いつか世界に君の物語を。
いつも読んでいるライトノベルの主人公に憧れていた風見晴人は、ある時残念系美少女と呼ばれたボクっ娘――木下世界に主人公になってくれと懇願される。プロローグから始めよう、そう語った世界の言葉通りライトノベル顔負けの天才や超常の存在達が実は自分の近くにも存在していたことを知る。だが、世界は何故かそれを常識的に否定していた。主人公に憧れた青年と、物語を紡ぎたい木下世界のエンディングへ向けた迷走はどこにたどり着くのか。
主人公に憧れて止まない全ての人へ送る少しだけ狂った現代ファンタジー。
主人公に憧れて止まない全ての人へ送る少しだけ狂った現代ファンタジー。
六話 天才、椚沢晋治
2024/07/07 10:20