魔法少女→拉致→夜奉仕「ご主人様」と呼ばせる
狼達が来てから数日、
街を探すための移動方法を模索する日々が続いています。
っというのも飛行とか浮遊といったスキルがないのです。
無限にあるスキルから探しても探しても見つからない。
この世界では移動関連の文化水準が低いのかもしれません。
魔法があるのだから空くらい飛んでそうなもんなんですが。
ないものは仕方ありません。
瞑想に入り良いアイデアを。。。
テッテレー♪
やりました!
縮小と拡大のスキルを入手してアントマンという魔法を想像し
体や任意のモノを大きくしたり小さくしたりできるようになりました。
さらに異世界召喚でドローンを召喚して
リモコンと自分自身を小さくして
ドローンに登場します。
このままではドローンの風や音で敵に気づかれる可能性が高いので
前に家にもかけたインヴィジブルにさらに追加して
相殺スキルを取得して
風魔法のウィンドウォールと相殺で
ウィンドオフセットという魔法を想像
これで
ドローンが発生させた風を消すことができます。
インビジブルとウィンドオフセットと隠密無気配などを
ドローンも一緒に重ねがけしておけば
見つかることはないでしょう。
試しに狼達の周りを飛んでみますが、
まったく気づいてないようなので成功です。
ひたすら高く飛んであたりを見渡します。
肉眼では街らしきモノは見つからないので
見ている景色に拡大スキルを使ってみると
かなり遠くのほうまで見えました。
日が昇る方向からさっするに
北西方面にうっすら人工物らしき建物が見えます。
ドローンの変えバッテリーなどインベントリに入れて
さっそく行ってみましょう。
1時間以上飛んでようやく
ハリーポッター感満載の街にたどり着きました。
なんと獣人さんもエルフさんもドワーフさんもいます。
あぁようやく異世界に来た喜びを味わえそうです。
思えばここまで長かった。。。
さてここで一つ問題があります。
今自分にかけている隠密系の魔法のおかけで
この街の人たちはこちら側を認識してません。
魔法を解いて第一異世界人とコミュニケーション
と行きたいところですが、
元ナマポのコミュ障としては
このまま観察を続けていこうおもいます。
いきなり知らない誰かに話しかけるなんて無理無理。
っということでどんどん街の中心部へと向かいます。
中心部に入るにつれて黒いローブと黒い帽子をかぶった
学者さんっぽい人が増えてきました。
どうやらここは学園都市みたいなところらしいです。
中心部にひときわ大きな建物があるので
内部へ侵入してみようと思います。
なかは大量の本本本
本だけが至るところに積みあがってます。
さらにその奥に部屋があるのでいってみると
どうやら研究室のようです。
フラスコのようなものなどが並んでいます。
その研究室の奥に小さな部屋があるみたいです。
なんだか理科準備室を思い出します。
その扉を開けてみると
ピンク髪の魔法少女が机に座り
なにかの計算問題と格闘しているところでした。
向こうはこちらに気が付いていません。
ここでこっそり瞑想に入り
テッテレー♪
投擲と睡眠 スキルを取得し
スリープという魔法を想像
その魔法少女にスリープをかけて眠らして、
縮小で小さくして、
湖畔の家まで連れていきます。
拉致成功です。
家へ戻って
ベッドに寝かせて縮小を解いておきます。
起きたらどんな反応するか楽しみですが、
大変申し訳なくもあります。
精一杯もてなすつもりですが、
どうなることやら。
僕と白狼が見守っていると魔法少女が起きました。
魔法少女は僕らを見てこう言いました。
「神様ですか?」
ここで状況理解のスキルが役立ち直ちにこうきりかえします。
「そうだ」と。
そしてこう続けます。
「お前の研究は神達が目を覆うほどの禁忌だったので、死んでもらった」
魔法少女
「えぇーーー!私死んじゃったんですが。」
と驚き意気消沈しているところに
こう続けます
「ただしここで私に奉仕活動しながら研究を続けることを特別に許す、神は慈悲深いからな。」
と。
魔法少女
「ありがとうございます。神様!研究ができるなら良いです!」
さらにこう続けます。
「それから神様ではなくてご主人様と呼ぶように、それから名前は?」
と。
魔法少女
「かしこまりました。ご主人様!名はメルベルと申します。」
完全に信じ切ってるようです。
元ナマポのコミュ障としては
第一異世界人との接触は大成功ということにします。
さっそくその日の夜から奉仕活動をさせたことは言うまでもありません。