黒き魔王の意識・無意識理論
前書き
2018年10月下旬、甲斐の国大学の旧休憩室では、万桜と莉那が、ロッドロボというAI制御のミシンの改良に取り組んでいた。莉那が作った失敗作の穴あき下着を手に、万桜はAI制御における「確率」と「誤り」の問題を指摘し、それを解決する『意識・無意識理論』を説明する。この理論は、複数のAIが相互に検証し合うことで、より確実な結果を導き出すという画期的なものだった。
二人の議論は、AI制御システムから文章生成へと発展する。万桜は、この理論を応用すれば、専門用語に溢れる特許出願書類を自動で生成できると提案。そのアイデアに舞桜は絶叫しながらも、その可能性に気づき、彼らの思考のスピードに圧倒される。
さらに万桜は、このシステムを利用した乙女ゲームの制作を思いつく。コミュニケーション能力に悩む人間を救済するという壮大なビジョンを語りながらも、その真の目的は自分の嫁探しであると舞桜に見抜かれる。
舞桜や勇希に協力を拒否され、肩を落とす万桜だったが、そこに番長が特製のオムライスを持って現れる。番長の温かい心遣いは、休憩室の重い空気を一変させ、彼らの疲れた心を満たしていく。そして、舞桜は番長に結婚を申し込むが、番長は妻が身重であることを示して、それをやんわりと断る。
あ、スコッチエッグ食べたい。
2018年10月下旬。旧休憩室にて。
無機質な空気が漂う旧休憩室。床に転がるのは、様々な電子部品。それらが発する微かな動作音が、静寂を不協和音で乱していた。
「人工知能制御ってことは、出力結果の取り出しタイミングで誤った結果があるってことだな~…自動運転車両で事故が起きる原因もこれだ…」
シュンと項垂れる莉那の手には、またしても下着が掴まれている。だが、ロッドロボが作ったというそれは、下着の体を為していない。ブラジャーなのに、穴が空いている。
「これじゃ、万桜の部屋にあったエロ本に出てきたエロブラジャーじゃんか?」
莉那のひと言に、
「人聞きの悪いデマを拡散させんじゃねえ」
万桜は、鋭く突っ込み否定する。そして、
「あれは拓矢の忘れもんです!」
転嫁する。月の後半は外部の学生たちは、自分たちの学び舎に帰っている。これ幸いと万桜は転嫁する。
「拓矢、こう言うの好きなんだ~」
莉那は真に受ける。乳首のあたりが露出するようなデザインをマジマジと見つめた。
万桜は、困惑顔の莉那から、穴あきブラジャーを取り上げると、
「サブリナ、聞いてくれ」
「なにが?」
「人工知能は、学習データを基に、常に『確率』で答えを導き出す。どんなに精度を上げても、未知の状況や想定外のデータが入力されれば、必ず『誤り』を出す確率が残る。たとえば、自動運転車が、工事現場で作業員が持つ『交通整理の旗』を『ただの赤い布』と誤認識するようなもんだ」
万桜は真剣な表情で説明する。彼女の視線の先には、まるで宇宙の真理でも見つめるかのような真剣さがあった。
「…うん」
莉那は、穴あきブラジャーを万桜が持つことから思考を切り替える。その視線は、万桜の口元から紡ぎ出される言葉に吸い込まれていく。
「人工知能が、どんなに高精度のプログラムを生成しても、その実行タイミングで、外部のノイズや想定外のデータに影響を受け、誤った結果を出すことがある。これをどう防ぐか?それが、俺が提唱する『意識・無意識理論』だ」
「意識・無意識理論?」
莉那は、万桜の言葉を反復した。まるで、その言葉を自分のものにしようとするかのように。
「ああ。つまりな、人工知能が算出した結果を、そのまま機械に実行させるんじゃねえんだ」
万桜は、旧休憩室の黒板に、チョークで図を書き始める。その手つきは、まるで宇宙を創造するかのように繊細で、しかし力強かった。
「クラウド上の人工知能が、インスタンス1で命令の引数を算出するプログラムと、その実行レベルを選択する。ここまではいい。だが、この後にインスタンス1を休止させ、別のインスタンス2に、その選択が妥当であるか検証させるんだ。さらに、インスタンス2を休止させ、別のインスタンス3に、別の角度で検証させる」
莉那は、万桜が書く図を食い入るように見つめる。彼女の瞳は、星のように輝いていた。
「複数の人工知能が、相互に検証し合うってこと?」
「ああ。そして、すべての検証が妥当だと判断された後に、最初のインスタンス1に、パラメーターを渡して実行させる。実行後、初めてその結果を機械に送る」
莉那は、はっとした顔で、
「待って! それだと、通信遅延で意味なくない?」
「へへっ、違うんだよサブリナ。おまえ、自分で意識して心臓動かしてるか? 自分で意識して呼吸してるか? してねえだろ?」
万桜の言葉に、莉那は瞠目する。その瞳には、深い思索の光が宿っていた。
「つまり無意識が、機械に渡す信号を求めるプログラム?」
「そうだ。人工知能は、人間の頭脳と同じだ。全部を意識させたらやらかす。元々、プログラム制御で堅牢に動いてたんだ。それを人工知能に渡すなんて無意味だ。人工知能は、こうしよう。ああしようって決めて選択するだけだ…俺たちだって、立とうって思って立つだろう? それと一緒だ」
万桜は、満足げに微笑んだ。その微笑みは、まるで難解なパズルを解き明かした天才科学者のようだった。
「あと、おまえ乳首の位置を自分で公表してるからな?」
ピシャリと指摘する。莉那は、宇宙から地上に引き戻されたかのように、慌てて下着を取り上げた。
莉那の顔がようやく羞恥で染まる。万桜は続ける。
「例えばブラに名前を刺繍したくなった。ファームじゃ無理だが人工知能なら、それが可能だ。ロッドロボの挙動も、刺繍の挙動に合わせて追加することができる。いちいち即興でプログラムを追加するのは無駄だ。これもクラウド上に保存して、必要な時に呼び出す。もちろん、コードの妥当性、考慮漏れがないかは複数インスタンスで検証させ、システムで呼び出せるように登録させる」
万桜は素早くシステム構成図を書いて説明した。
「待って、万桜……」
莉那の思考が、ついに万桜のスピードに追いつかなくなった。その言葉は、まるで宇宙の果てから聞こえてくるかのように、か細く、そして弱々しい。
「これで、世界でたった一つの、サブリナの服が完成する。それが人工知能の可能性だ」
万桜の瞳は、未知の星を見つめているかのようだった。
「下着に自分の名前なんか書くか! 小学生か! あたしは!」
莉那は、鋭くツッコミを炸裂させた。
そこに、涼やかな声が降ってくる。
「小学生だって、もうちょっと慎みがあるわよサブリナ」
舞桜は呆れたように指摘する。そして、軽く伸びをすると、万桜に視線を向け、
「黒木。そのシステム構成図は電子で寄越しなさい。サブリナはシステム仕様変更」
ピシャリと社長命令を発動した。
万桜は、黒板をカメラに収め、
「魔王、善きに計らえ」
端末の先にいる人工知能に命じた。莉那も自分の端末に向かって、
「魔王、善きに計らえ」
端末の先にいる人工知能に命じる。万桜とのやりとりのすべてを、セイタンシステムズのオリジナルモデル魔王に見せていた。
そのやりとりを見ていた舞桜は、
「く、黒木、サブリナ…ま、まさか…」
震える声でウェブアプリでグループチャットを確認すると、PDF形式でファイルが届いていた。
「送ったぜ? サブリナ、仕様変更の結果はどうだ? いけそうか?」
万桜は、驚嘆する舞桜を尻目に莉那に尋ねた。
「魔王に相互確認させたし、パッと見で大丈夫そうだよ万桜」
莉那は、こともなげに答えた。
「そ、その手があったか…てっ、そう言うことは、みんなにちゃんと共有しなさいよ!」
舞桜は、書類仕事を人工知能に丸投げできる事実に絶叫した。
「「いや、書類仕事を裁く技術研鑽してんだと思って」」
万桜と莉那は、異口同音に鋼鉄の好天思考を炸裂させた。
確かに、そう言う側面もある。舞桜もまた、鋼鉄の好天思考を発揮し、
「番長、サブリナの魔法の無線、近隣の高齢者たちに無償配布した件、どうなってる?」
仕事に戻った。セイタンシステムズ社長である舞桜は、万桜たちが高校生だった頃に作成した魔改造中古スマホを、信源郷町高校から回収し、結託した町工場で製造した専用端末と入れ替えていた。
回収した魔改造スマホは、番長の伝手を頼りに、信源郷町の高齢者たちに配布し、それぞれの家族や友人、知人とのみ通信ができるサービスを提供していた。もちろん、緊急コールセンターにも接続可能だ。そして、ここが一番大きい。佐々陸将が共同学府での高高度気球の利用を許可してくれたおかげで、ほぼ首都圏全域での通信が可能になったのだ。利用料金は月に千円ほど。端末の紛失、損壊には高額のペナルティを設けてもいる。
万桜たちは、高高度気球に通信機を搭載し、広範囲にWi-Fiエリアを構築する新たなビジネスモデルを提唱し、展開していた。このサービスは、従来の通信事業法に抵触しないよう、「通信サービスの提供」ではなく「通信機能付き端末のレンタル」として位置づけられる。これにより、莫大なコストと時間を要する通信事業参入の規制を回避し、低コストかつ迅速なサービス展開を可能にしていた。
「みんな大事に使ってるぜ? おかげで振り込め詐欺の被害は、ここらじゃゼロだ」
番長は不敵に笑って、そう答える。
舞桜は、その言葉に満足げに頷いた。
「さっきの意識・無意識理論なんだけどさ、ボッチ、これ書類仕事や文章生成にも応用が効くんじゃねえかな?」
不意に万桜は、舞桜へと振った。書類仕事を率先して捌いていたのは、他でもなく社長である舞桜だったからだ。
「…どういうこと?」
舞桜は、訝しげな顔で問い返す。彼女の頭脳は、既に万桜の突飛な発想を分析しようとフル回転していた。
「たとえば、特許出願書類。あれって、誰が読んでも分かるように書かなきゃいけないだろ? でも、専門用語を使わないわけにはいかねえ。だったら、人工知能に専門用語を『意識』させて、それを知らない人にも分かる言葉を『無意識』で生成させればいい」
「…! ちょっと待って…どうやって?」
舞桜は、万桜の言葉に喰い付いた。彼女の瞳には、知的な探求心が宿っている。
「まずは、膨大な特許出願の文章を人工知能に学習させる。特許出願って、だいたい同じような書き方をしているから、そこから『文章の型』を覚えさせるんだ」
万桜は、熱心に説明を続ける。その言葉は、まるで魔法のように、舞桜の頭の中に新しい世界を構築していく。
「学習させた人工知能に、俺たちが話した内容や、作ったシステムの概要を送る。すると、人工知能は『意識』的に、その情報を特許出願の文章の型に当てはめて、専門用語や図面の説明なんかを生成する。その次に、別の人工知能が『無意識』に、その文章を検証する。文章の意図が伝わるか、誰が読んでも誤解がないか、専門用語の使い方は正しいか…」
「複数の人工知能が、相互に検証し合う…!」
舞桜は、万桜の言葉を遮り、結論を口にした。彼女の顔には、確信に満ちた笑みが浮かんでいる。
「ああ。そして、すべての検証が妥当だと判断された後に、最初の人工知能に『文章の推敲』を指示して、出力する。これで、誰が読んでも分かる、完璧な特許出願書類が自動で生成できるってわけだ」
「…な、なんてこと…! それなら、書類作成にかかる時間を、9割以上短縮できるわ!」
舞桜は、喜びのあまり声を震わせた。彼女の苦労の結晶である書類仕事が、一瞬にして終わるかもしれないのだ。
「舞桜、いままでの特許出願や法的手続きの種類ってどこにある?」
莉那が尋ねると、
「ここよ。サブリナ。ここ…それを把握してないのウチじゃ、あなたたちだけだからね?」
恨み節混じりに舞桜は、書類管理用のウェブアプリのリンク先をチャットに貼った。
莉那は、無言で端末を操作する。その指の動きは、まるで宇宙を創造するかのように、滑らかで、速かった。
「魔王。分析して。文章生成用のプログラムをコード生成。文章検証用のプログラムをコード生成――」
莉那は、魔王に命じる。彼女の目には、既に完成形が見えているかのように、迷いがなかった。
その言葉を聞いた万桜は、再び黒板に向かい、チョークを握る。今度は、文章生成と検証のプロセスを、より詳細な図として描き始めた。彼の手は、思考のスピードに追いつくかのように、目まぐるしく動き続ける。
「黒木、サブリナ…あんたたち、どうしてそんなに…!」
舞桜は、二人の狂気的な集中力に、ただただ圧倒されていた。
万桜と莉那は、その言葉に顔を上げ、異口同音に答えた。
「「だって、めんどくせえじゃん」」
舞桜は、その言葉に、
「それを押し付けてたんだよ! おまえたちは!」
またもや絶叫した。彼女の「常識」が、二人によって再び破壊された瞬間だった。
だが、その絶叫は、すぐに感嘆の声へと変わる。
「…すごい…! これは、論文作成や、プレスリリースにも応用できるわ! そして、このシステムを使えば、黒木とサブリナの頭の中にある、言語化できないアイデアを、瞬時に文章として形にできる…! これは、私たちの武器になる!」
舞桜は、目を輝かせ、二人の天才を讃えた。
「意識・無意識理論」は、単なるAI制御の仕組みではなかった。それは、人間の創造性とAIの論理性を融合させ、新たな価値を生み出すための、全く新しい思考システムだったのだ。
「いいこと思いついた!」
万桜が、こう宣言する時は、大抵がロクでもない。この場で一番付き合いの長い莉那は、直感的に離席する。次に付き合いの長い番長は、すっかり魔改造された給湯室と言う名の厨房に立った。逃げ遅れた舞桜は、
「言え」
ウンザリするように、先を促した。
「乙女ゲーム作ろうぜ? 自動描画システムはあるし、いまさっきサブリナが作ったシステム使えばマッハで作れるじゃん」
そう言って、万桜は、攻略対象のひとりを自動描画で作り上げる。その姿は、少しだけ万桜に似ていた。
黒髪に鋭い眼光、しかしどこか幼さを残す顔立ち。服装は、制服ではなく、なぜかタキシードだった。
「これ、おまえじゃないの黒木…あんた、まさか…」
この半年の付き合いで、舞桜は万桜の思考傾向が見えていた。これは、
「えぇ~? あっれぇ~? おかしいなあ、似てるか? 俺、こんなにキラキラしてる?」
万桜は、すっとぼける。これは確信犯だ。
「農家の長男は、嫁を見つけにくいのよ。こんなことして、すり込んでも無駄よ黒木」
舞桜は、瓦斯燈心理操作を仕掛け、万桜の嫁探しを牽制する。これ以上、ライバルが増えてはたまらない。
「な、なに言ってんだ、ボッチ…! 俺は…俺は、真剣に、このゲームで世界を変えようと…!」
万桜は、顔を赤くして反論した。
「変わるわけないでしょ! 乙女ゲームで世界が変わるわけないじゃない!」
「いや、変わる! このゲームは、意識・無意識理論に基づいてる! プレイヤーは、自分の好みのキャラクターを育成できる! キャラクターの性格や、成長の仕方、シナリオの展開…すべてがプレイヤーの『無意識』に作用するようにプログラムされている。すると、どうなる?」
万桜は、得意げに説明した。
「すると、プレイヤーは、現実でも、ゲームの中で学んだコミュニケーション能力を、無意識に実践する! 言葉の選び方や、相手への配慮…そして、困難な状況を乗り越えるための思考パターンまで、自然と身につく! これは、コミュニケーション能力に悩む人間を救済する、革命的なツールなんだ!」
万桜は、壮大なビジョンを語る。その瞳は、宇宙の真理でも見つめているかのように、純粋な輝きを放っていた。
舞桜は、万桜の言葉に、呆然と立ち尽くした。彼女の頭の中は、万桜の突飛な発想と、その背後にある深い思考に混乱していた。
「…ば、バカなの…」
舞桜は、そう呟くのが精一杯だった。しかし、彼女の心は、既に万桜の言葉に揺さぶられていた。
万桜は、舞桜の言葉を意に介さず、さらに続ける。
「そして、このゲームには、もうひとつ大事な要素がある。それは…」
彼の視線は、再び舞桜へと向けられる。
「…え、なに?」
舞桜は、思わず身構えた。嫌な予感がしたのだ。
「…無意識下に刷り込まれたリアル乙女たちは、俺に惹かれるに違いない…このキャンパス限定で、無償公開しようぜ社長! 社員の嫁探しに協力してくれよ? なっ? なっ?」
万桜は、必死に縋りつく。
「…どこのカンタダだ? おまえは! いいか黒木、世の中には、拗らせた自称リアル乙女もいるのよ…墾田永年私財法は?」
舞桜は、再び絶叫し、万桜がもっとも嫌う束縛を示唆して尋ねる。
「フリーダム! そっか、それもあんだなぁ~、じゃあ、ボッチと勇希で、この乙女ゲームやってみない?」
万桜は、知り合い限定公開を提案する。もちろん舞桜は、
「番長、今日のお昼はなにかしら?」
拒絶する。理由はちゃんと別にある。
「勇希? おもしれーゲーム作ったんだけどよ?」
刷り込まれずとも、ふたりの心はしっかりと掴まれているからだ。
『やらん! 課金ダメ絶対!』
東京の勇希も拒絶する。ふたりの心を知らないのは、掴んでいる本人なのだから救いがない。
「…な、なんでだー!」
万桜は、ショックのあまり床に崩れ落ちた。
「…黒木。ゲームの中であたしたちが別の攻略対象を選ぶことは想定してないの?」
舞桜は、そう言いながら、そっと万桜の隣に座った。
「ボッチ、それな〜、全部どことなく俺に似せるから大丈夫だ。万桜松さん仕様にするぜ」
万桜は、舞桜の懸案を退ける。
「ぶ、ブレないなこいつ…」
舞桜は、万桜の周到さに呆れ返る。
その時、給湯室から出てきた番長が、ふたりに声をかける。
「おーい! おまえら、そろそろ飯にするかー! 今日は、ビックリオムライスだぜ!」
番長は、エプロン姿で微笑んだ。彼の言葉は、まるで魔法のように、旧休憩室に漂っていた重い空気を一瞬で温かくした。
「スコッチエッグをオムライスで包んでみたぜ? 茅野は一日二食だろ? しっかり食わねえとな?」
番長の言葉に、
「番長、結婚しようか?」
疲れたように舞桜が言い、
「あ、自分、これがコレなもんで」
番長は、苦笑いを浮かべ、小指を立て、妻が身重であることを示すジェスチャーをして、お誘いをお断りした。
『鋼鉄のポジティブ ~未来の世界のネコ型ロボットを迎えに行こう~』をお読みの地球の皆様へ!
いつも拙作『鋼鉄のポジティブ ~未来の世界のネコ型ロボットを迎えに行こう~』をお読みいただき、本当にありがとうございます!
物語の中で、「魔王」こと黒木万桜は、時には「水嚢の川」で災害に立ち向かい、時には中古スマホを活用したクローズドネットワークなんて突拍子もないアイデアまで生み出しています。
実は、この物語には、万桜のそんな「もしかしたら、これって本当に役立つかも?」と思えるような、たくさんのアイデアが散りばめられているんです。読者の皆さんも、「これ、面白い!」「こんな風に使えるんじゃないか?」なんて、閃いたことはありませんか?
地球のみんなぁ~! オラに「★」をわけてくれーっ!
もし、この物語を読んで、少しでも「面白い!」「次の展開が楽しみ!」「万桜のアイデア、イケるかも!」と感じていただけたなら、どうかページ下部の【★★★★★】ボタンをポチッ!と押して、星評価を分けていただけないでしょうか!
皆さんのその「★」一つ一つが、作者の大きな励みになり、万桜の次の「魔王案件」へと繋がるエネルギーになります!
引き続き、『鋼鉄のポジティブ ~未来の世界のネコ型ロボットを迎えに行こう~』をどうぞよろしくお願いいたします!




