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シャーリー  作者: カメレオン
第一章
8/47

シャーリーと写真と少年④

すいません。本来はもっと長くなるはずだったのです。短いですが読んでくださるとうれしいです。

「お帰りママ!」

 視察から帰宅した少佐含むシャーリーを迎えたのは少佐の娘、久留和咲だった。

 「ただいま。お利口にしていたかい?」

 「うん!」

 「そうかい。いい子にしてた子にはご褒美をあげよう。シャーリー持ってきて」

 そう言って少佐が取りに行かせたのはホールケーキ。

 「ここ最近一緒に居られなかったからね。一緒に食べるために買ってきたんだ」

 「ありがとうママ」

 少佐が咲を抱き上げる。

 「さぁパパはリビングかい?一緒に行こう」

 「あっママちょっと待って!」

 咲が少佐の抱っこからシャーリーに近寄る。

 「ありがとう!シャーリーお姉ちゃん!」

 それはシャーリーにとっては初めての経験だった。生まれてから戦場に居続けた彼女にとって今咲が向けた笑顔は全く知らないものだった。

 シャーリーは思わず少佐を見た。先ほど車の中で喧嘩した彼女だが頼るところはそこしかなかったのだ。

 (貰ってやれ)

 少佐が口パクで伝えてくる。未だ心に戸惑いが残るシャーリーだったがとりあえずそれに従った。

 「どういたしまして。咲さん」

 シャーリーにとって初めての経験だった。



 時は流れて夜。少佐宅の書斎。主に少佐が家で仕事をしたり、日ごろの研究に時間を当てている場所だった。もっとも機密の関係で家にある仕事用具はそう多くはない。

 「で、ちゃんと渡してくれたかい?」

 書斎のモニター、そこには少佐に視察命令を出した上官の姿があった。

 「つつがなく完了しています」

 「そうかならいい。例の玩具はどうだった?」

 タイラントのことだ。兵器概要は既に知っているはずだが実際の感想を聞きたいのだろう。

 「玩具は所詮玩具です。使い物にならないでしょう。うちの人形のお墨付きです」

 それを聞いた上官は何がおかしいのか大きな声で品性もなく笑った。

 「そりゃそうだろうな!だがまぁプロパガンダって言うのは何事も必要なもんだ。自分達を優勢に見せるための武器は実際はどうあれ世論に繋がる。そう考えるなら玩具に金を払うのは惜しくない。ばれないための工作は必要だがな」

 一般市民は戦場を知らない。知っているのは戦争のきっかけとなった東京テロだけだ。東京テロが市民の感情に与えた影響は大きい。多くの人が死んだ。昨日まであったビルが倒れていく。人が人ではなく獣に変わる。それらの瞬間を知っている人達に希望が必要だった。タイラントもその一つだ。

 「でだ。玩具はともかく肝心の人形の方はどうだ?使い物になるか?」

 「今日ようやく腹の内が少し見えましたよ。でもまだまだですね。まだ肝心の部分が見えない」

 「こればっかりはお前にしか頼れん。引き続き修理の方を頼む」

 了解しました。と答え少佐は報告を終了する。

 (あれは思ったより重症だな。)

 少佐は一冊のファイルを取り出す。それは前回も見たスコアブックだった。そこには華々しい経歴が記載されている。シャーリーの記録は他のアンドロイドの追随を許さない、世が世なら英雄と呼ばれるものだった。

 (味方一名を誤射により即死させた。本来卓越した処理能力を持つアンドロイドが誤射を起こすことは無い。だが起きてしまった。その原因を探れか。いやな任務だよ本当に…)

 だが英雄の脛には決して見逃すことの出来ない大きな傷があった。


すいません。立て続けに嘘をついて。まだ過去編続きます。

いやね?一点言い訳をするならね?私の地元本来年に数回程度しか雪の降らない温暖な気候なんですがね?何故か朝家を出ようとしたら中々過去例を見ない雪が降ってましてね。

まぁ大変だった。基本的に雪に弱い民族なのでてんやわんやで。道は凍るし。

てなわけで雪に気力と体温を奪われた結果短くなりました。もう少し過去編をお楽しみください!

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