表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/511

第五話 愛に祝福を  前編 Ⅴ

 アニッシュに案内されたリックたちは、城へ先に到着していた、メシアとロベルトたちと合流した。

 クリスとイヴが、チャルコの街を見て周りたいと言い、それに付き合ったために、メシアたちを待たせてしまったのであるが、おかげで得るものもあった。

 アニッシュに出会う前、リックは街の人々に、結婚の事について聞いて周っていた。誰もがアニッシュと同じ様に、結婚を心から祝ってはいない。政略結婚には、やはり反対なのが感じ取れたのである。政略結婚を阻止しようとする側にとっては、かなり好都合に働く事だろう。

 ともかく、城に辿り着いたリックたちは、謁見の間に案内され、そこでチャルコ王、アグネス・スレイドルフへの挨拶を済ませた。歳が四十になるアグネスは、リックたちを心から歓迎して、午後から結婚について話し合う時間を用意すると、約束したのである。

 話し合いが午後からである理由は、リックたちの次に、この謁見の間に訪れる存在のためである。エステラン国の王子、メロース・リ・エステランとの謁見があるのだ。

 丁度良いと考えたリックは、王子メロースの謁見に居合わせたいと申し出た。まずは敵を知らなければと考え、王に頼んだのだ。王は了承し、やがてエステラン国の団体は到着した。

 謁見の間の隅に寄り、現れたエステラン国の王子と、その従者たちを観察する。王子だけあり、やはりと言うべきか、その容姿は端麗だった。長い金髪と綺麗な肌をしている、顔立ちも一言で表すのなら、イケメンだ。

 何不自由ない育ちの良さがわかってしまう、王族の気品を感じる。それ故に、挨拶や態度に表れる尊大さが目に余り、完全にチャルコを舐めているのが、よくわかった。

 謁見終了後、別室を用意されたリックたちは、そこで休息と昼食を済ませ、午後からの王との話し合いの時間を待つ。

 しかし、予定の時間まで退屈だったリックは、メシアたちを誘って、城の散策を始めてしまった。 リック、メシア、クリス、イヴの四人は城の中を見て周る。ちなみに、ロベルトたちは部屋で留守番だ。


「フローレンス参謀長様!?ここで一体何を!」

「おっ、アニッシュ君じゃないか。ちょうど良かったよ」


 城内の散策途中、雑務に取り掛かっていた、見習い騎士アニッシュと再会する。城に到着した時に別れ、その後アニッシュは、予定通り雑務を手伝っていたのだ。偶然の再会である。


「城の中を案内してくれないか?おもしろいものがあるなら見せて欲しい」

「リック。彼が例の見習い騎士か?」

「そうです。彼が俺たちを城に案内してくれた、アニッシュ・ヘリオース君ですよ」

「初めまして、アニッシュ・ヘリオースと言います。チャルコの見習い騎士です」

「そうか。私は帝国騎士団長のメシアだ。先程はリックたちが世話になったな」


 お互い名乗り合って挨拶を済ませる。

 名乗り自体は普通だったのだが、彼女の名前を聞いたアニッシュは、目を見開いて驚いていた。目の前に彼女がいる事が、どうも信じられないらしい。


「騎士団長メシア様と言えば、帝国の軍神ではありませんか!?一度戦場に出れば、一騎当千の武勇を揮う、帝国最強の騎士と聞いています!」

「流石メシア団長。その武勇は他国にも知れ渡っているんですね」

「まっ、帝国最強だしな」

「僕も同感だね。帝国内で勝てる人は誰もいないし」


 帝国周辺諸国において、ヴァスティナ帝国騎士団長メシアは、とても有名な存在だ。最強の軍神、または帝国最強の騎士と呼ばれ、少なくとも周辺諸国の騎士で、彼女を知らぬ者はいない。それは騎士見習いである、アニッシュも同様だ。


「皆様は、軍事顧問として我が国に訪れた聞いていますが、まさか参謀長様と騎士団長様が、直々に来て下さるなんて」

「普通は考えられないよな。帝国の騎士団と軍の最高責任者が揃ってるんだし」

「皆さんはここで何をなさっているのですか?」

「退屈だったから散策してたんだ。もしよかったら、案内してくれると嬉しい」

「申し訳ありません。僕は今、雑務の手伝いをしていますので」


 頭を下げて謝るアニッシュ。真面目な性格故に、リックの急な願いにも、応えようとしてくれたのである。


「おや、そこにいるのはヴァスティナの参謀長ではないか?」


 突然声をかけられ、声をした方を向くと、従者を引き連れたエステラン国の王子がいた。問題の政略結婚の相手、メロース・リ・エステランである。

 こんな時に、こんなところで、会いたくもない邪魔な王子だ。


「先程、謁見の間で会った時は驚いたよ。リクトビア・フローレンスと言う名前であるから、女性だと思っていたのだが、まさか、私と歳が変わらないような男性であったとは」


 謁見の間で、二人は挨拶を済ましている。その時にはメシアたちも居たため、メロースはこちらの事を理解している。

 ヴァスティナ帝国からの、チャルコへの軍事顧問としての来日。メロースが本当にそれを信じたかは不明であるが、もしも信じたのであれば、この男はそう大した王子ではないだろう。


「そして騎士団長殿。噂には聞いていましたが、なんと美しい。貴女の武勇は我が国にも届いております」

「・・・・・・」


 こんな場に居合わせてしまったアニッシュは、とある二人の態度が、一瞬で変わった事に気が付いた。

 怒りのオーラを放っているのは、クリスとイヴである。怒りの理由は、メロースがリックとメシアに対し、全く敬意を払っていないからだ。

 特に、メシアに対して、舐めまわすような視線を送っている事が、許せないのだろう。敬意もなく、欲しくなった新しい玩具を眺めているような目。アニッシュから見ても、それは嫌らしいものだった。


「騎士団長殿も大変ですね。こんな何処の出かも分からない男が参謀長では、この先何かと不安でしょう。聞けば、フローレンス参謀長は女王陛下の忠実な犬だとか。犬は犬でも、駄犬なのでしょうね」


 隠しもしない、明らかな侮辱。呆気に取られるアニッシュとは違い、クリスとイヴは怒りを必死に堪えていた。クリスとイヴにとって、リックの存在は絶対的なものであり、唯一無二の自分に命令して良い主である。

 しかも二人からすれば、愛する存在を侮辱されたに等しい。目の前にいる尊大な馬鹿王子は、二人にとって、今すぐにでも黙らせなければならない存在だ。

 しかし、その行動を取ってしまうと、後から必ず、リックが困る事になる。それを理解しているからこそ、二人は必死に堪えていた。クリスは今にも、腰の剣を抜き放ちそうであり、メイドの格好をしているイヴは、スカートの中に仕込まれている、拳銃を抜こうとしている。

 今にも怒りが爆発しそうな二人を、知ってか知らずか、尚もメロースは言葉を続けた。


「どうです騎士団長。いっそ帝国よりも我が国に---------」

「私にそのつもりはない。それと一つだけ言っておく。我が国の参謀長は優秀だ。決して駄犬などではない」

「・・・・まあいいでしょう。参謀長、どうやら騎士団長に随分と気に入られているようですね」

「ええまあ、日頃から女王陛下の忠実な犬として働いているおかげですよ」


 先程までは、余裕のある表情を見せていたメロースだが、自分の誘いがきっぱり断られた事で、その表情も変化する。少々不機嫌になってしまったようだ。

 彼の人生は何不自由なく、欲しいものは何でも手に入ったのだろう。そんな生活を送っていたために、欲しいものが手に入らない事が、嫌でしょうがない。そう言う気持ちが、表情に表れていた。

 しかも、馬鹿にした相手に、馬鹿にした言葉で返されたのだ。内心、むしゃくしゃしているに違いない。


「ところで、そこの青い制服の君は誰かな?」


 口を出さずに、事を見守っていたアニッシュ。

 話題を無理やり変えにかかったメロースに、何者かと問われてしまった。結婚の相手国である王子に問われれば、嫌でも答えなければならない。


「僕はアニッシュ・ヘリオースといいます。チャルコの見習い騎士です」

「見習い騎士か・・・、なるほど」


 メロースの顔に、笑みが浮かぶ。しかし、その笑みはあまり良いものではない。

 獲物を前に、舌なめずりしている様な、そんな笑みだ。


「実は少し、体を動かそうと思っていたんだが、私の相手をしてくれないかな?」

「ぼっ、僕がですか?」

「見習い騎士の君に、私が戦い方を色々と教えてあげよう。きっと良い経験になると思うよ」


 アニッシュは断れない。この誘いが、メロース個人の憂さ晴らしだとしてもだ。

 雑務の手伝いもあるし、正直断ってしまいたいのだが・・・・・・。


「わかりました。ご教授、宜しくお願い致します」

「アニッシュ君・・・・・・」

「では、訓練場にでも行くとしよう。案内してくれるね?」


 アニッシュを心配するリックだったが、下手に手を出せば、政治的問題に発展するため、何も言う事が出来なかった。

 メロースと従者たちは、アニッシュに案内されて、訓練場を目指す。リックたちもアニッシュを心配し、彼らの後に続いた。

 この後リックは後悔する事になる。あの時、無理やりにでも止めておけばよかったと・・・・・。






 感想を言えば、訓練場で行なわれたアニッシュとメロースの模擬戦は、胸糞の悪いものだった。


「くそっ!あの糞王子なに様だ、調子に乗りやがってよぉ!」

「ちょっとマジなにあれ!?ほんと嫌なんだけど!」


 クリスとイヴは完全にご立腹で、先程までの事に対して、とても苛立っていた。

 ここは、王との話し合いの場として用意された、来客用の一室である。メロースたちと別れたリックたちは、午後の予定通り、この場に戻って来たのである。

 メロースの憂さ晴らしの模擬戦の結果は、アニッシュの完全な敗北で終わる。

 模擬戦は、メロースが剣を使い、アニッシュがランスを使用した。お互い、自分の使い慣れた獲物を使ったのだ。アニッシュのランスは、勿論祖父から受け継いだ、自分の相棒である。

 勝敗などは特に決められておらず、始まった模擬戦は、開始早々予想外の展開を見せた。メロースは開始早々驚くべき事に、光属性の魔法を放ったのだ。光属性の魔法は、殺傷能力をもった光で、敵を攻撃する魔法である。

 ローミリアの謎の一つ、光属性魔法。原理は不明であり、何故光で敵を攻撃できるのかもわからない、光を放つ魔法。イメージとしては、光り輝く光線を、相手に放つ様なものである。

 ともかくメロースは、その魔法を加減して放ったのだ。突然の魔法に驚きながらも、最初から油断していなかったアニッシュは、何とか初撃を躱す。

 躱したのはいいが、初めて経験する、突然の魔法攻撃を無理やり躱したために、体勢を完全に崩してしまった。その隙をついたメロースは、一気に距離を詰めて、アニッシュへと迫る。

 初戦は完全にメロースが攻勢に出て、戦いの主導権を握った。アニッシュは繰り出される斬撃を防ぎ、防戦一方であったのだが、その気になれば、反撃に転じる事が出来たはずだった。しかし、彼はそうしなかった。

 アニッシュは未熟故に、戦闘で上手に手加減が出来ない。いつもの模擬戦の相手は、自分より格上の騎士であるため、実戦用のランスを使い、全力で立ち向かえる。手加減をしての模擬戦が出来ないアニッシュは、メロースとの戦いで、力の加減が出来ないのだ。

 相手は、姫の結婚相手の王子である。全力で立ち向かって、怪我をさせるわけにはいかない。その考えが、アニッシュ本来の技術を鈍らせた。

 防戦一方のアニッシュは、反撃に転じる事が出来ず、対してメロースは、魔法こそ加減しているものの、大人げなく、全力で攻撃していた。結局、何度も光属性の魔法を繰り出され、防御しきれずにアニッシュは、そのまま押し込まれてしまった。

 防御を崩したメロースは、アニッシュに対して、加減した光属性の魔法を連続で放つ。その攻撃を体中に受けてしまい、ぼろぼろになってしまったアニッシュに、メロースは鬼畜にも、追い打ちをかけた。小さな彼の体を蹴り飛ばし、踏みつけたのだ。

 リックたちが止めに入っていなければ、あの後どうなっていたかわからない。気絶してしまったアニッシュに対して、調子に乗ったメロース王子は、こう言った。


「私は光の魔法に選ばれた人間なのだよ。これが君と私の差だ。天才であり選ばれた人間である私が、君のような才能のない人間とは違うという事が、よく理解出来たかな?」


 これだ。これが言いたかったのだろう。

 この言葉を口にした本人は、とても満足して、ご機嫌な様子で訓練場を後にした。対してリックたちは、アニッシュを抱き起し、すぐさま医療室へと連れて行った。幸い大事には至っておらず、本人はすぐに目を覚ましたのだが、痛々しい怪我を体中に負っていた。

 リックは後悔したのだ。ここまで下衆な奴が相手であれば、あの時、無理にでも止めておけば良かったと。


「あー、ちくしょう!!今すぐにでもぶっ殺してぇぜ!!」

「僕が殺すよ!あんなのなんか、僕が一瞬で撃ち殺しちゃうんだから!!」


 部屋の中で叫びまくっている、リック配下の二人。主が馬鹿にされただけでなく、未熟な騎士相手に対しての、あの戦い。武人であるクリスとしては、あれを許す事が出来ず、あれはイヴにとっても、気に入らないものだった。

 メイド服に仕込んでいた銃を抜き、今にも発砲しそうであるイヴ。今回イヴがメイドの格好をしているのは、リックの身辺警護の一環である。もしも襲撃者が現れた場合、まさかメイドの中に、護衛が紛れているとは思わないだろう。これはリックの発案で、メイド服を着てみたいと言ったイヴの気持ちも考え、今回はこういった護衛の形を取ったのである。

 護衛のために、特別仕様で作られたこのメイド服には、全身に拳銃と弾倉を仕込めるよう、設計されている。手榴弾もいくつか装備されており、ナイフも仕込まれているのだ。ちなみに設計者は、シャランドラと帝国技術者の皆様である。


「もう僕我慢できないよ!あいつなんか鉛弾でぐちゃぐちゃにして、二度とあんな事言えない様にしないと気が済まないもん!リック君を馬鹿にした事、ぜっーーーーーーたい許さないんだから!!」

「おいリック、あいつをここでぶっ殺す許可をくれよ!ついでに結婚も阻止出来て、一石二鳥だぜ!!」


 二人がリックを見ると、馬鹿にされた本人は、異様な程に静かであった。部屋の椅子に座り、目を伏せている。

 用意されたこの部屋には、三人の他に、先程の事を見ていたメシアと、部屋で留守番をしていたロベルトもいる。勿論、専属メイドのメイファの姿もある。

 事を知らないロベルトとメイファも、クリスとイヴの説明で話を知る。元傭兵だが武人気質であるロベルトも、クリス同様に怒りを覚えていた。


「何を落ち込んでいるのですかご主人様。駄犬と言われても仕方ないです、事実なんですから」

「ちょっ、メイファちゃん!?」


 参謀長専属メイドは容赦がない。参謀長に対しては、優しさもないようだ。

 リックが落ち込んで黙っていると思ったメイファは、傷口に塩を塗るかの如く、言葉をぶつけた。


「・・・・・もう我慢の限界だ」

「ご主人様?」

「あの蛆虫王子が!!お前たち二人が手を下す必要はない、俺が奴を今すぐ殴り殺してやる!!」


 まるで、火山の大噴火の様である。リックの我慢していた怒りが、今爆発したのだ。

 先程までは、怒りを面に出さないよう、必死に理性で堪えていた。あの場で怒りを爆発させれば、ここに来た意味が無くなってしまう。政治的問題となって、万が一全面戦争にでもなれば、作戦は失敗だ。

 だが、ここにあの男はいない。我慢の限界を超えたリックは、叫ばずにはいられなかった。


「俺を馬鹿にする分には問題ないんだよ。駄犬なのも事実だしな。だけどあいつ、メシア団長に腐った視線向けやがった!!しかもだぞ、メシア団長を自分のものにしようとしやがった!何様だあの野郎!万死に値するぞくそったれ!!」


 自分が侮辱された事より、あの王子が、メシアにとった態度が許せなかった。

 当然だろう。何故なら、リックにとってメシアは、全てにおいて憧れの女性なのだから。


「ああ、くそっ!大した実力もない癖に、アニッシュ君を傷めつけやがって!いつか絶対殺す!」

「そうだぜリック!今から殺しに行こうぜ!」

「部屋ごと手榴弾で木端微塵にしに行こうよ♪それか、部屋に突入してあの馬鹿攫って拷問する?」


 イヴが何やら物騒なことを言っている。リックが許可すれば、今からでも実行に移してしまいそうだ。


「それにあいつ、帝国だけじゃなくてクリスとイヴも侮辱した。存在価値もない蛆虫以下のくせに、調子乗り過ぎだろ!」


 アニッシュに例の言葉を放ったあの王子は、訓練場を後にする前に、リックたちにも言葉を放った。

 侮辱の言葉を吐き、帝国の事を平和呆けした弱小国家と評価し、配下の二人に対しては、弱小国家の劣等兵士だと言ったのである。帝国と大切な配下を侮辱された事により、リックの怒りは、頂点を超えている。


「絶対許さないぞ。エステランなんか、あの蛆虫と一緒に焼き払ってやる」

「落ち着いてくださいよ参謀長殿。そろそろ王様が来ますって」


 狂気に満ちたリックたちを、ロベルト一人が何とか宥める。

 リックたちが渋々メロース襲撃を諦めた後、チャルコ王アグネス・スレイドルフが部屋に姿を現す。

 全員が揃ったため、エステラン側には内密の、ヴァスティナとチャルコによる、極秘の話し合いが行なわれる。こうして、お互いの敵を退けるための、大事な相談が始まった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ