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タクティカルな魔王討伐のススメ  作者: サブ
第1章
15/32

14話 噺

「ズメイが殺されました」


「『勇者』の生き残りは?」


「おそらく逃げたようです。予備戦力を転送いたしましょうか?」


「いや、やめとこ。現地の残存モンスターだけでダメ押ししよう。『魔神級』は虎の子ってことで」


「恐れながら申し上げますが、今ここで敵の主力を潰した方がよいかと」


「人類の最高戦力だよ。利用価値はいくらでもある。それより、ズメイ程度の戦力でも『勇者』レベルの人間たちに対してジャイアント・キリングできるんだね。これが分かっただけでかなりの成果だ」


「現に『勇者』を3人葬っておりますし」


「使い捨てレベルの魔族とモンスターの1個師団に最高戦力が負けちゃうとか、人間は案外ザコいね」


「こちらの損害もおおむね想定通りです」


「逃した冒険者は予想より多かったけど」


「メッセンジャーがこうも多いと情報に信憑性が出ます。王国も警戒を強めるでしょう」


「たしかに。でも作戦の時期が早まったって考えればむしろプラスだよ。こっちが無駄にちょっかいをかける必要がなくなったし」


「王国は軍を動員しますか」


「七割方するだろうね。ポテンシャルが分かんないのが怖いけど、所詮烏合かな」


「どちらにせよ数で勝っています」


「そうだね。じゃあ配備中の全作戦参加師団に伝えて」





──進撃開始って、ね。

評価の方ぜひお願いします!

今回短めですm(_ _)m

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