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66億 鳩が豆食ってパ!

66億 鳩が豆食ってパ!


ここからは証券マンの新入社員が入社当日から教えられた戦闘の仕方と戦闘の準備について書いていこうと思う。

まあサラリーマンとしての「仕事の心得」みたいなものだ。


これはある意味今でも役に立つている。

参考になるところは是非参考にしていただければと思う。


鳩が豆食ってパ!


これは何の意味かサッパリわからないと思うが、証券マンは入社した時に必ず家や寮を出る時はこの言葉を言えと教育されている。


順番に意味を説明する


ハ ハンカチ

ト 時計

が がま口(財布)

ま 万年筆

め 名刺入れと名刺

く 靴を綺麗に磨く(顧客は常に足元を見て

いるからという理由である)

て 手帳

パ パンフレット(投資信託など会社の商品

を紹介しているパンフレット)



家や寮を出るときはこの言葉を呪文のように唱えて自分がその服装になっているかどうか所持品に忘れ物がないようにしてるかどうかを確認して出勤するのである。


まあ戦闘員の武器装着といったところか。


後はカバンの中身は四季報とチャートブックと言う各株価の値動きが示した分厚い本がいつも入っていた。


現代ならこれにスマホとノートパソコンを加えれば完璧であろう。


戦闘服である服装は黒か紺のスーツ限定。

襟に社章を必ず着けること。

靴は紐のついた黒の革靴。

ワイシャツは白限定。ストライプはだめ。

靴下は黒限定。

ネクタイは派手でなければ何色でも可能。


今考えると個人の自由はネクタイ以外はなかった。


次に気になる財布の中身であるが常に顧客と接待や食事をしなければならない営業マンは目安として自分の歳の数と同じ枚数の5000円札を常に持っておけと言われていた。


しかしこれはクレジットカードが出現するまでの話で筆者が入社した当時はカードがあればそこまでの現金を持つ必要はなかった。



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