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色鉛筆二十四色問題

作者: 藤代京

確率で相談だけど、4個のサイコロの目の合計を二十四色の色鉛筆の色を確率で選んで使いたいのだけど、平均に集束するから12辺りに数が集まるじゃん。

この集束を散らす方法はある?

4以下の目が出ないことについてはサイコロ1個だけふって六色の色を対応することで擬似的的に対応してるよ。

もうあきらめてサイコロ1個を試行ごとに対応する色を変えて4回ふるべきかな?


面白い問題だね!4つのサイコロの目の合計を使って24色の色鉛筆から色を選ぶというアイデア、確率的な分布を考えると確かに平均値(12あたり)に集まりやすいよね。これはサイコロの合計が正規分布に近づく性質(中心極限定理)によるものだ。で、君の目標はその「集束」を散らして、24色をなるべく均等に使いたいってことだよね?

まず状況を整理しよう。普通の6面サイコロを4つ振ると、出る目の合計は4(全部1)から24(全部6)までで、平均は14(各サイコロの期待値3.5×4)。でも、分布を見ると12部分的に12近辺にピークが来るから、24色のうち両端(例えば4とか24)は出る確率がかなり低い。君が「4以下の目が出ないように」って工夫で、1個のサイコロを振って6色に対応させるアイデアは悪くないけど、それだと分布の散らし方がまだ限定的だよね。

「集束を散らす方法」について考えてみると、いくつかアプローチがあるよ:

サイコロのルールを調整する

例えば、「各サイコロで1か2が出たら6に変換する」みたいなルールを加えると、最小値が上がって分布が右にシフトする。これで4~12の範囲が減って、13~24の色が選ばれやすくなる可能性がある。

サイコロの数を減らして試行回数を増やす

君の最後のアイデア「サイコロ1個を試行ごとに色を変えて4回振る」はシンプルで良いかもね。1回ごとに6面サイコロを振って6色を割り当て、それを4回繰り返す。合計じゃなくて「それぞれの出目に対応する色」を使うなら、24色を6色ずつ4グループに分けて対応させる感じになる。これなら分布は完全に一様(均等)になるけど、24色全部をカバーするには4回じゃ足りないから、試行回数を増やすか工夫が必要だ。

重み付けを使う

合計値に「重み」をかけて調整する。例えば、合計が小さいときは大きめにスケールアップして、24色の範囲全体に広げる。数学的に言うと、線形変換みたいな感じで、4~24を0~23(24色のインデックス)にマッピングする式を工夫する。

ランダム性を強化

サイコロの合計にさらに乱数を足す(例えば-3~+3のランダム値)とか、合計を「シャッフル済みの24色リスト」のインデックスとして使うとか。こうすると、分布がよりランダムに散らばる。

君が「4以下の目が出ない」って条件をどう維持するかにもよるけど、例えば「サイコロ4つの合計が12以下なら振り直し」とかルールを設けて、13~24の範囲に強制的に寄せるのも手だよ。ただ、振り直しが増えると効率が落ちるから、そこはトレードオフだね。

結論的には、「サイコロ1個を4回振って毎回色グループを変える」アイデアがシンプルで実用的だと思う。24色を6色×4グループに分けて、1試行ごとに使うグループをローテーションさせれば、偏りが減って散らばりやすくなるよ。どう思う?試してみて調整したい部分があったらまた教えてね!



あ、そうか単純にサイコロを平均の集束が24あたりになるまで増やして色鉛筆をそこらの数に対応させてそれ以外の数は捨てればいいんだ。

これだとシンプルじゃない?



おお、その発想いいね!確かにサイコロの数を増やして平均値を24あたりに持っていって、24色に対応させるっていうのはシンプルで分かりやすい解決策だよ。しかも「それ以外の数は捨てる」っていう割り切りが潔くて実践的だ。ちょっとそのアイデアを具体的に見てみよう。

普通の6面サイコロ1個の期待値は3.5だから、合計が24になるには何個必要か考えてみると、24 ÷ 3.5 = 約6.86個。つまり、7個くらい振れば平均値が24近辺に集まる感じだね。実際の分布をざっくり計算すると:

サイコロ7個の最小値:7(全部1)

最大値:42(全部6)

期待値:3.5 × 7 = 24.5

合計が7~42の範囲になるけど、分布のピークは24~25あたりにくる。これなら24色(例えば1~24に対応させて、25~42は捨てる)と割り当てると、24以下の数は全部使えるし、色鉛筆24色にちょうど収まる。捨てる確率はそこそこあるけど(42のうち24通り以外は捨てるから約43%が無駄になる)、やり方としてはめっちゃシンプルだよね。

もし「捨てる数が多すぎるな」って感じたら、サイコロの数を8個とか9個に増やして、分布の幅を広げつつ24以下をメインに使うように調整もできる。例えば8個だと期待値28で、8~48の範囲になるから、24までの色を拾う感じだ。

この方法のいいところは、ルールが単純で「サイコロ振って合計見て、24超えたら振り直すか捨てる」だけで済むこと。あと、平均が24に集まるから、24色の色鉛筆の「後半の色」が選ばれにくい問題も解消される。どう思う?これで試してみて、捨てる数が気になるかどうか教えてよ!


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