをからかうように尋ねる。そこに、3人の端末が鳴る。端末には、怒りにわななく莉那と拓矢のメッセージ。
「え、なに熱くなってんのみんな…」
万桜は落ち着かせるように、ふたりを宥め、ふたりは、
「「熱くさせてんのは、おまえだあッ!」」
万桜を怒鳴り付ける。万桜は、みんなから逃げ出した。
『鋼鉄のポジティブ ~未来の世界のネコ型ロボットを迎えに行こう~』をお読みの地球の皆様へ!
いつも拙作『鋼鉄のポジティブ ~未来の世界のネコ型ロボットを迎えに行こう~』をお読みいただき、本当にありがとうございます!
物語の中で、「魔王」こと黒木万桜は、時には「水嚢の川」で災害に立ち向かい、時には中古スマホを活用したクローズドネットワークなんて突拍子もないアイデアまで生み出しています。
実は、この物語には、万桜のそんな「もしかしたら、これって本当に役立つかも?」と思えるような、たくさんのアイデアが散りばめられているんです。読者の皆さんも、「これ、面白い!」「こんな風に使えるんじゃないか?」なんて、閃いたことはありませんか?
地球のみんなぁ~! オラに「★」をわけてくれーっ!
もし、この物語を読んで、少しでも「面白い!」「次の展開が楽しみ!」「万桜のアイデア、イケるかも!」と感じていただけたなら、どうかページ下部の【★★★★★】ボタンをポチッ!と押して、星評価を分けていただけないでしょうか!
皆さんのその「★」一つ一つが、作者の大きな励みになり、万桜の次の「魔王案件」へと繋がるエネルギーになります!
引き続き、『鋼鉄のポジティブ ~未来の世界のネコ型ロボットを迎えに行こう~』をどうぞよろしくお願いいたします!




