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プロローグ 彼女との出会い
ありきたりな話ですが・・・・
それでもいいならどうぞ!!
キーンコーンカーンコーン
静かな学校の校庭にチャイムが響く。今日この学校は入学式である。
さっきのチャイムは、入学式の始まり告げるものだ。
全校生徒は体育館に集められている。
・・・はずなのだが、校庭には一人の影が落ちていた。
チャイムが鳴っているのに平然と校門までの道を横切っていく。
まるで、それが当たり前であるかのように。
少しして、校舎からでできた影が、校門の前に辿りつく。
もう今の時間では、通る人は1人も見当たらない。
ガシャン!校門の門が閉まる。一度目を閉じ・・・・開ける。
真上の空を仰ぎ、校舎へと体の向きを変えた。
桜の舞う校庭はとてもきれいだ。
綺麗過ぎて身震いするほどに・・・。
そういえば、美しい木の下には死体が埋まってるって聞いたことあるな・・・
あれって、実際どうなんだろう。
桜を見上げながらそんなことを考えていると、裏からガシャンという音がした。
それが、彼女との出会いだった。
すみません。読んでいただき有難うございます!!