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第五十一話 死線 Ⅳ

 ジエーデル国が、総統バルザック・ギム・ハインツベントが始めたこの戦争は、緒戦こそジエーデル側が優勢だった。

 ホーリスローネ王国領への侵攻と、王国軍に対しての勝利。各地で発生したジエーデル軍への攻撃も、防衛線を縮小し強化する事で、頑強な抵抗を行なって防衛線を維持し続けた。加えて、国内で発生しようとしていた、大規模な反乱計画も未然に阻止し、王国を打倒する事のみに集中し続けた。

 王国軍の撃破は目前で、ホーリスローネ王国への侵攻は時間の問題かと思われた。それを防いだのは、ジエーデル打倒を狙い続けていた、各国の主だった者達の企みである。

 

 王国軍とジエーデル軍が戦う北方前線。グローブスの死後、後を継いで全軍を指揮したマットは、粘り強く抵抗して反撃の機会を待った。彼が待っていたのは、ジエーデル軍の戦意の低下と、同盟国の戦力の合流である。

 名将ドレビンの帰還を待ち、士気高らかに戦い続けていたジエーデルの侵攻軍。彼らは本国での名将の死を知り、悲しみに暮れてその死を悼んだ。それでも、亡き名将の為にも王国軍に勝利するべく、彼らは勇敢に戦っていたが、必死の抵抗を続ける王国軍と、予想外の戦闘の長期化により、少しずつ戦意を失っていったのである。

 戦意を失った原因はこれだけではない。各地でジエーデル軍が戦闘状態に突入した事によって、補給物資が各前線に必要となり、北方前線に送れる物資の量が不足し出したのである。最優先は北方前線に変わりなく、各前線への物資を減らしてでも補給は用意されたが、十分な量を用意できる余裕はなかったのである。

 名将の死と、補給物資の低下。前線の将兵にとって、希望の象徴だったドレビンを失い、戦うための武器や、腹を満たすための食料も不足する。こうなっては兵が士気を落とすのも無理はなく、徐々に隙も生まれ始めた。


 狙っていた反撃の機会はこれだった。王国軍がこれまで防御に徹していたのは、戦力不足で攻勢の余力無しと思わせるためでもあった。前線のジエーデル軍は見事に策に嵌り、王国軍の攻撃は無いと油断していた。

 その隙を突くべく、マットは全軍に対して攻撃命令を発した。奇襲攻撃を受けたジエーデル軍は、普段のような即時対応ができず混乱し、兵数で勝っているにも関わらず、王国軍に蹴散らされていくばかりだった。それが今日の戦いであり、マット・テイラー率いる王国軍の勝利の瞬間となった。


 思い描いていた企み通りに事が動いたのは、無論マットだけではない。紳士将軍ギルバートと、ゼロリアス帝国第一皇子ザイリンもまた、それぞれの思惑通り行動した。何を隠そう、ギルバートの策を見抜き、王国との共同戦線構築に賛成し、皇帝ガイロスを動かしたのはザイリンだったからである。

 ギルバート同様にザイリンも、ジエーデル国は最も脅威となる存在と考え、今が排除する好機であるとも考えていた。互いに利害の一致があったからこそ、ザイリンはギルバートの策に敢えて乗り、皇帝を説得して大陸中央に軍を動かしたのである。

 

 そして、この二大大国が本格的にジエーデル国討伐に動くと予測し、南ローミリアから大規模な侵攻作戦を開始したのがヴァスティナ帝国である。国防軍参謀長エミリオこそが、再び大陸全土を利用して、打倒ジエーデル国のきっかけを生み出したと言っても過言ではないだろう。

 今日までの一連の流れを予測し、あのタイミングでジエーデルへの侵攻作戦を開始しなければ、どの国も打倒ジエーデルに立ち上がらなかったからだ。

 現在ヴァスティナ帝国国防軍は、三つの戦闘団を用いて侵攻を続けている。第二戦闘団は予定通りブラド公国を攻略中で、第三戦闘団は各地の解放を継続している。

 指揮官不在の中、参謀のミュセイラが指揮する第一戦闘団は、作戦通り敵の攻撃を誘って罠に嵌めた。親衛隊による情報操作と破壊工作。航空偵察による敵戦力の情報収集。待ち伏せ、挟撃、車輛を活かした機動戦術など、あらゆる手を使って徹底的に戦った。

 結果、如何に大勢のジエーデル兵が死ぬ気で戦おうと、ミュセイラの戦術の前では烏合の衆と化した。報復に燃えていた兵士達の活躍もあって、第一戦闘団は敵軍に勝利し、ジエーデル本国への道を開いたのである。


 何もかも、全てが順調に進んでいる。恐ろしい程に順調過ぎた。

 誰もが勝利を確信している。誰も判断を誤らず、誰も失敗などしていない。全くその通りであったはずなのに、たった一つの誤算が、ヴァスティナ帝国の者達の計算を狂わせた。










 ブラド公国ではヴァスティナ帝国国防軍が、北方ではホーリスローネ王国軍が、それぞれの戦場でジエーデル軍を激しく攻め立てている。ジエーデル軍に対する決戦が、ローミリア大陸各地で展開されている中、二人の話は夜明け前まで遡る。


 胸騒ぎを感じて目覚めたアングハルトは、懐かしい我が家の天井を見た。ベッドで眠っていた彼女の傍らには、愛する男が静かな寝息を立ててまだ眠っている。互いに軍服の上着は脱いで、下に着ていたシャツ姿であった。眠っている彼を起こさぬよう、静かに体を起こしたアングハルトが、彼の寝顔を見て微笑みを浮かべた。


「ふふっ⋯⋯⋯。子犬みたい⋯⋯⋯」


 アングハルトの愛する彼、リックの異名は帝国の狂犬である。物騒な異名を持つリックだが、よく眠っている彼の寝顔は狂犬というより、純粋無垢な、子犬のように可愛らしいものだった。

 妙な胸騒ぎを感じて起きたアングハルトだったが、傍で寝ているリックの無事を確認すると、安堵して眠る彼の髪を撫でた。日が昇るまで、せめてもう少しだけでもリックの傍にいて、愛する彼の温もりを抱いて眠りたかったが、念のため外を確認するためにベッドから起き上がる。

 軍服の上着を羽織り、部屋の机の上に置いている自分の装備に手を伸ばして、拳銃入りのホルスターを腰に装着する。専用のナイフも装備し、ブーツを履き、戦闘に備えてその身を整えていく。


「まだ⋯⋯⋯、起きなくてもいいだろ⋯⋯⋯?」


 ベッドに背を向けていたアングハルトが、寝起きの声に驚いて振り返る。いつの間にか目を覚ましていたリックが、毛布に包まり眠気眼で彼女を見つめていた。


「すみません。起こしてしまいましたか」

「⋯⋯⋯もうちょっとくらい一緒に寝てたい」

「少し外の様子を見てくるだけですから」


 不満気に唇を凹ませたリックに、微笑みながらアングハルトが近付いて、少し寝癖ができた彼の頭を優しく撫でた。


「⋯⋯⋯熱っぽい」


 リックの肌に触れ、彼の体が少し熱を帯びている事に気付く。顔も少し赤くなっているように見える。今も尚彼を苦しめる、いつもの熱の症状だった。

 寝る前用の薬は昨晩飲ませている。それでも時々、薬を飲んでいても熱にうなされてしまう事がある。これでも最近は、それも大分少なくなった方だ。

 心配したアングハルトが、部屋の机に置いておいた薬を手に取る。就寝前用とは別の薬で、こういう時のための即効性の高い丸薬だ。


「さあ、お薬の時間ですよ」

「⋯⋯⋯それ、頭おかしいくらい苦いからあんまり飲みたくない」

「男の子なんだから我慢して」


 顔を引き攣らせたリックの口元に、アングハルトが掌に丸薬を数粒乗せて差し出す。嫌々ながらも、リックは掌の丸薬を口に含み、ちらっとアングハルトの顔を窺った。

 リックと目が合った彼女は、優しい笑みを浮かべて彼を見つめている。呑み込んだら怒られると思い、観念したリックは、噛み砕くと非常に苦いこの丸薬を、我慢してよく噛んでから呑み込んだ。


「うえっ⋯⋯⋯、やっぱ苦い」

「偉いわ、リクトビア。きっと疲れが出たのね。薬が効き始めると眠くなると聞いているから、お昼まで寝ていなさい」


 まるで子供を寝かし付けるように、優しい顔と言葉で介抱するアングハルト。リックが大人しく薬を飲み終えると、安心した彼女は彼の傍を離れようとする。ところが、リックが目を丸くして自分を見つめていて、何をそんなに驚いているのかと気になった。

 やがてアングハルトは、自分がリックへと言った台詞を思い出し、頬を赤らめ恥じらった。またやってしまったと後悔した彼女は、申し訳なさを顔に出して頭を下げる。

 今は二人きりだからか、それとも久しぶりの故郷の安心感のせいなのか、つい気が緩んでしまった。普段とは違って誰もいない、リックと二人だけの環境が、彼女の独占欲を刺激してしまう。彼を独り占めにしたいあまり、油断すると軍人としての自分の言葉ではなく、一人の女としての言葉が出てしまうのだ。


「もっ、申し訳ありません⋯⋯⋯。また貴方を呼び捨てにするどころか、失礼にも子ども扱いなんて⋯⋯⋯」

「気にしてないさ、セリーヌ」

「!?」

「お前が俺を名前で呼ぶなら、こっちもそろそろ名前で呼ばさせてくれないと不公平だ。それと、皆みたいにリックって呼んでくれた方が嬉しい」


 今まで彼女を名前で呼ばなかったのは、彼女自身が名前を呼ばれるのを恥ずかしがっていたからだ。顔や性格に似合わない響きだから、あまり呼ばれたくなかったのである。ましてや、好きな相手に名を呼ばれるのは、嬉しさもあれど一層恥ずかしくなってしまうのだ。

 アングハルトに気を遣っていたリックは、これまで彼女を名前で呼ばないようにしてきた。その意志を変えたのは、目の前の彼女のため、自分を愛してくれる彼女達のため、愛してくれた二人のため、そして自分自身のためだ。


「⋯⋯⋯セリーヌ。俺は決めた」

「⋯⋯⋯!」

「俺は、もう二度と誰かを愛さないと決めてた。俺を愛してくれたメシアを裏切りたくないって気持ちと、また誰かを愛して失ってしまったらって考えたら、恐ろしくて堪らなかったんだ」


 最愛の女性メシア。彼女がリックにとってどういう存在であったか、アングハルトもよく知っている。

 メシアを失った悲しみは、リックを死よりも辛い絶望に突き落とした。もしも自分がリックを失ってしまったなら、きっと同じ絶望を味わうのだと分かる。理解できるからこそ、彼女にはリックを責める事が出来ない。

 愛する者を失う苦しみ。その苦しみから逃げたいと思うのは、誰だって同じだ。リックはこの苦しみと再び向き合い、今を生きる彼女達の想いから、もう決して目を背けないと誓う。


「セリーヌの気持ちは分かってる。俺はお前だけじゃなく、みんなの気持ちから逃げ続けてた。実を言うとこの前そのことでスズランさんに怒られちゃってさ、ずっと考えてたんだ」

「⋯⋯⋯」

「俺を愛してくれる彼女達に、どう向き合っていくか。色々考えて、やっと決められたよ」


 愛する男が向ける真っ直ぐな瞳が、呼吸も忘れて緊張する彼女自身の姿を映す。次にどんな言葉が飛び出すのか、それを考えると怖くなり、今すぐ部屋を飛び出してしまいたくなる。

 その心を必死になって抑え、意を決して口を開こうとするリックの言葉を待つ。


「セリーヌ。お前を愛してる」


 ずっと言われたかったその言葉。大切な仲間への好意の言葉ではなく、恋心からくる愛の言葉。それが今、やっと彼女に向けて告げられた。

 もしも彼に、「愛してる」と本気で言われたら。その瞬間を妄想した事は数え切れない。きっと心臓が止まる程の衝撃を受け、顔を真っ赤にして嬉し泣きしながら、愛する彼を抱きしめてしまうと思っていた。

 だが、愛の告白を受け取った彼女自身は、心臓が止まる事も、顔を赤くする事も、嬉しがる事も泣く事もなく、ただ呆然とするばかりだった。


「⋯⋯⋯どうして」

「セリーヌ?」

「どうしようもないくらい嬉しいはずなのに⋯⋯⋯。いざ告白されたら、頭が真っ白になって⋯⋯⋯」


 ずっとずっと待ち望んでいたのに。彼だけを一途に愛し、彼に愛して貰える日を夢見続けてきた。今やっと、念願叶って愛する彼を手に入れたというのに、どうしていいか分からなくなってしまった。


「でもどうして、私なんですか⋯⋯⋯? 貴方を愛しているのは、私の他にも⋯⋯⋯」

「それはセリーヌが、俺を初めて愛してくれた女性だからだ」

 

 ラムサスの街でリックが彼女を救ったのが、二人の出会いだった。リックに惚れた彼女はヴァスティナ帝国の軍人となり、己が心のままに恋文を書いて彼に渡した。あの頃、リックを心から愛し、彼に面と向かって好きだと言った女性は、彼女だけだった。

 自分を好きだと言ってくれた、初めての女性。告白された時は彼女の気持ちに応えはしなかったが、一兵卒である彼女を意識するようになったのは、これがきっかけだった。だから、戦場で彼女が敵に捕らわれた際も、自らの手で彼女を救いに行った。その時にはもう、リックにとって彼女は大切な存在となっていたからだ。


「セリーヌが俺を愛してくれたことが、本当は言葉にできないくらい嬉しかったんだ。だから、セリーヌの気持ちに応えられなくても、せめてセリーヌの救いにはなりたかった」

「それが⋯⋯⋯、私を敵陣から助けて出してくれたり、デートを続けてくれた理由なんですね」

「でも、そんなのは間違ってた。俺はセリーヌの優しさに甘えて、お前の気持ちを弄んでしまっていた。だから今、ここではっきりと、お前が好きだって言いたい」


 自分の愛を取り戻し、彼女の気持ちから目を逸らさず、胸の内に隠し続けてきた想いを口にする。自分の弱さと臆病な心で、二度と彼女を苦しませないために、愛する者に向かってリックが告白した。

 嬉しさのあまり泣いてしまったり、彼に抱き付いて唇を奪ったり、頬を真っ赤にして照れてしまう事もなかった。ただ彼女は、もしも愛する彼に告白される日が訪れたら、絶対に言うと決めていた言葉を口にする。

 胸いっぱいの幸福に満たされた、とびっきりの優しい微笑みと共に⋯⋯⋯。


「私と、結婚してください」










 夜が明け始め、陽の光が薄暗い闇の中にあった村の光景を、徐々に明るく照らし出していく。

 家の扉を開いて現れたアングハルトは、早朝の冷たい風を肌に感じながら、静けさに包まれた村を見回した。どの家もまだ寝静まっていて、特に異常はない。胸騒ぎは気のせいだったと思いながら、歩哨に立っていた兵のもとに歩み寄った。


「異常はないか?」

「はっ。問題ありません」

「そうか。何かあれば、どんな些細なことでも知らせろ」

「了解いたしました」


 リックを護衛する兵士達は、アングハルトが選んだ精鋭である。連れてきた九人の部下に、後退で見張りをさせているのだ。

 彼女が話しかけた兵の他に、後二人が家の周囲を見張っている。状況を聞かれた兵士は、思った以上に早起きのアングハルトに少し驚いた様子だったが、彼女の顔を見るや否や驚きを隠せないでいた。

 不審に思ったアングハルトは首を傾げ、驚いている兵を真っ直ぐ見つめて理由を問う。

 

「何を驚く?」

「そっ、そのー⋯⋯⋯。何か、良いことでもあったんでしょうか?」

「⋯⋯⋯?」

「顔が、見たことないくらい嬉しそうでしたので⋯⋯⋯」

「!?」


 そう言われて初めて気付く。部下の前だというのに、つい顔が緩んでしまっていた事に気付いたアングハルトが、咳払いして気持ちを切り替える。

 すると今度は、彼女の目の前にいる兵士の方が、色々察しました言わんばかりににやけた顔をしていた。


「隊長。昨晩は随分お楽しみだったようで」

「なっ、何を勘違いしている⋯⋯⋯! ただ傍で、一晩中見張りをだな⋯⋯⋯」

「はいはい、わかってますって。将軍との仲はみんな知ってるんですから、誤魔化さんでもいいじゃないですか」

「いや全然わかってない。それと、不要な誤解を招くからこのことは誰にも言うんじゃないぞ。わかったな?」


 アングハルトが念を押しても、言うなと言われたら余計に口にしたくなるのが、人の常というものだ。分かりましたと、にやけながら兵士は首を縦に振るものの、今日中に他の兵達に喋るのは明白だった。


「そっ、そんなことよりだ。早ければ今日中にも回収部隊が現れるだろう。それまでは警戒を怠るな」

「はい隊長。休んでる連中が目を覚ましたら、念のため周辺警戒に向かいます」

「頼む。私も念を入れて、車輛から重火器を下ろしておこう。何を積んできている?」

「機関銃とバズーカ、ついでに爆薬も満載です」

「護衛任務ということを忘れたのか。誰が大量の爆薬まで持ってこいと命令した」

「しかし、襲撃された時に相手を派手にぶっ飛ばすんだって、将軍が⋯⋯⋯」

「あの人はもう⋯⋯⋯」


 急な作戦であったため、車輛に積んだ装備の点検はできていなかった。いつの間にそんなものをと、戦闘狂な自分達の司令官に頭を抱えたアングハルトは、盛大に溜め息を吐いてその場を後にするのだった。

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